社会現象を巻き起こしている、音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』現在、多彩な展開を見せているが、今回は初舞台化。
幕開き、靴の音、一人の男が登場し、ノリの良い音楽、そしてもう一人、登場する。“Yeah!”と呼びかければ客席も応える。この二人が前説と注意事項を楽しく解説する。グッズの紹介や使い方など伝授、観客を巻き込んで舞台を盛り上げるための練習をする。それから本編が始まる。
けたたましいサイレンの音、映像と語りでこの作品の世界観を説明する。
争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わられた。その名は「ヒプノシスマイク」。人々はラップを使って優劣を決する。各ディビジョンの代表のMCグループがバトルをして勝った地区は決められた分の領土を獲得することができる、というもの。兵器ではなく、言葉が力を持つことになった世界で男たちの譲れない戦いが描かれる。それからタイトルロゴ、オープニングが始まる。登場人物たちが一人ずつ登場する。歌、ダンス、そして大音量の音楽に映像、すぐに没入感に浸れる舞台、鑑賞している観客は、この作品・物語の目撃者でもある。キャスト勢揃いで歌い、踊る場面は圧巻で華やか。 原作に登場するイケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の他に舞台オリジナルであるアカバネ・ディビジョン“North Bastard”が登場するのが大きな注目点だ。このアカバネ・ディビジョンがストーリーの鍵を握る。
バトルシーンは当然ラップなので、ショーアップされた場面が『これでもか』と繰り出される。映像、照明、激しいダンスに歌、ビートに乗った言葉が繰り出されていく。ライブ感、没入感抜群のステージー、ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B“のレベルの高いダンス演出、群舞、ノリノリになりつつ、ストーリーに引き込まれる。山田一郎(高野 洸)は堂庵和聖(岸本勇太)のことを「俺のダチだ」と言う。アカバネ・ディビジョンの好戦的な態度、ヨコハマ・ディビジョンとの関係、それぞれのバトルの行方は?そして、彼らは・・・・・。バトルはもちろん、彼らの人間関係も見逃せない。ストレートプレイでもない、ミュージカルでもない、音楽劇でもなく、ライブでもない、カテゴリーの枠を超えた新しいステージ、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-、見逃せないコンテンツだ。
<ヒプノシスマイクとは>
H歴 武力による戦争は根絶された… 争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。
その名も【ヒプノシスマイク】 このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。
人々はラップを使い、優劣を決する。 男性は中王区外のイケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、シンジュク・ディビジョン等の区画で 生活をすることになる。各ディビジョン代表の MCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の領土を獲得することができる。 兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で今、男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まる。
【公演概要】
2019年11月15日(金)~12月1日(日)
品川プリンスホテル ステラボール
原作:EVIL LINE RECORDS
演出:植木 豪
脚本:亀田真二郎
出演:
イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“
山田一郎:高野 洸
山田二郎:松田昇大
山田三郎:秋嶋隆斗
ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“
碧棺左馬刻:阿部顕嵐
入間銃兎:水江建太
毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気
アカバネ・ディビジョン“North Bastard“
堂庵和聖:岸本勇太
狐久里梁山:南部海人
蛇穴健栄:松浦 司
ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B“
Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMU Dolton KENTA GeN 松永一哉
主催:『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会
公式サイト:https://hypnosismic-stage.com/
公式ツイッター:https://twitter.com/hm_rtstage