鼓童初の“唄”CDアルバム発売決定! 佐渡もの語り~ゆめのうつつ~藤本容子×鼓童

ーー鼓童創立メンバーで名誉団員の藤本容子と鼓童が取り組んだ初めての“唄”のCDアルバムが今年10月17日(土)に発売する事が決定!ーー

唄って語って45年。藤本容子は名誉団員に選定後も自らのプロデュースによる
全国へのソロ活動や唄のワークショップ、様々なアーティストのCD作品に参加するなど精力的に活動しており、佐渡の各地で出会った人々、伝説、日常の暮らし、そして鼓童村の日々、その感動の中から生まれた容子の唄たちが、鼓童の演奏と共にみなさんのもとへ飛び立つ。
スペシャルゲストには木村俊介さん(笛、三味線)、菊武粧子さん(箏)、全曲鼓童村にて収録。
郷愁、躍動、そして笑いあり、多様な世界を!

◆藤本容子(鼓童名誉団員)/プロフィール◆

1976年「佐渡の國鬼太鼓座」に入座、1981年「鼓童」創設メンバー。
3年間舞台を務めた後、機関誌編集と研修生指導に携わる。1989年より舞台活動を再開。
鼓童の舞台ほか小編成、ソロ活動、「花結」、藤本吉利との「二人行脚」の活動に参加。
1998年唄のワークショップ「ヴォイス・サークル」を立ち上げる。2012年、鼓童名誉団員に選定。2012年より自らのプロデュースによるソロ活動を開始。
2017年京都府綾部の太鼓有志と共に、綾部伝唱歌遊団「とわ」発足。2008年に初のソロアルバム「morisakomorisa」、
2014年に第2弾「やまずめぐるも」を発表。を発表。さまざまなアーティストのCD作品にも多数参加。

[鼓童名誉団員:藤本容子より]
「ゆめのうつつ」とは、そこはかとない、捉えどころの無いイメージから生まれてきたタイトルです。
それを、あえて意味のある言葉にするなら「夢のような現実」とでも言えるでしょうか。
あっという間の45年。鼓童との響演。一つ一つの唄の誕生。
そして、「夢」を「まさかの」という意味合いで捉えれば、今日のコロナの脅威もまた「ゆめのうつつ」。
今、この時の、巡り合わせの必然を思います。鼓童の若き演奏者と、心を込めて作りましたこのCDが、
多くの皆さまに届いて、少しでも日々の慰め、励ましとなりますように願い、祈ります。

[鼓童団員/ミュージックディレクター住吉佑太より]
容子さんの唄の力。それは「語る」力だと感じています。
深く力強く、そして同時に、儚くも優しい。容子さんの唄の魅力が、世界中に広まっていきますように。
そんな思いを込めて、一音一音を大切に紡ぎながら、楽曲をアレンジさせて頂きました。

【概要】
「佐渡もの語り~ゆめのうつつ~藤本容子×鼓童」
発売予定日:2020年10月17日
価格:3,000円(税込)
唄:藤本容子
演奏:鼓童、木村俊介、菊武粧子
発売元:音大工レーベル
URL:https://www.kodo.or.jp/discography/od023_ja.html

曲目
1 「この峰の」  作詞・作曲:藤本容子
2 「安寿厨子王もの語り」  作詞・作曲:藤本容子
3 「忘れな草」 作詞:山本修之助/作曲:藤本容子
4 「ねんねん猫の…」  佐渡のわらべ唄/作曲:藤本容子
5 「向こうの山へ」  佐渡のわらべ唄/作曲:藤本容子
6 「清水寺畑から」  作詞:本間正次/作曲:藤本容子
7 「椎谷の観音さま」  作詞・作曲:藤本容子
8 「ヤサエー節」  作詞・作曲:藤本容子
9 「人は恋ひ恋ひ」 作詞・作曲:藤本容子
10 「鬼太鼓若衆」  作詞:一条和史/作曲:藤本容子
11 「小木大津絵幻想」  佐渡小木民謡
12 「花の寿」  作詞・作曲:藤本容子
13 「風流口説き節」  作詞・作曲:藤本容子
14 「鼓童村どんど焼の唄」 作詞・作曲:藤本容子