自分のスマホでシネマ歌舞伎の解説が聴ける!「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリの提供開始

松竹株式会社、 株式会社イヤホンガイド、 エヴィクサー株式会社は、 松竹が製作・配給する、 歌舞伎の舞台を映画館で上映する「シネマ歌舞伎」作品の進行に合わせてあらすじや時代背景などを音声で解説するスマートフォンアプリケーション「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリを4月より提供する。

本サービスにより、 シネマ歌舞伎の作品を鑑賞するお客様は、 上映中にイヤホンを装着することで、 物語の見どころや時代背景・あらすじ・衣裳や化粧の意味・歌舞伎独特な約束事などを解説する音声ガイドを聴くことができる。 スマートフォンに「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリをインストールして、 作品ごとの音声ガイドをダウンロードすることで、 映画の進行に合わせてイヤホンからタイミングよく自動的に説明が流れる。
1作品1回のご使用につき500円(税込み)で利用可能。

作品ごとの音声ガイドは「月イチ歌舞伎」のラインナップに合わせてリリース予定。

本取り組みは、 シネマ歌舞伎作品の制作を松竹、 イヤホンガイド音声の制作をイヤホンガイド、 映画の進行に合わせてスマートフォンアプリに音声ガイドを再生する音響通信技術「Another Track(R)」(※1)の開発と提供についてはエヴィクサーにより実施するもの。

本取り組みにより、 松竹・イヤホンガイド・エヴィクサーは映画コンテンツの活用事例を創出することで、 時代のニーズをとらえ、 あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツの提供に貢献。

※1 エヴィクサーが開発した独自の音響通信ソリューション。 「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)」やデータベース上に保存されている音(音源)の「特徴点(フィンガープリント)」をスマートフォンやスマートグラス、 ロボット端末などのデバイスが自動認識することで、 デバイスをリアルタイムにコントロールする。 この技術を用いた当該サービスでは、 人数の制限なく、 またタイムラグなくオーディオコメンタリーを再生することが可能。

[シネマ歌舞伎]
HDカメラで撮影した歌舞伎の舞台公演を、 スクリーンでのデジタル上映で楽しんでいただく新しい観劇空間。 シネマ歌舞伎は、 歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するという、 松竹が開発した、 映画とは全く異なる新しい映像作品。 「美」と「臨場感」に徹底的にこだわり、 劇場で生の歌舞伎を観ているかのような感覚を再現することを目指しており、 2003年春より開発に着手し、 2005年に第1作『野田版 鼠小僧』が公開、 これまでに30作以上の作品を公開している。

◆ スマートフォンアプリ 「 シネマ歌舞伎イヤホンガイド 」 アプリ
歌舞伎座のように、 映画館でもイヤホンガイドを楽しもう!
舞台の進行に合わせて音声ガイドであらすじ・配役・衣裳・道具・歌舞伎独特な約束事を、 タイミングよく楽しく説明してくれる「イヤホンガイド」。
お手持ちのスマートフォンとイヤホンを利用してシネマ歌舞伎でも利用できるように!

音声ガイドご利用料金:500円(1作品1回のご使用につき・税込)
アプリのダウンロードは無料。 「京鹿子娘二人道成寺」の音声ガイドは初回キャンペーンとして無料。
※ダウンロードにかかる通信料が別途必要
対応OS: iOS11.0以上、 Android5.0以上
URL: https://www.cinemakabuki-app.com/

【シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ】の利用方法

▼事前準備

▼映画館で準備

【今後の音声ガイドリリース予定(「月イチ歌舞伎上映」に合わせてリリース)】
5月『蜘蛛の拍子舞/身替座禅』  6月『喜撰/棒しばり』
7月『東海道中膝栗毛』  8月『連獅子/らくだ』
9月『怪談 牡丹燈籠』  10月『月光露針路日本 風雲児たち』
11月『三人吉三』  12月『め組の喧嘩』
2021年1月『鰯賣戀曳網』  2月『阿古屋』