ーーキーワードは「2人」。どんな未来なら僕らは傷つけあわずに済んだのだろうーー
前作『いつか~one fine day』で2019年読売演劇大賞上半期の候補作にノミネート(スタッフ賞=音楽)されたconSeptのMusical Dramaシリーズ。 その第3弾として2019年11月20日~29日まで都内の[六行会ホール]と[ひらつかホール]の2会場で上演される『In This House~最後の夜、 最初の朝~』から、 そのメインビジュアルとPVが公開されました。 出演は岸祐二、 入絵加奈子、 綿引さやか、 川原一馬。 初演に引き続き演出は板垣恭一、 音楽監督は桑原まこ。
再演にあたってのテーマは「2人」。
今回はチケットにも「2人席」を設けるなど、 伴侶、 友人、 相方・・・などなどいろんな形の2人の在り方について、 観客の皆さんそれぞれに感じたり考えたり・・・・・・。
でもこのアイデアが生まれたのは初演をご覧になった観客の皆さんの声から。
そんな訳でPVにもテーマを意識したちょっとしたアイデアが!
まずは公開されているのバージョンAをご覧ください!
そして8月30日(金)に公開されるバージョンBと並べて再生すると・・・。
バージョンB、 要チェックです!
8/30に公式サイトやツイッター等から是非ご確認ください!!
【作品概要】
優しさのつもりで、 大事なその人をどれほど傷つけてしまっただろうか-
誰もが一度は体験するであろう普遍的な物語を音楽と芝居の魅力を掛け合わせた大人のミュージカルとしてお届けするMusical Dramaシリーズ。
その第1弾として2018年4月に上演された『In This House~最後の夜、 最初の朝~』はシリーズスタートに相応しい上質な仕上がりで好評を博しました。 独白と会話、 歌と音楽が絶妙に入り組んでいる本作は、 上質な短編小説を読むような感覚さえ与え観るものの想像力を刺激するミュージカル。
更に実力派キャストによる説得力ある演技と歌唱力は作品の世界感をより大きく深く広げてくれます。
今回新たにジョニー役として『ハイキュー!!︎』『宝塚BOYS』などで注目を集める川原一馬が参加。
4人の出演者と4人編成の室内楽で紡がれる静かながらも濃密な大晦日の一晩の出来事に身を委ねてみてください。
家族として、 恋人として、 人生をともに歩む友人として
その心に秘めた記憶と真実についての物語。
人は誰かの行動に影響を受け、 また誰かに影響を与えながら生きています。
そして誰かを愛するということは、 互いに強く影響しあうということ。
与え、 与えられた影響はやがて予想もしなかった場所へとそれぞれの人生を導いていく。
あのときした選択に後悔はありますか?
相手を思う気持ちから自分の思いを押し付けたことはありますか?
ヘンリーとルイーサは過去の自分たちの愛情について、 ジョニーとアニーは未来の自分たちの愛情について、 それぞれどう向き合うべきか、 今日“この家で”次のステージへ進むための選択をすることになります。
短編小説のように繊細で濃密なミュージカルドラマ
日本が海外初上演となった『In This House~最後の夜、 最初の朝~』は独白と会話、 歌と音楽が奇妙に入り組んで進行するオフブロードウェイの隠れた秀作。
元アメフト選手から一転、 グラミー賞を含め80年代~90年代の音楽チャート・ナンバーワン曲を12曲も手がけた稀有なキャリアを持つ作者マイク・リードの情緒豊かで哀愁漂うメロディーが、 大人のドラマを知的に紡いだと絶賛されました。 まるでよくできた短編小説のページをめくるように、 繊細ながらも凝縮された世界をきっと楽しんでいただけるはずです。
[CHARACTOR]
ヘンリー・アーデン(岸祐二)
ルイーサの夫。 豪快で男らしい人物であると同時に、 いろんなことに好奇心旺盛でもある。 ユーモアのセンスも逸品。
ルイーサ・アーデン(入絵加奈子)
ヘンリーの妻。 生涯バージニア州の片田舎で暮らしてきたが、 率直で気品のある女性。
アニー・フリードキン(綿引さやか)
救急看護師。 特に世界の災害地で活動しているため、 年中世界を飛び回っている。 神経質だが頭の回転が速く機転がきく。
ジョニー・ダマート(川原一馬)
イタリアからアメリカへの移民3世。 ハンサムで面倒見がよくやる気に満ちている。 ワシントンD.C.で警察官の職に就いている。
<SYNOPSIS>
とある大晦日、 年老いた農夫であるヘンリー・アーデンと彼の妻・ルイーサはバージニア州の片田舎にある、 長年住んでいた家を久し振りに訪れる。
壁の岩は一部が崩れ、 ドアのヒンジは片方がなくなっている。 彼らの間にはどこか張り詰めた空気が流れ、 二人は過ぎた時間を振り返る。
そこへ若い二人のカップルがやってくる。 ジョニー・ダマートとアニー・フリードキンだ。 ジョニーが恋人であるアニーを迎えに空港に行った帰り、 雪道に滑ってしまい車が故障で立ち往生しているので助けて欲しいと頼まれる。 その田舎道は携帯が通じないため電話を貸して欲しいと言うジョニーだったが、 あいにくヘンリー達の朽ちた昔の家に電話はなく、 翌朝天気が落ち着くまでその家でお世話になることに。
その大晦日の夜、 4人は代わる代わる自分とお互いの話を語ることになる。
ヘンリーが昔はマイナーリーグで将来有望な野球選手だったこと。
ルイーサとヘンリーが大恋愛をしていたこと。
ジョニーがイタリアからの移民3世で警察官の職に就いているが実は文才があるということ。
そしてアニーは世界中の被災地を駆け回る、 野戦病院の救急看護師であるということ。
楽しげに生い立ちや今の暮らしを語る一方で、 4人はそれぞれの胸に後悔と葛藤、 そして隠し事を抱えていた。 ヘンリーが野球を辞めてしまった理由、 アーデン夫妻の娘が亡くなった経緯、 アニーが自分との結婚に躊躇している理由を理解できないジョニー、 どこかに落ち着くことへの違和感を拭えないアニー。
やがて夜も更け4人は少しずつ胸の内を語り始める。
【公演概要】
日程・場所:2019年11月20日~29日 六行会ホール・ひらつかホール
[STAFF]
脚本:サラ・シュレジンジャー(Sarah Schlesinger)
マイク・リード(Mike Reid)
ジョナサン・バーンスタイン(Jonathan Bernstein)
作詞:サラ・シュレジンジャー(Sarah Schlesinger)
作曲:マイク・リード(Mike Reid)
日本語上演台本・訳詞・演出:板垣恭一
翻訳:主計大輔 / 音楽監督:桑原まこ / 美術:乘峯雅寛 / 照明:中村嘉雄(REDEL)
音響:戸田雄樹(エディスグローヴ) / 衣裳:KO3UKE / ヘアメイク:田中エミ
舞台監督:後藤恭徳(ニケステージワークス) / 宣伝デザイン:柚木竜也(aboka design)
スチール撮影:前康輔 / プロモーション動画制作:深沢麿央 / 撮影:角 直和(極楽映像社)
協力:キューブ、 オスカープロモーション、 エレメンツ
宣伝:大林里枝 / 制作:ウォン・ジヘ / プロデューサー:宋元燮
後援:TBSラジオ / 企画・製作・主催:conSept