真田佑馬:主演「27 -7ORDER-」愛さえあれば!心揺さぶる音楽を!ロックを!

「27 -7ORDER-」が開幕した。舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』に出演、本作では一人二役の難役に挑む主演 “7ORDER“の〝真田佑馬〟を中心に、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~等へ出演し、高い演技力に定評のある〝定本楓馬〟。舞台「この音とまれ!」で主演を務めた〝財木琢磨〟。舞台 『刀剣乱舞』で人気を博す〝梅津瑞樹〟。舞台『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』に出演の 〝北川尚弥〟。映画「HiGH&LOW THE WORST」からは〝中島 健〟。『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-で人気急上昇中の〝松田昇大〟。『貴族誕生 PRINCE OF LEGEND』 (NTV)に出演の〝髙橋祐理〟。「HiGH&LOW THE WORST」のメインキャストを演じた〝前田瑞貴〟等、超豪華イケメンキャスト陣が総出演。そして唯一の女性キャストは『乃木坂46版ミュージカル美少女戦士セーラームーン』タキシード仮面が好評だった石井美絵子。
冒頭で作品の世界観を説明、このシリーズを初めて観劇するなら、ここは押さえておきたい。そして・・・・・勢いよく始まる。「ようやく揃ったな!」「こういうのは7人だ!」「いくぞ!」「俺たち!」「7ORDER!!!!!」

ロックな始まり方、「AZ法」という法律が施行され、抑圧された世界、自由を叫びたくなる、音楽で。この物語の主人公であるユウマ(真田佑馬)は天涯孤独であったが、今は仲間たちと「7ORDER」というグループを結成。とはいうもののユウマはいまひとつ、すっきりとはしない。彼の父であるカズマ(真田佑馬)が遺した日記、ユウマは「親父みたいにはなりたくない」 と思っていた。自分を捨てた父親、闇を抱えたままの状態、しかし、日記の内容を辿ると・・・・・・そこには思いもよらない真実が隠されていた。

次第に明らかになっていく謎、そして父と母のこと、父の音楽、自身の出生、そして自分の置かれた世界、バンドの仲間たち、ユウマは様々なことに気づいていく。また、幼馴染のヤマト(財木琢磨)、ダークスーツをきこなしていることからもわかるが、いつしかユウマとは真逆の道に進んでいた。そういったサイドストーリーもしっかり。
タイトルで使用している数字『27』。ロックに詳しい人なら、すぐにピンとくるかもしれない。ジミ・ヘンドリックスは1942年生まれ、1970年没、27歳で死去。没後50年近く経った現在でもロック史上最高のギタリストとして評価されている。また、ジャニス・ジョップリンも1943年生まれ、1970年没、27歳で死去。1979年にはベット・ミドラー主演で彼女をモデルにした映画「ローズ」が製作されている。そんなことをちょっと押さえておくと作品が俄然、面白く感じる。
ライブシーンはふんだんに!熱く演じるキャスト陣、音楽も中身もロック!愛さえあれば!な舞台であった。

ゲネプロ前に囲み会見があった。
登壇したのは、真田佑馬、定本楓馬、財木琢磨、梅津瑞樹、北川尚弥、中島 健、松田昇大、石井美絵子、そして演出の丸尾丸一郎。
「ユウマとカズマの2役やります。大変ですが、全力で演じます。」(真田佑馬)
「今日は北海道が−36度と冷え込んでいますが、こちらの舞台は熱いです!日本の平均気温をあげられるように頑張ります」(定本楓馬)
「この舞台はいろんな、たくさんの愛が詰まっています。僕自身もエネルギーをガンガン放ってお客様にお届けしたいです」(財木琢磨)
「今日は北海道が−36度・・・・(笑)、歌、ダンス、盛りだくさん!ガンガン芝居も!全力で!」(梅津瑞樹)
「梅ちゃんが言ってた通り、歌、ダンスがたくさんあってお客様と一体になって(僕たちも)楽しんで、お客様にも楽しんでいただけたら」(北川尚弥)
「今日は北海道が−36度・・・・(笑)、個人的には挑戦的な役どころなので、舞台上で!もっと!もっと!」(中島 健)
「音楽もあってすごく熱い舞台です。ぜひ、劇場で!」(松田昇大)
「題材はすごくシンプルです。みなさんは人生で一回はあるかと思いますが、音楽で背中を押されたり、勇気をもらうことってあると思います。勇気や背中を押せる作品になれたらいいな、と思い、1ヶ月間、稽古をしてきました。一丸となっていくので!」(石井美絵子)
「真田佑馬くんと話してて『愛と暴力と・・・・に』してやろうと(笑)、出来上がったらすごくあったかい舞台になりました。これは、今の僕たちが大切にしていることかな?と。凡人たちがあがきながら作ったロックな舞台です!ぜひ、劇場で!」(丸尾丸一郎)
一人二役を演じることについて真田佑馬は「一瞬で変わって一瞬で戻る・・・・・面白いなと。ユウマとカズマ、どう悩んできたかを・・・・・」と語る。ここの『チェンジ』は必見。また、ユウマ、27歳、カズマ27歳、時代は違えど・・・・・ここについては「時代が違ったら、どう生きるのかっていう展開」とコメント。作品タイトルである「27 -7ORDER-」、ここに関しては観ていれば、おのずと。演奏シーンも多く「音楽っていいなーと。最後の曲を書かせてもらいました!初めて僕以外の役者さんが歌ってる・・・・・・音楽で心がぽかっとあったかくなってくれれば」と真田佑馬が締めて会見は終了した。

<物語>
舞台は、多国籍民の流入によって荒廃した近未来のとある国。 10年前、国民を統制するために、個々を 「A」から「Z」にランク付けする「AZ法」という法律が施行され、国民の生活は一変。下位の人間は、音楽を聴くことさえも禁止された。
国からダウンクラスの「Z」に分類されたユウマ(27)は、そんな法律に抵抗するため、仲間達とともに 「7ORDER」というグループを結成する。
メンバーは「バンドをやろう!」と盛り上がるが、ユウマは乗る気になれず悶々としていた。 そんなユウマの父・カズマは、伝説のロックバンド「memento mori」のミュージシャンだった。
しかし、ユウマを産んですぐに亡くなった母の後を追い、父もこの世を去ってしまったため、ユウマは両親 のことを何も知らない。唯一の手がかりは、父が残した一冊の日記帳。
自分を捨てた父への怒りと悲しみから、心に闇を抱え生きてきたユウマは「親父みたいにはなりたくない」 と思っていたが…。
父が残した日記の内容を辿るごとに解き明かされていく真実。
果たしてユウマは「AZ 法」の抑圧から解放され、音楽を楽しむ世界を取り戻すことはできるのか?

【公演概要】
<東京>
2020年2月9日(日)~2月16日(日)
天王洲 銀河劇場
<神戸>
2020年2月21日(金)~3月1日(日)
AiiA 2.5 Theater Kobe
演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)、河西裕介
出演:真田佑馬/定本楓馬 財木琢磨 梅津瑞樹 北川尚弥 中島 健 松田昇大 髙橋祐理 前田瑞貴 白石康介 瓦林拓弥/石井美絵子
勝又啓太 佐藤才哉 前川孟論 湊 結祐
主催:7ORDER project
公式HP:https://7order.jp
公式ツイッター:https://twitter.com/27_7order_2020
7ORDER project公式ツイッター:https://twitter.com/7order_official
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCHs0XM04nZ8zKZFxMIMajVA
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