シーエイティプロデュース “オフ・シアタープロジェクト”ミュージカル「(愛おしき)ボクの時代」精鋭17名をオーデションで選出!11月15日よりトライアウト公演!

ーー「オフ・シアターからオン・シアターへのステップアップを前提にした作品づくり」を目標に、 世界に通用する日本発のミュージカルを育てていく、一大プロジェクト!オーデションで17名選出!脚本・演出は西川大貴ーー

シーエイティプロデュースは、2001 年の設立以来、翻訳劇、ストレートプレイからノンバーバルパフォーマンス、 コンサート、イベントなど、多岐に渡る舞台づくりに携わってきており、手掛ける作品のほとんどを企画から起ち上げ、年間十数本にのぼる舞台作品を発表。 しかしながら、日本オリジナルの作品を一から創り上げていく機会は非常に少ないのが現状であるが、それは演劇界全体にも言える。
また、シーエイティプロデュースでは2017年以降、年間約200日間、DDD青山クロスシアターを拠点とし、毎公演 30~40 回の公演を行うロングラン可能な上演形態を創り上げ、小規模ながら常に上質な舞台を発信していくことを目指してきており、 オフ・ブロードウェイのように約180席の緊密な空間で、演劇・ミュージカル作品を数多く上演してきている。そこで、これまで取り組んできたオフ・シアターとしての劇場利用を活かし、日本発のオリジナルミュージカルの創作を行うことに。日本のオリジナルミュージカル創作に意欲のある、これからの世代を 担う若手クリエイターとのコラボレーション企画、現場主義でのモノづくりが可能な環境を整え、十分な稽古期間を設けるだけでなく、作品をブラッシュアップさせながら、発信・認知させていくのに効果的な公演回数を確保し、一つの作品を長期的に育てていくことを目指していく。 実験・冒険的な公演形態にはなるものの、将来への投資として、良質な作品を創り上げることに重きを置き、一からの作品創造にチャレンジ!
先ずは、オフ、もしくはオフ・オフ・シアターとして、将来的にはオン・シアター(大劇場)への進出を目標とし、 世界に通用する日本発のオリジナルミュージカルを創造していくとともに、新たな人材の発掘に尽力する。
その第一弾がミュージカル「(愛おしき)ボクの時代」。脚本・演出・音楽・俳優と、各部門においてプランのブラッシュアップを図りながら本公演を目指すために、2回にわたるプレビ ュー公演期間を設けるが、この試みは実験的なものであり、作品作りとしては大変贅沢なトライアウト公演となる。
まずは、日本人特有の身体感覚・言語を素直に使って表現する日本人らしさを追求・創造をしていく作品創りを目指す。
脚本・演出を担うのは、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などのミュージカルに出演し、アーティストとしてもオリジナルアルバム2枚を発表するなど、幅広いフィールドで活躍する西川大貴、俳優としての活動にとどまらず、自身のプロジェクトで脚本・演出作品を精力的に発表するなど、クリエイティブな視点と創作への熱意を持った、これからのミュージカル界を担う若き逸材。
そして音楽を手掛けるのは、昨年スティーブ・ガッド、ウィル・リーとのトリオアルバムを発表し、クイ ンシー・ジョーンズにも認められたジャズピアニストであり作曲家の桑原あい、確かな実力と感性を兼ね備えたアーティストだ。
西川とは、これまでも自身らの音楽プロジェクト 「かららん」で共に創作活動を重ねてきており、この2名のコンビネーションに期待。また、舞台を華やかに彩る振付には、西川、桑原と同世代であり、JAZZ、HIP HOP、THEATER 他、オールジャンルの ダンスをこなし、振付家としても十分な経験値を持つ加賀谷一肇。実力とセンスと志を持つ3人のクリエイター、彼らが創造する作品に期待がかかる。
また、本場のミュージカルを熟知し、海外における小規模トライアウト公演の実績もあり、 日本においても『ミス・サイゴン』『ゴースト』など有名ミュージカルを演出した経歴のあるダレン・ヤップ氏をスーパーバイジング・ディレクターとして招いており、海外の視点からも客観的に作品をクリエイト。
作品そのものの仕上がりもさることながら、作品創りのプロセスにも要注目!
なお、スタッフ・キャストからコメントも到着した。

<スタッフ:コメント>
[脚本・演出:西川大貴]
脚本・演出の西川大貴です。
「日本人のための、日本語で書かれたミュージカル作品」がもっと増えれば良いなと思っています。
海外には素晴らしいミュージカル作品がたくさんあります。 英語で歌うために書かれた曲でも、素敵な音楽には、たとえ日本語で歌ったとしても失われない美しさがあります。 また、日本語で歌うからこそ独自の質感が生まれることも、とても素敵だと思います。
しかし言語の特性上、翻訳すると歌詞/セリフの情報量をおよそ3分の1にしなくてはならなかったり、 英語は子音で喋る言語なのに対して、日本語は母音で喋る言語であることから、 失われてしまうニュアンスやグルーヴは少なくありません。それはとても苦しいことです。
海外作品を上演することには、間違いなく大きな意味があります。 もちろん僕も、これからも関わっていきたいと思っています。 ただ、日本語で書かれた作品を作っていくこともとても大切なことだと思うのです。
もっとフラットに、シンプルに、ミュージカルをやってみたい! これは僕が常に思っていることです。 やり方は色々あるとは思うのですが、今回はそのひとつを試してみたいと思います。
いま敢えて、 試す と書きました。今回はトライアウト公演です。 正解かどうかもわからない正解をただ急いで探すのではなく、 このように試しながら作っていける機会をいただけたことに心から感謝します。
「今の日本らしい」ミュージカル作品を作ってみようという試みです。 面白がってくださる皆様。劇場でお待ちしております!

[スーパーバイジング・ディレクター:ダレン・ヤップ]
大貴とは、2012 年に(僕が演出補を務めた)『ミス・サイゴン』で出逢って以来の付き合いになります。
大事な友人であり、人として、役者として、ダンサーとして、脚本家として、そして今は演出家としても心から尊敬して いる彼と一緒にこの冒険に挑めることを、とても楽しみにしています。
『(愛おしき) ボクの時代』は日本で生まれるオリジナル作品ですが、世代間や親子間で生じるギャップやすれ違い など、世界共通のテーマを盛り込んだものになりそうです。
作品を一からクリエイトすることはとても名誉なことですし、その新作を観客の前でトライアウトし、皆さんのレスポンス も受けながら作品を作り上げることができるのは大変有意義なことです。このような機会を与えてくださった江口さんをは じめとするシーエイティプロデュースの皆さんに感謝します。
素晴らしく面白いミュージカルになる素質を持っていますので、皆さんにも楽しんでいただけますように!
スーパーバイジング・ディレクター ダレン・ヤップ

<キャスト:コメント>
[天羽尚吾]
気鋭のプロジェクトにオリジナルキャストとして参加することができて、とても幸せです。プレビュー公演を通じて、観客の皆様と共に唯 一無二のミュージカルを創り上げたいです。歌って踊って過ごしてきた僕の命を捧げます。
[猪俣三四郎]
ストレート畑からの大挑戦です。ミュージカル経験の少なさを逆手にとって、どれだけ普通に喋るように歌えるか、気持ちで動けるか、 稽古でじっくり試行錯誤していきます。この企画自体もそうですが、観た方に”普通のミュージカル俳優とちょっと違うけど、こういう人も 全然アリだな”と思って頂けますように。
[上田亜希子]
『日本人特有の表現でオリジナルミュージカルを発信する』というコンセプトに惹かれ参加したオーディション現場は、想像以上に愛に 満ち溢れていて『このチームが作るものは、必ずや素晴らしい作品になるだろうな』と確信しました。 ご一緒出来るご縁を感謝すると同時に、才能ある方々と一緒に作品を作れることが、今から楽しみでなりません。
[梅田彩佳]
今回出演させて頂けることが本当に嬉しいです。作って、本番、壊して、本番、ブラッシュアップして、本番。初めて経験する工程で、 ワクワクと緊張が止まりませんが、演出の西川さんから沢山吸収して自分を高めていきたいと思ってます。
よろしくお願いします!
[岡村さやか]
和やかな雰囲気の中、一人一人に向き合って個性を引き出してくれる、そんなオーディションでした。トライアウト公演という形で、ど のような発見や学びがあるのか、とても楽しみにしています。この作品が花開いていく一端を担い、お客様の心に残る仕事ができます よう、精一杯務めたいです。
[奥村優希]
大人になってから、中々受かることのできなかったミュージカル。苦節十数年、やっと作品が決まり本当に嬉しいです。自分がやれる 以上のことをやりきりたい。スタート地点に立った今、さらに大きな夢をこの作品に描いて歩んでいきたいと思います。
[風間由次郎]
この作品に対して自分に何が出来るか考えるだけでも凄く楽しみです。 どんな大きな作品も産声を上げなければ始まらなかったように、このトライアウト公演が大きな一歩である事に間違いはないと思って います。演出の西川大貴くんも、振付の加賀谷一肇くんも同世代なので、稽古からお互い刺激し合えたらいいなと思っています!
[加藤梨里香]
企画発表時から気になってきた作品だったので、今回出演させていただくことになり、嬉しい気持ちでいっぱいです! これからどんな言葉や音と出会えるのか、どんなお稽古が待っているのか…。ワクワクしております。 脳みそをふにゃふにゃにして臨みたいと思います!
[塩口量平]
塩口量平です。
新たな自分と出逢いたい。それが今作に応募する動機でした。 この度キャストとして参加させて頂けることになり、稽古本番が既に待ちきれません。 新たな自分で皆様と出逢えますように。がんばります。
[四宮吏桜]
今回この舞台で色んな個性の演者の方々、クリエイティブスタッフの皆様とも共に作品を作れること大変嬉しく、楽しみに思っておりま す!舞台を観に来られたお客様一人ひとりに喜んでいただくべく、私ならではの色を添えて最っ高の瞬間をお届け出来るように頑張 っていきたいと思います!
[関根麻帆]
日本のオリジナルミュージカルを、本公演だけでなくトライアウト公演まで(しかも 2 回も!)出来るなんて、なんっって贅沢なモノヅ クリの現場なんだろうと震えました!これはペリー来航の時以来の気持ちの昂りです!!
開港(幕)はまもなくっ!!!
[寺町有美子]
兵庫県出身 21 歳、東京でのミュージカルの舞台は初挑戦です!この舞台を通してたくさんのことを吸収し、役者として成長したい と思っております。稽古開始が待ち遠しいです!! まだまだ未熟者ではありますが、お客様の心に残るものを作りたいという思いを胸に 精一杯努めさせていただきます。応援よろしくお願い致します!
[橋本彩花]
素敵なキャスト・スタッフの皆様とこの作品に携わることができ、とても光栄に思っています。私自身、久しぶりのミュージカルで、非常 に刺激的な毎日になるのではと楽しみで仕方ありません。愛される作品になるよう、大切に演じさせて頂きます。
[深瀬友梨]
はじめまして!山形県出身の深瀬友梨です。 今回、このプロジェクトを知ってすぐに挑戦したい!!と決めました。日本では希なトライアウト公演、先を見据えた新しいプロジェクト のこの舞台に出演出来るのが本当に嬉しいです! 久しぶりに舞台でタップを踊れるのも嬉しいですし、これから始まる稽古が楽し みで仕方がないです!新しいことにも全力で挑戦していきたいです!!
[溝口悟光]
今年大学を卒業して以来、初めての舞台です。 約三ヶ月間、西川さんをはじめ素晴らしいスタッフ共演者の皆さんとこの作品に関われることに感謝して、全てにおいて未熟な今の 自分から成長できるよう努力していきます。 稽古が始まるまで少し時間があるので、眠っていたタップシューズを引っ張り出してしっかり練習しておこうと思います。
[宮島朋宏]
なんとスリリングで舞台愛にあふれた企画か!「新たな試み」に興奮する私としては、もうワクワクが止まりません。今回いただいたご縁 を存分に生かして未知なる化学反応をどこまでも追い求めたいと思います。貪欲に。どうぞ楽しみにしていてください!
[吉田要士]
この作品に携わることができ、とても嬉しく思ってます。
【オフからオンシアターへ】と、作品を成長させていく、そのプロセス。 そして、西川大貴さんの脚本・演出、またスーパーバイザーにダレン・ヤップさんをお迎えして、どのような作品に仕上がっていくのか! その中で、自分自身がどう存在できるのか?とても楽しみです。

【公演概要】
公演タイトル:ミュージカル『(愛おしき)ボクの時代』
日程・場所:
11/15(金)~18(月) 1st プレビュー公演 11/23(土・祝)~26(火) 2nd プレビュー公演 11/30(土)~12/15(日) 本公演 DDD青山クロスシアター
脚本・演出:西川大貴
音楽:桑原あい
振付:加賀谷一肇
スーパーバイジング・ディレクター:ダレン・ヤップ
企画・主催:シーエイティプロデュース
公式HP:https://www.stagegate.jp