「デュラララ!!」は、成田良悟作、ヤスダスズヒト絵による小説で、2004 年に電撃文庫(KADOKAWA) より刊行。 13 巻で第 1 部が完結した後にも第 2 シリーズ「デュラララ!!SH」やスピンオフなどが 刊行されています。
また、TV アニメシリーズは 2010 年より放送された第 1 期に加え、2015 年には第 2 期「デュラララ!!×2」も製作され、全 60 話が放送されました。さらには、コミカライズやゲーム化もされ、 大きくメディアミックスされたヒットタイトルです。
TV アニメ放送の第 1 期放送から、2020 年でちょうど 10 年。 節目となるこの年に、待望の舞台化を果たすこととなりました。
演出を手がけるのは、ミュージカル「薄桜鬼」やミュージカル「黒執事」、「メサイア」 等の舞台作品に加え、「仮面ライダー」シリーズの脚本も執筆し 幅広く活躍している毛利亘宏氏。
そして脚本は TV アニメ「デュラララ!!」のシリーズ構成である 高木登氏が手がけます。
公演は 2020 年 4 月から 5 月にかけ、東京・愛知・大阪の 3 か所にて!
<デュラララ!!」ストーリー>
都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ) の誘いもあり地元を離れて池袋にある来良学園に入学してきた。しかし池袋の街は帝人の想像以上 の非日常だった。 標識をへし折り自動販売機をぶん投げる平和島静雄(へいわじましずお)や情報屋の折原臨也(おり はらいざや)、ダラーズや黄巾族と呼ばれるカラーギャング、そして極めつけは漆黒のバイクを駆る “首なしライダー”!! そして気が付いた時には、帝人も非日常の中心に吸い寄せられていくのであった……
<成田良悟氏コメント>
舞台化! 舞台化です!
『デュラララ!!』のアニメ放映からもうすぐ10年というこの時期、新たな形のメディアミ ックスが生まれる事となり感慨深いです。『デュラララ!!×2』の放映が各国配信でとても 好調だった事や、映像ソフト、グッズ、そして原作小説やコミカライズと言ったものを様々 な形で応援して下さったファンの皆さんのおかげです! 本当にありがとうございます! 高校の時演劇部だった私からすれば、舞台化というものに対しては、アニメや漫画とは別 の様々な感情が浮かび上がります。 最初に話を聞いた時は驚き、果たして『デュラララ!!』を舞台にできるのだろうかと思いま したが、演出家が多くの特撮作品や舞台の『黒執事』の舞台などを手がけたベテラン演出 家の毛利さんであり、脚本がなんとアニメシリーズでもお世話になった高木さんに決まっ たという話を頂きまして、「これは凄いものが出来そうだ」と今から観客の一人としてワク ワクしております……! 皆さんともこの感覚が共有できますよう、公開となる2020年の春までに明かされてい く追加情報を楽しみにお待ち頂ければ幸いです!
【公演情報】
原作:成田良悟『デュラララ!!』(電撃文庫刊)
原作イラスト:ヤスダスズヒト
演出:毛利亘宏
脚本:高木 登
企画・製作:アニプレックス・トライフルエンターテインメント
主催:アニプレックス・トライフルエンターテインメント・KADOKAWA・ドワンゴ(IIV)
公式ホームページ durarara-stage.com 公式ツイッター @ durarara_stage
※舞台版正式タイトル、キャスト等は後日発表。
©2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/池袋ダラーズ