劇団扉座第65回公演 『最後の伝令 菊谷栄物語』11月23日より上演!

劇団扉座第65回公演は昭和初期の物語、主人公の菊谷栄蔵は1932年、ピエル・ブリヤントの松竹座進出によりレビュー作者として登場。1932年、エノケン劇団の旗揚げ公演にオペレッタ『リオ・リタ』を提供。菊田一夫を凌ぐと言われるほど才能を高く評価されていたが、1937年9月に召集を受け、青森の陸軍歩兵第5連隊に入隊、
11月9日午後1時に中華民国(当時)で戦死、34歳没。彼が提唱した“作劇十則”は井上ひさしに大きな影響を与えたと言われている。

<あらすじ>
大震災の復興が進む昭和初期、浅草――怪しげな芸人たち、媚態を売る踊り子たち、見世物崩れの怪人たち。津軽から上京した娘・りんごは、浅草の劇場で働く遠縁の男を頼り、レビュー小屋を訪ねる。
男、菊谷栄蔵は知る人ぞ知る浅草の寵児だった。
彼は新たな舞台芸術の創造を真摯に夢見ていた。その先に見えているのは恐らく、ミュージカル。
まだ日本人たちが歪んだ西洋コンプレックスを持つ前の時代。それは戦争と同じように、自分たちはこの魅惑的な西洋の文化をも飲み込み、凌駕できるという自信を漲らせている。
栄蔵はこの混沌の浅草から広い世界と未来を見つめていた。
はじめは面食らうりんごも、徐々にその夢の世界に魅入られてゆく。
そして、りんごが踊り子修行を始めた頃、栄蔵は北支戦線に出征する。
「僕はレビュー作家として、この戦争も見て来ます」

≪キャスト≫
岡森諦・中原三千代・有馬自由・伴美奈子・犬飼淳治・鈴木利典・鈴木里沙・新原武
鈴木崇乃・野田翔太・藤田直美・塩屋愛実・砂田桃子・白金翔太・三浦修平・小笠原彩
北村由海・小川蓮・菊地歩・山川大貴・佐々木このみ/
草野とおる(客演)/柳瀬亮輔(客演)/横山結衣(AKB48 Team8)

レビューダンサー:加藤萌朝・中山珠里・藤倉百々花・三谷あかね

 

【公演概要】
劇団扉座第65回公演   『最後の伝令 菊谷栄物語』
<厚木公演>
厚木シアタープロジェクト ネクストステップ第9回公演
2019年11月23日(土)~24日(日) 厚木市文化会館・小ホール
<東京公演>
紀伊國屋書店提携公演
2019年11月27日(水)~12月1日(日) 紀伊國屋ホール

≪前売り開始日≫ ※予定
ドアクラブ先行販売 10/19(土)12:00
一般発売 10/20(日)12:00
≪チケット取扱≫
劇団扉座 03-3221-0530 (12:00~18:00 土・日・祝休 公演中平日12:00~16:00)
http://www.tobiraza.co.jp
[厚木公演]
厚木市文化会館チケット予約センター 046-224-9999
[東京公演]
チケットぴあ 0570-02-9999/Pコード:497-073
キノチケットカウンター 新宿東口 紀伊國屋書店新宿本店 5F
キノチケオンライン https://www.kinokuniya.co.jp