ーー劇中に『民謡』を取り入れ、演奏を小山豊(津軽三味線小 山流三代目)、小山会青年部、尺八奏者小湊昭尚が、民謡歌唱指導を伊藤多喜雄が担当ーー
2020年1月24日(金)下北沢・本多劇場にて、ゴツプロ!第五回公演『狭間の轍』東京公演が開幕。その後、大阪公演を2月6日(木)より近鉄アート館、台北公演を2月21日(金)より華山 1914文創園區烏梅劇院にて行うことも決定。本公演では劇中に“民謡”を取り入れ、明治 36年、北海道江差町のはずれにある漁師町を舞台に、ニシン漁独特の文化“ソーラン節”を唄う二人の 波声船頭(ハゴエセンドウ)を中心として、変わりゆく時代や環境の中で、唄を愛し自然とともに生きる 男たちの姿を描きます。演奏は、津軽三味線小山会三代目小山豊のほか、小山会青年部、尺八奏者の小湊昭尚が担当し、民謡歌手の伊藤多喜雄が民謡歌唱指導を担当。
なお、チケットは10月25日(金)より先行販売、11月11日(月)より一般販売。
【男ばかりのゴツプロ!による、男たちの物語】 小劇場で10年20年活躍する脂の乗った40代男性俳優のみで構成する「ゴツプロ!」。2016年1月の旗揚 げ公演以降着実に人気を集めると、2018年の第三回公演『三の糸』で初めて本多劇場の舞台に立ち、 海外進出も果たす。2019年に上演した第四回公演『阿波の音』では約1年かけて阿波おどりに取り組み、 東京・大阪・台北で多くの観客を魅了した。 脚本を担当する竹田新が描くのは、濃厚な人情喜劇。家族、親子、夫婦、兄弟、友達、恋人の間に渦 巻く〈情〉を独特の感性でえぐりだす世界観は、笑いながら泣く、泣きながら笑ってしまうと定評。
【その時代の想いや匂いが伝わってくる”民謡”】 演奏を担当するのは、小山豊(津軽三味線小山流三代目)、小山会青年部、そして小湊昭尚(尺八奏 者)。小山は、幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事し、日本最大流派の1つであ る小山流の三代目として、国内・海外で演奏活動を行っている。民謡小湊流家元の長男として生まれ た小湊は、5歳より両親の手ほどきを受け、舞台活動を開始。現在、伝統邦楽、古典に加え、民謡、 ポップス、ジャズ、フュージョン、ボサ・ノヴァ等、和・洋楽などのジャンルに拘らず、テレビ、ラ ジオをはじめ国内外でのコンサート、イベントなど多方面で活動している。
[津軽三味線小山流三代目 小山豊:コメント]
人々は古より自然と共鳴してきた。 大自然は圧倒的であり恐ろしくも美しい。 その中での人々の暮らしが、生業が、節となり歌となる。 それが民謡である。 歌を聴けばその時代の想いや匂いが伝わってくるとも言える。 今日この国は生活や文化の変化に伴い、 大切な”ソレ”を失いつつある。 後世に素晴らしき民謡を繋いで行きたい。 伝えていく責任が私にはあるのだと思う。 ―津軽三味線小山流三代目 小山豊
【伊藤多喜雄が民謡歌唱指導】 様々なジャンルのミュージシャンとも共演し、積極的にライブ活動を展開する民謡歌手の伊藤多喜雄 が、ゴツプロ!第五回公演『狭間の轍』をバックアップ。今回劇中に取り入れる民謡の歌唱指導担当 している。また東京公演では、1月26日(日)昼公演および2月2日(日)千秋楽の公演後にミニライブ を行う。
【演劇による日台文化交流】 2018年2月に行ったゴツプロ!第三回公演「三の糸」台北公演をきっかけに、「台湾の若手スタッフが 日本で学び演劇を長く続けられる環境を作りたい」との台湾側の意向を受け、台北・華山1914文創園 区烏梅劇院と下北沢・本多劇場が姉妹劇場に。今回の公演でも、劇場経営スタッフや舞台技術スタッ フの交流を積極的に行い、台北公演ではワークショップなども予定されている。
【公演概要】
脚本:竹田新
演出:山野海
出演:塚原大助 浜谷康幸 佐藤正和 泉知束
/関口アナン 内谷正文 石川よしひろ/かなやす慶行 渡邊聡 44北川 演奏:小山豊(津軽三味線小山流三代目)、小山会青年部、小湊昭尚(尺八奏者) 民謡歌唱指導:伊藤多喜雄
<東京公演>
日程:2020年1月24日(金)〜2月2日(日)
会場:本多劇場
<大阪公演>
日程:2020年2月6日(木)〜2月9日(日)
会場:近鉄アート館
<台北公演>
日程:2020年2月21日(金)〜3月1日(日)
会場:華山1914文創園區烏梅劇院
<チケット> 先行販売:10月25日(金)AM11:00〜10月31日(木)11:00
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/52pro/ ※一般発売は11月11日(月)AM11:00
[東京・大阪・台北]
☆『狭間の轍』制作部(電話予約):090-8171-8180(受付時間:11:00〜19:00※日曜休)
<お問い合わせ> 52@52pro.info
<ゴツプロ!公式サイト> https://52pro.info/
企画・製作・主催:ゴツプロ合同会社