劇団子供鉅人の山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット「ピンク・リバティ」の第六回本公演『下らざるをえない坂』が5月27日(水)~31日(日)の間で浅草にある小劇場・浅草九劇にて上演されることが決定した。
ピンク・リバティとは、 山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニットで、 人間が元来抱える行き場のない寂しさを、 ユーモアを交えながら多面的に描き、 空しくも美しい情景として昇華する劇作がどの作品にも共通している。 生々しい日常の風景を出発点に、 現実と非現実が静かに混ざり合っていくストーリーテリングが特徴的だ。
本作は、 山西竜矢の新作書下ろし長編作品となり、 演出も山西自身が手掛けている。
「現在の妻との冷え切った関係に悩む男が、 出会った頃の妻と瓜二つの女に出会う」
という奇妙な出来事を発端に、 男女関係の奥底にある人間の醜さと美しさの両面を描く本作は、 ピンク・リバティらしい大人のための空しいラブストーリーとなっている。
本作の企画意図ついて山西は、 「とにかく、 ラブストーリーをやりたいと思いました。 恋愛の陰陽の両方を描き出す、 ロマンチックでグロテスクなラブストーリーです。 」と語っている。 また、 「さまざまがきれいに装飾され、 加工され、 修正され、 臭いものには蓋をせねばならない時代だからこそ、 そんな物語をやりたいと思います。 そこから逃げてはいけないとも思います。 この気味の悪い、 きたなくてきれいなラブストーリーが、 誰かの救いになれば、 こんなに嬉しいことはありません。 」と意気込みを語った。
ピンク・リバティ 第六回公演「下らざるをえない坂 」は5月27日(水)より、 浅草九劇にて上演開始。 前売りチケットの販売も開始しているとのことで、 気になる方はお早めに。
<山西竜矢プロフィール>
1989年 香川県生まれ。 ピン芸人として活動後、 俳優業へ転向。
2014年春より劇団子供鉅人の劇団員となる。 自ら俳優として舞台・映像で活躍する傍ら、 脚本・演出・映像監督としても精力的に活動。
2016年に自身が脚本・演出をつとめるピンク・リバティを旗揚げし、 翌年には第6回クォータースターコンテストにて脚本・監督した短編映画「さよならみどり」でグランプリを受賞。 イベントやショーの演出、 コント・演劇の実験公演への参加など、 枠組みに捉われずジャンルレスに活動の幅を広げ続けている。
<チケット情報>
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【公演概要】
ピンク・リバティ 第六回公演 「 下らざるをえない坂 」
日程・場所:2020年5月27日(水)− 31日(日) 浅草九劇
脚本・演出:山西竜矢
舞台監督:杉山小夜
音響:谷井貞仁(ステージオフィス)
照明:治はじめ
衣装:山西竜矢
演出助手:坂本奈央 望月香菜子(劇団襟マキトカゲ)
WEB:広垣友里絵
宣伝美術:山西竜矢
撮影:佐藤祐紀
宣伝映像:稲川悟史 山西竜矢
稽古場写真・スチール撮影:中島花子
制作:田中亜実
協力|レプロエンタテインメント キューブ サンミュージックプロダクション Jungle JFCT オフィスMORIMOTO BLUE LABEL
ミシェルエンターテイメント 劇団子供鉅人 青年団 柿喰う客 劇団かもめんたる 劇団女体盛り 終のすみか 劇団襟マキトカゲ
ポロロッカ 地道元春 キキ花香 河村真由美
主催:ピンク・リバティ