劇団四季が、活動継続のためのクラウドファンディング開始!8,000万円突破!1億円を目指す

ーー新型コロナウイルス感染症対応のため、1,000公演が中止ーー

クラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MOTION GALLERY(本社:東京都港区/代表取締役:大高健志)は、 新型コロナウイルス感染症対応のため、 年間総公演の1/3にあたる1,000公演を中止し、 かつてない経営危機に直面する『劇団四季』による活動継続のための支援プロジェクトを開始いたしました。 早くも24時間で5,700万円を突破し、 現在、 8,021万円(コレクター:5,694人)の応援をいただいている本プロジェクトは、 9月30日まで1億円を目標に掲げ、 劇団活動維持のため、 中止公演の損失補填および今後の活動資金を集めます。
▼プロジェクトHP https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien
リターンが不要な方向けの「応援コース」に加え、 『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』(2021年上演予定演目)『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(2020年上演予定演目)のデスクトップ壁紙 ・オリジナル便箋フォーマット(PDF)や、 『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』オリジナルエコバッグ(非売品)、 劇団四季のすべての演目でチケット料金のお支払いにご利用いただけるギフトコードのリターンを用意しています。 今後も全国の皆様に演劇の感動をお届けするため、 ぜひ、 応援を!

<新型コロナウイルス感染症の影響により、 劇団四季はかつてない危機に直面しています>
演劇を通して「人生の喜び」「生きる感動」を届けることをモットーに、 日本全国で活動する劇団四季は、 1953年、 10名の学生によりスタートし、 以来60年以上にわたり着実に公演活動を積み重ね、 現在では、 世界的に見ても最大規模の演劇集団となっています。 日本国内に専用劇場を持ち、 ストレートプレイ(芝居)、 オリジナルミュージカル、 海外ミュージカル、 ファミリーミュージカルなど、 幅広いレパートリーを上演し、 近年の年間の総公演回数は3,000回以上、 総観客数は300万人を超え、 所属している約1,400名の俳優・技術スタッフ・経営スタッフが、 一丸となってお客様に演劇の感動を届けています。

「演劇だけで生計を立てる」ことを活動の根幹のひとつに据え、 これまで演劇一本で発展と拡大を進めてきていましたが、 この度の新型コロナウイルス感染症の発生・拡大により、 非常に大きな困難と損失に直面することとなりました。 今年2月末に、 公演活動を中止以降、 6月末までの4ヵ月間だけでも、 中止となった公演は約1,000公演 。 これは劇団四季の 年間総公演の3分の1 にあたります。 公演中止はそれだけに収まらず、 7月中旬まで続き、 緊急事態宣言が解除となったのちも、 これまで通りに公演を行うことが困難な状況です。

現在、 公演再開に向け、 上演の方法を試行錯誤している段階ですが、 以前のように連日満席のお客様に観劇をお楽しみいただける環境までには少し時間がかかり、 新型コロナウイルス感染症が収束するまで、 大きな経営ダメージを受け続ける見込みです。 これまでに経験のない、 劇団始まって以来の危機にさらされています。 社会全体がこれまでにない危機的状況に陥り、 誰もが先行きの見えない不安な毎日を送っている中、 日々、 たくさんのお客様から励ましのメッセージが届き、 この危機をなんとか乗り越え、 これから先も日本全国の皆様に演劇の感動をお届けしたいという強い思いから、 本プロジェクトの実施となりました。

<新型コロナウイルス感染症対応のため中止となったのは、 年間総公演の3分の1にあたる1,000公演>
劇団四季は、 東京、 名古屋、 大阪に計8つの専用劇場を持つほか、 京都・福岡などをはじめ、 全国の劇場で数多くの公演を実施。 大都市に限らず、 各地公演を積極的に行っています。 これまで劇団四季が公演に訪れた都市は、 北は北海道・利尻島から、 南は沖縄・石垣島、 宮古島まで、 700ヵ所以上。 首都圏のみならず全国各地に舞台の感動を届けることで、 文化の一極集中を是正し、 演劇をもっと身近に感じられる社会を実現することが、 劇団四季の大きな理念の一つであるからです。 しかし、 6月現在、 すべての公演が新型コロナウイルス感染症対応のため中止となっています。 公演活動を支えているのは、 横浜市にある劇団四季の拠点・四季芸術センター。 大中小10の稽古場をはじめ、 個人レッスンを積むことができる研究室、 トレーニングジムなどを完備しています。 質の高い舞台をお届けするため、 平時では俳優たちが日々レッスンや稽古に励み、 活気に満ちた施設ですが、 現在は新型コロナウイルス感染症対応のため、 規模を縮小して運営しています。

四季芸術センターでのレッスンの様子 (2020年2月以前に撮影)

<再開後の新たな取り組みと、 ご来場者数に関する影響>
緊急事態宣言が解除されたことを受け、 お客様を劇団四季の公演にしっかり迎えられるよう、 感染防止策を検討し、 再開の準備を進めることとなりました。 先日、 公益社団法人全国公立文化施設協会より「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」が発表されたことを受け、 同ガイドラインを取り入れ、 お客様同士の間隔を十分にとることを念頭に置いた安全対策を実施します。 このような状況で、 これまでのように客席いっぱいにお客様をお迎えすることは困難です。 また、 新型コロナウイルス感染症の収束については見通しが完全に不透明なため、 安全対策は当面の間、 実施が継続される見込みです。 今年ばかりでなく、 来年以降もご来場者数に大きな影響が出ることが懸念されています。

<いただいた支援について>
本プロジェクトによる支援金は、 劇団活動の維持のため、 中止公演の損失補填および今後の活動資金に充てられます。 関係企業・機関からも支援をいただき、 公的な支援についても、 最大限活用する予定ですが、 今回の事態で受けた損失は非常に巨額であり、 補填できる目処は立っていません。 収益悪化の一途をたどる最悪の状況を想定しながら、 劇団内でも様々な施策を行い、 劇団一丸となって今のこの危機を乗り越えようとしています。 大きな痛手を抱え、 未来の見通しが立たない状況が続いていますが、 お客様とともに作り出す「演劇」の時間と空間を愛し、 守ることを決して諦めず、 一歩一歩、 開幕まで進み続けます。

<発起人:劇団四季よりメッセージ >
新型コロナウイルス感染症は、 社会全体にこれまでにない困難や不安をもたらしました。 今はこの厳しい状況を耐えるときですが、 私たちはそれでもこれからの演劇活動に希望を持ち続け、 前を向いて、 目の前の困難に全力で取り組んでまいります。 今後、 新型コロナウイルス感染症をめぐる社会の状況が変化し、 政府や地方自治体から特別な要請があった場合、 公演を再度中止せざるを得ない場合も十分予想されます。 劇団経営のさらなる悪化に予断を許さないなか、 今、 私たちができることは、 「演劇の感動の灯をともし続ける」という祈りを強く持ち、 活動に全力で取り組むことです。 これまでのような日常が戻ったときには、 また客席いっぱいのお客様に感動をお届けしたい。 そのために、 この危機を何とか乗り越えていきたい。 その祈りにご賛同くださる皆様と、 ともに未来に向けて歩んでいけたら、 と心より願っております。 劇団四季にどうぞ温かいご支援を賜りますよう、 心よりお願い申し上げます。 2020年6月17日更新

<クラウドファンディング概要>
プロジェクト名:【劇団四季 活動継続のための支援】新型コロナウイルスを乗り越え、 再び演劇の感動を全国へ
期間:9月30日23:59まで 目標金額:1億円
リターン:1,000円~100,000円
▼『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』Thanksセット/『ロボット·イン·ザ·ガーデン』Thanksセット
<セット内容>
・デスクトップ壁紙
・オリジナル便箋フォーマット(PDF)
▼『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』オリジナルエコバッグ
『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』のビジュアルをあしらったエコバッグ(非売品/仕様未定)です。
▼劇団四季ギフトコード
劇団四季のすべての演目で、 チケット料金のお支払いにご利用いただけます(お選びいただくコースにより金額が異なります/使用期限2022年12月31日まで)。

公式ページ: https://motion-gallery.net/projects/dland_paper
劇団四季公式ページ: https://www.shiki.jp/

(ご参考)8,000万円突破時の公式ページ