ポール・ギャリコの「七つの人形の恋物語」が原作。2008年初演の音楽座ミュージカルによる“大人のファンタジー”作品。悲惨な生い立ちと戦争体験によって誰にも心を開けなくなった人形遣いの男と、育ててくれた祖母が亡くなり居場所がなくなり、川に身を投げようとした少女が、男の操る7つの人形を通じて心を通わせていく様が描かれている。舞台と客席の区切りをなくす新形式の上演など、音楽座ならではの様々な実験的な取り組みをしてきた。1987年の旗揚げから現在まで音楽座ミュージカルは、音楽も台本もない全くのゼロの状態から、“チーム戦”という手法をとっている。独自の創作システム「ワームホールプロジェクト」を確立させ、「生きる」ことの根源を問い続ける独自の精神性とオリジナリティを高く評価されている。公演は11月7日より。
【公演概要】
Ongakuza Musical「7dolls」
日程・場所：
＜東京＞
2019年11月7日（木）～10日（日）
草月ホール
＜大阪＞
2019年11月21日（木）
高槻現代劇場 大ホール
原作：ポール・ギャリコ「七つの人形の恋物語」
脚本・演出・振付：ワームホールプロジェクト
製作著作・主催：ヒューマンデザイン
音楽座公式HP：http://www.ongakuza-musical.com
