こころの救済と絶望を独自の世界観で描いた いしいしんじの長編小説を、ウォーリー木下が舞台化!音楽劇『プラネタリウムのふたご』上演決定

2004年、三島由紀夫賞候補にもなった、いしいしんじ氏の傑作小説『プラネタリウムのふたご』を、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、『リューン』などでも活躍する気鋭の若手俳優・永田崇人(ながた たかと)と、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで越前リョーマ役を演じた阿久津仁愛(あくつ にちか)の二人によるW主演で上演する。

「麦ふみクーツェ」で第18回坪田譲二賞を2003年に受賞し、04年、06年、07年、09年と立て続けに三島由紀夫賞候補作品を上梓、12年には「ある一日」で5回目の三島由紀夫賞候補、及び織田作之助賞大賞を受賞した奇才・いしいしんじ氏。
今回はそのいしいしんじのヒューマンドラマの名作『プラネタリウムのふたご』を音楽劇として上演する。彗星にちなんで名づけられた主人公のふたごの兄弟、テンペルとタットルに、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』の孤爪研磨役をはじめ、『リューン~風の魔法と滅びの剣~』(18)や『いまを生きる』(19)といった舞台での活躍も注目されている永田崇人と、16年からミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで、青春学園一年生の主人公・越前リョーマ役を演じ続けてきた阿久津仁愛がW主演で出演する。
 永田崇人は東京ワンピースタワー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」(15-16)でのデビュー以降、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』や『リューン~風の魔法と滅びの剣~』など5年間タッグを組んだ、演出のウォーリー木下からの厚い信頼を得て、主演の舞台に立つ。そして、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの本編を2月に終え、5月の『DREAM LIVE2020』でシリーズラストを迎える阿久津仁愛は、デビュー以来演じ、その中で大きな成長を遂げてきた。永田、阿久津共に、この“若手俳優戦国時代”の中にあって、歌、ダンス、演技、とマルチな実力を発揮し好評を得、急成長を見せ続ける注目の新生が見ものだ。
またウォーリー木下は、『つながる音楽劇「麦ふみクーツェ」~everything is symphony!!~』(15)でもいしいしんじ作品を原作に脚本・演出を務めており、本作が2作目。いしいしんじワールドをより深化させ、新たな音楽劇を創り出してくれることだろう。

■演出・脚本 ウォーリー木下 コメント
5年前に上演した音楽劇『麦ふみクーツェ』からの2度目のいしいしんじさん原作の舞台化。念願の、ってやつです。20代のはじめの頃、いしいさんの小説と出会って、その世界、物語が永遠に続くような(本を閉じても)感覚、そういうものに憧れ自分も演劇を作ってきました。『プラネタリウムのふたご』も、頁を広げなくても僕の身体の中で生きています。もう15年以上前だというのに!もちろんスタッフ・キャスト、僕が信頼している人たちに集まってもらいました。演劇と文学と音楽が交差する、イメージとドラマが星座のように繋がる景色を作ります。お楽しみに。

◆キャストコメント

(左から)永田崇人、阿久津仁愛

■テンペル役 永田崇人 コメント
テンペル役を演じます。永田崇人です。演出家のウォーリー木下さんとは8度目の作品です。ふたごのタットルを演じる仁愛とは4年前の演技レッスンからの仲で、とても感慨深いです。このふたごの物語がどんな風に色づいていくのか、今からワクワクしております。都心ではあまり観ることの出来ない美しい星空をお届けできたらなと思います。
■タットル役 阿久津仁愛 コメント
ミュージカル『テニスの王子様』が終わり初めての作品となります。新たな環境、新たなステージに立てること本当に光栄です。また、事務所の同期で尊敬する先輩である崇人くんと、ふたごでW主演として共演することが出来るのがとても嬉しくて楽しみです! 今まで培ってきた経験を活かしつつ、先輩方から沢山のことを吸収しながらタットルとして素敵な舞台をお届けできるように全力で挑みます。

【公演概要】

タイトル :音楽劇『プラネタリウムのふたご』
原作     :いしいしんじ(講談社文庫)
演出・脚本 :ウォーリー⽊下
出 演 :永田崇人 阿久津仁愛 ほか

<愛知公演>
会 場 :東海市芸術劇場⼤ホール
日 程 :6⽉27⽇(⼟)〜6⽉28⽇(⽇)  

<東京公演>
会 場 :⽇本⻘年館ホール
日 程 :7⽉1⽇(⽔)〜7⽉5⽇(⽇)

<⼤阪公演>
会 場 :COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
日 程 :7⽉9⽇(⽊)〜7⽉12⽇(⽇)

企画・製作 :キューブ / サンライズプロモーション東京
お問い合わせ :<東京・愛知>サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-18:00)
          <大阪>キョードーインフォメーション0570-200-888(全日10:00~18:00)
公式HP       :https://www.planetarium-twins2020.com/