鴻上尚史 作・演出 新作オリジナル音楽劇。 中山優馬×松岡 充×中村雅俊 トリプル主演!! KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』

ーー胸の中で鳴りやまない音楽を、ぶつかり転がりながらも追い求めるライブが始まる。 これは、夢におびえ、夢をあきらめ、夢をもう一度と願う三世代の男達と彼らと共に闘う女達の物語。 夢見る時期に終わりはあるのか!?ーー

 

 作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろし、 森雪之丞が作詞・音楽監修を手掛ける新作オリジナル音楽劇。夢に翻弄される20代・40代・60代の三世代 の男たちの物語を描き出す。
物語の主軸となる三世代の男には、歌手としてだけでなく近年は舞台を はじめ映像作品においてもその俳優としての 魅力を存分に発揮している中山優馬、アーティストとしての実力もさることながらミュージカル俳優として数々の作品に 出演する松岡充、歌手・俳優として確固たる地位を築き、鴻上作品へ10年ぶりの出演を果たす中村雅俊という歌手・ 俳優としての顔を持つ三人。そして、その三人の男たちに関わる二人の女に、アイドル活動を経て現在は女優 として活動する森田涼花、日本を代表するミュージカル女優として話題作への出演が続く久野綾希子。まさに実力派揃いである。

20代のミュージシャンは夢におびえ、40代のビジネスマンは夢をあきらめ、60代の結婚詐欺師は夢をつかもうとあがく。 三世代の男達がぶつかり、それを見つめる女達もまた、自分の夢を追って闘う。

<ストーリー>
物語は、昔ロッカーだった男の元に若い男性がやって来る所から始まる。青年は、今は納豆を売っている男に「私はあな たの子供だ。母親はあなたのファンだった」と告げる。ロックバンドをやっていた男は、20代にそんなことがあったようななかった ような気がして混乱する。
父親の姿に失望した青年に夢をあきらめるなと熱く語る60代の男性は、「夢を売る結婚詐欺師」だった。彼は納豆売り の母親を口説き、納豆売りの娘はロックを捨てようとする若者と出会う。
転がり続ける人生の中で、誰にも胸の中に鳴りやまない音楽がある。愛してやまない音楽がある。夢はいつまで見ていい のか。三世代がぶつかり、あがき、歌い上げる物語。

なお、演出家、出演者のコメントも到着した。

<作・演出 鴻上尚史>
三世代の男達が、夢を見ること、歌うこと、生きることをめぐって戦う物語です。 二十代は夢に怯え、四十代は夢を諦め、六十代は夢を取り戻そうとあがく。 三世代にわたる素敵な男優さんに集まっていただくことができました。二十代の中山優馬さんは、クールな外見の中にほと ばしるエネルギーを秘めた俳優です。ロックスターを夢見る若者を演じます。四十代の松岡充さんはミュージシャンの顔と共 にすっかり魅力的な俳優の顔を持つようになりました。歌を諦めて、納豆会社の社長になったビジネスマンからスタートしま す。六十代の中村雅俊さんは、僕にとっては永遠の青春スターでありいつまでもかっこいい大人です。微笑みながら女性をだます、優しい結婚詐欺師を演じます。 そして、その戦いに、実力俳優でありながらずっとチャーミングな久野綾希子さんと、野望に燃える可愛い若手女優 森田涼花さんが参加してくれます。 久野さんは、松岡充さんの母親の役で中村雅俊さんに恋をします。森田涼花さん は松岡充さんの娘役であり、中山優馬さんと恋に落ちます。 三世代の男達の戦いを支えるだけではなく、女性達もまた自分自身の人生を生きるために戦うのです。 胸の中で鳴りやまない音楽を、ぶつかりながらも追い求めるライブが始まる。夢見る時期に終りはあるのか!? ご期待下さい。

<中山優馬>
前回の鴻上さんの舞台(ベター・ハーフ)を拝見して、こういう作品に出てみたい、演出を受けたいと思っていたので、 今回出演できることがとても光栄です。物語は、複雑な関係性や、いくつもの欲望が渦巻き展開していく話だと聞いてい るので、今からとても楽しみにしています。中村雅俊さん、松岡充さんと共演させていただくのは初めてですが、歌やお芝居 はずっと拝見していましたので、思いきり飛び込んで、演じていけたらいいなと思っています。

<松岡充>
鴻上尚史に出逢わなければ、僕は演劇界のステージには居なかった。鴻上さんは、僕にとって演劇の神様。 演劇という表現で何を伝えられるのか? その可能性を考えるキッカケをくれた尊敬するアーティスト。 その鴻上さんの新作。演らないわけが無い。そして、面白く無いわけが無い。 この作品のチケットは、保証書のあるチケットの様なもの。 ご期待くださいではなく、ご安心ください。あなたの想像を超える、新しい自分に出逢える作品です。

<中村雅俊>
今回の舞台は、まだどんな内容なのかわからない。 このわからないが面白い。知らないということは実に面白い! 想像の範囲を超えた、素晴らしい何かが!
私の心はドキドキしています。 また鴻上さんと10年ぶりに一緒に仕事が出来ることを、凄く楽しみにしています。

<森田涼花>
鴻上さんは初日からとても温かい空気で迎えて下さり、お会いして益々どんな作品になるのか楽しみになりました。 みなさんと一緒に作品を作っていけることに高揚しています。
稽古から楽しくやれれば と言って下さったので、楽しむ気持ちも忘れずに取り組めたらなと思っています。

<久野綾希子>
今回、鴻上さん作演出のオリジナル作品に出演させて頂くことになり、とてもワクワクしています。私は60代半ばで「結婚」 まで考えて前向きに生き生きと歩んでいく女性を演じます。中山優馬さんとは『Endless SHOCK』で共演したばかりで、 中村雅俊さんは20年以上前のミュージカル以来、松岡充さんと森田涼花さんは初めてご一緒させて頂きます。5人だけ でつくる舞台がどんな世界になっていくのか・・・。皆さんの前に立つ日が、今から楽しみで胸が躍っています。

 

 

<公演概要>

KOKAMI@network vol.16 『ローリング・ソング』

作・演出:鴻上尚史

出演:中山優馬 松岡充 中村雅俊 森田涼花 久野綾希子 / ほか

日程・場所:
2018年8月11日(土)~9月2日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

2018年9月5日(水)~9月6日(木)
久留米シティプラザ(ザ・グランドホール)

2018年9月14日(金)~9月16日(日)
サンケイホールブリーゼ