舞台「十二大戦」東京公演開幕‼ 「神戸で積み上げた戦歴を東京でうじゃうじゃぶつけたい」 (北村 諒)、全キャストコメント掲載!

 

 

ーーどこかの世界。十二年に一度、十二支の戦士が集い争う「大戦」があった。今回は十二回目。頂点に立った一人は「どうしても叶えたいたったひとつの願い」を成就する事が出来るーー

 

『十二大戦』(じゅうにたいせん)は、西尾維新によるファンタジー小説。イラストは中村光が担当という豪華なタッグ。干支の名を宿す十二人の戦士たちの物語。参加者は“子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥”。十二人の戦士たちが『たった一つだけ叶えられる願い』を賭けて魂を揺さぶるバトルロイヤルを開戦。2017年10~12月までMBSほかにて放送したテレビアニメ「十二大戦」には、監督が細田直人、シリーズ構成に村井さだゆき、アニメーション制作をグラフィニカが担当し、そのほかキャラクターデザインに嘉手苅睦、音楽を椎名豪という豪華スタッフ陣が集結し、話題に。

 

神戸公演が終了し、いよいよ東京公演が始まる。

舞台「十二大戦」の豪華出演陣には、北村 諒(寝住役)、滝川広大(失井役)、今村美歩(妬良役)、才川コージ(憂城役)、橋本祥平(断罪兄弟・兄役)、長谷川慎也(断罪兄弟・弟役)、横山真史(迂々真役)、原 勇弥(必爺役)、竹内 夢(砂粒役)、梅村結衣(庭取役)、伊阪達也(怒突役)、護 あさな(異能肉役)、和泉宗兵(ドゥデキャプル役)と、実力派キャストが名を揃えた。

2018年5月4日から新神戸オリエンタル劇場よりスタートした舞台「十二大戦」は、映像効果やアクションなどを駆使した想像を超える演出となっており、西尾維新ならではの斬新な内容と唯一無二の世界観がしっかり舞台上で表現され、神戸の劇場は大歓声に包まれた。再現性の高さに話題沸騰となったキャラクター達は、舞台での派手な戦闘シーンや、役者陣の演技力が加わり、まさに小説から飛び出してきたかのよう!
そしてついに舞台「十二大戦」の東京公演が開幕。神戸での経験を経て、さらにパワーアップ。チケットは5月11日14:00~の追加公演以外は、早くから完売となっておりましたが、この度東京全公演の当日券と注釈付き指定席チケットの販売も決定している。

 

<キャストコメント>

 

寝住役:北村 諒

神戸で積み上げた戦歴を東京でうじゃうじゃぶつけたいと思います。

 

失井役: 滝川広大

神戸公演を終えて、自分に足りないものや、一番大切なものが何なのかを肌で感じる事が出来
ました。これは自分にとっての財産です。この気持ちを込めて、東京公演にぶつけていきたい
と思います。



妬良役 今村美歩 寅

皆様に”本当に妬良は存在していたんだ”と思って頂けるよう、更に上を目指して、 深みの増した妬良の生き様を魂込めて演じ切りたいと思います。

 

憂城役 才川コージ

いよいよ東京公演です!
神戸では美味しいご飯を食べてパワー全開!
東京でも卯の戦士としての異常ぶりを魅せていきます

 

断罪兄弟・兄役 橋本祥平

今回の舞台「十二大戦」は実際に劇場に入るまで未知な部分がとても多かったです。
でも劇場に入って場当たりし、全ての歯車が噛み合った感覚がありました。精密に
計算された舞台。きっとご覧頂くお客様を驚かせる事の出来る作品です!神戸公演
が終わり自信も十分付き、この自信を東京公演にぶつけたいと思います!
そして俺様たち断罪兄弟のコンビプレー、とくとご覧あれ!

 

 

罪兄弟・弟役 長谷川慎也

神戸公演、沢山のお客様に観ていただき感激でした!
東京公演でも舞台でしか観られない断罪兄弟のコンビネーションをみせます。そし
て動き回る首なし弟をお楽しみに。



迂々真役 横山真史

神戸公演では大きな反響をいただき、これが東京公演ではどうなるのかと今からワ クワクしております!やることは変わりませんが、1ミリでも迀々真に近づけるよ う、東京公演でもストイックにやっていきたいと思います!

必爺役 原勇弥

キャスト&スタッフのチームワークによって十二大戦の世界観を作り上げています。 楽しみにしていてください!必爺も随所で大戦を制する為の細かな策略を組んでい ますので発見していただければと幸いです。東京公演も盛り上げていきます!

砂粒役 竹内夢

不安混じりの緊張感で挑んだ初日を含め、他の公演も沢山のお客様のお顔が舞台上
から見え、ひと安心しました。
神戸から積み上げ、またひとつパワーアップした「十二大戦」を東京公演でもお見
せできるよう、千秋楽まで全力で走り抜けます!



庭取役 梅村結衣

神戸公演を終えて、お客様からたくさんのパワーを貰ったので、東京公演でも今以上
に演技に磨きをかけ、観劇してくれた皆様に「十二大戦」を観てよかったと思ってい
ただけるよう、毎公演全力で庭取を演じたいと思います!


怒突役 伊阪達也

神戸公演にてご観劇されたお客様にたくさん喜んでもらえたようなので、このまま
東京公演も、千秋楽の最後の最後までみんなで協力して、切磋琢磨して良い作品に
なるよう頑張りたいと思います。たくさん噛み付いていきます!

 

異能肉役 護 あさな

東京以外からスタートを切るのは初めてでしたが、お客さまの温かい反応や、信頼し
ているキャストスタッフのお陰で神戸公演ではやりたいことを出しきることができま
した!
東京公演ではそこから更に進化し、洗練されたものをお届けできればと思っています。
どうぞお楽しみに!



ドゥデキャプル役 和泉宗兵
今宵お集まりの観劇者の皆さま。いよいよ東京公演です。
神戸公演からのエネルギーを東京公演でお届けいたします。

エブリバディ!クラップ ユア ハンズ!

 

幕開きは厳かなパイプオルガンの音色、それから不穏を孕む音、まずはドゥデキャプル(和泉宗兵)が登場する。キャラクターがスローモーションで登場する。十二年に一度開催される第十二回目の十二大戦、いよいよ戦いの始まりだ。「互いの命を魂を賭けて殺しあう」。最後に生き残る者は誰なのか。「強い奴が勝つ!」と言う断罪兄弟・兄(橋本祥平)。原作やアニメを知っていれば最後はどうなるのかは先刻承知。とにかく映像、照明、効果音と俳優のアクションがシンクロし、あの世界観を舞台上に表現する。首のない断罪兄弟・弟(長谷川慎也)、とにかく不気味。寝住(北村諒)は希望も志も持たない。欲もなく、かといって諦めている訳でもない。十二戦士が次々と倒れていく様は最先端の技術を駆使して魅せる。ここは圧巻で、ファンならテンションが上がり、感涙する場面だ。また、心に刺さるシーンも多く、後半の失井(滝川広大)と妬良(今村美歩)の会話は涙する。

 

最後の寝住とドゥデキャプルの会話は印象的。寝住が持つ99の記憶、そして戦いに勝利した者が手にするたったひとつの願い。「叶えたい願いが俺にはない」と言う。もしも、たった一つだけ願いが叶うとしたら、人は何を希望するのだろうか?なかなかに薀蓄のある言葉だ。アニメや小説を紐解きたくなる出来栄えで楽曲も雰囲気を盛り上げる。まさに魂を揺さぶるシーンの連続、続編や再演があることを期待したい。

 

 

 

 

舞台「十二大戦」、キービジュアル&全キャラクタービジュアル発表!

 

 

【公演概要】

舞台「十二大戦」

期間:2018年5月4日(金)~5月5日(土)

会場:新神戸オリエンタル劇場

期間:2018年5月 9日(水)~5月13日(日)

会場:東京シアター1010

原作:西尾維新「十二大戦」(集英社刊)

脚本/演出:伊勢直弘

音楽:椎名豪

主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

出演:北村諒(寝住役)、 滝川広大(失井役)、今村美歩(妬良役)、才川コージ(憂城役)、橋本祥平(断罪兄弟・兄役)、長谷川慎也(断罪兄弟・ 弟役)、横山真史(迂々真役)、原 勇弥(必爺役)、竹内 夢(砂粒役)、梅村結衣(庭取役)、伊阪達也(怒突役)、護あさな(異能肉役)、和泉宗兵(ドゥデキャプル役)

舞台「十二大戦」公式サイト: http://12taisen-stage.com

公式Twitter: @12taisen-stage

©西尾維新・中村光/集英社 ©エイベックス・ピクチャーズ株式会社

※舞台写真は神戸公演のもの。

 

文:Hiromi Koh