2020年4月20日、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言のなかアーティストと鑑賞者、観劇者、支援者とを繋ぐ目的でオンラインアーティスト支援グループがスタートし、5月24日には第1弾の企画としてオンラインでの6時間半のライブ「SAKURA」を実施(リアルタイム視聴4500名)。そして5月29日には第2弾として「リモート演劇の旗手たちに聞く」を開催。
そして7月9日より第3弾「アーティスト」オンライントークショーをシリーズ化しスタートすることが明らかになった。
大きく変化した2020年前半。地域や国を超えて地球上の人たちは経験したことのない、様々な活動を停止することを余儀なくされ、日常が自己表現を生業とするアーティストたちは、この期間一体何を考え、どう過ごしてきたのか。グループでは「視座の変容」をテーマにし、これからが「アーティスト」の本領発揮の時期として捉え、「アーティスト」ならではの視点で、これからの生き方をトークセッションをしていく。
<概要>
【オンライントークショーVol.1】7月9日(木)13時〜14時半
配信:YouTube オンラインアーティスト支援チャンネル https://youtu.be/YIiGu1yerUk
タイトル:「表現者としての生き方」
出演者:相田翔子(歌手、俳優),香瑠鼓(振付家)
相田翔子プロフィール
1988年デュオ「Wink」でデビュー。1989年第22回全日本有線放送大賞にて「愛が止まらない」グランプリを受賞。同年第31回日本レコード大賞では「淋しい熱帯魚」が大賞を受賞。NHK紅白歌合戦に出場。現在はソロで映画、ドラマ、ラジオ、CMと幅広い活動を行なっている。
http://www.aida-shoko.com
香瑠鼓プロフィール
Wink「淋しい熱帯魚」、「慎吾ママのおはロック」、新垣結衣の「ポッキー」等のMVやCM、舞台や映画など1300本以上を手掛ける振付家、アーティスト。自己表現とコミュニケーションのための独自の身体メソッドを開発し、多くの人々に指導している。
https://www.kaoruco.net/
【オンライントークショーVol.2】7月13日(月)21時〜
配信:YouTube オンラインアーティスト支援チャンネル https://youtu.be/tb9GkLoZW_U
投げ銭システムあり
タイトル:「ダンサーという仕事、生き方」
出演者:沙羅 一栄 (フラメンコ),緋田 雅子(天舞),Natsuko(アルゼンチンタンゴ),進行:笹浦 暢大(演出家,舞台監督) オンラインアーティスト支援管理人2号
沙羅 一栄プロフィール
アルテフラメンコ舞踊学院主宰
一般社団法人フラメンコフューチャー代表
約半世紀フラメンコに関わり独自のスタイルを確立。
教え子は5000人を超え現在も指導及び舞台活動を続ける。
オンラインによるフラメンコ講座開始。
受講生に寄り添う指導に定評がある。
https://flamencofuture.com/main/
緋田雅子プロフィール
【心音天舞ここねあまいー】という日本の神話を踊る新創作舞踊~創始者~
26年間ハワイアンフラを学び【Hau’oli’s masako aketa hula studio】主宰
国内外の賞を獲得、講師、ダンサー、創作活動中。
http://aketa-hula.com/index.html
Natsukoプロフィール
El abrazo de tango 広島スタジオ主宰。
2015年度 タンゴダンスアジア選手権 ステージ部門チャンピオン
パリの劇場・Gran Rexに特別ゲスト出演。
本場ブエノスアイレス老舗カフェにパフォーマーとして短期出演。
ブエノスアイレス ブラジル、スペイン、アジア各国の海外ショーに多数出演。
https://www.tangohiroshima.com/
笹浦暢大プロフィール
演出と舞台監督をほぼ同等の割合で仕事として活動している演劇人。
地域発信の作品創りや地域発信のイベントを数多く発信。重要文化財である神奈川県庁を劇場に見立てたり、短編演劇の日本一を決める「劇王天下統一大会2015」、「神奈川かもめ短編演劇祭」などを事務局長として中心で回すなど、地域と演劇を結びつける活動に従事。コロナ禍後は、facebookグループ「オンラインアーティスト支援」の管理人2号を務め、24日に行われた初のオンラインイベントは1日で4500人もの方が視聴。
(アーカイブは無し)また、各地の劇場の基本プランニングや演劇教育など、活動範囲は多岐にわたる。
【オンライントークショーVol.3】7月18日(土)13時〜14時
配信:YouTube オンラインアーティスト支援チャンネル https://youtu.be/tf-TH3GkJq8
投げ銭システムあり
タイトル:「舞台で生きる俳優が『今感じること』」
出演者:佐藤正宏(ワハハ本舗),門脇幸(オンラインアーティスト支援管理人1号)
佐藤正宏 プロフィール
1958年山形県生まれ。1984年『東京ボードビルショー』をへて喰始・柴田理恵・久本雅美らと『ワハハ本舗』旗上げ。舞台/『レ・ミゼラブル』『イーハトーブの劇列車』『かもめ』など。2013年東日本大震災を機に、公園学校病院等で紙芝居の上演活動を始める。ヘブンアーティスト(都公認大道芸人)のライセンスを取得。10月劇団・1980『検察官』に客演の予定。
門脇幸プロフィール
14歳で単身上京。ミュージカル「アニー」ジュリー役でデビュー。その後フリーでの活動を経て劇団四季へ。退団後、地元高知県で3歳からのエンターテイメントスクールを開校。後進の育成、ミュージカル制作、映画制作等に関わる。市民参加型舞台芸術の研究をおこなっている(文化創造マネジメント学修士号)。
現在:一般社団法人日本市民ミュージカル協会,代表理事。静岡県文化プログラムコーディネーター。オンラインアーティスト支援グループ管理人1号。
https://s-musical.com/
【オンライントークショーVol.3】7月25日(土)13時〜14時半
配信:YouTube オンラインアーティスト支援チャンネル https://youtu.be/tf-TH3GkJq8
投げ銭システムあり
タイトル:「コロナ禍でのアーティスト、文化芸術活動への支援のあり方」
出演者:加藤種男,太下義之,進行:門脇幸(オンラインアーティスト支援管理人1号)
加藤種男プロフィール
クリエイティブ・ディレクター
Active Archipelago共同代表
町工場での旋盤工などを経験した後、アサヒビールに転職し樋口廣太郎のスピーチライターを務めた異色の経歴を持つ。
アートプロジェクトによる地域社会創造の制度設計、アートNPOなどの民間公益組織の設立経営、アートプロジェクトなどのネットワーク形成に取り組む。
アサヒビールで企業メセナを担当し、新進気鋭の芸術家、先駆的な芸術活動の発掘支援に取り組み、アサヒビール大山崎山荘美術館、アサヒ・アートフェスティバルなど多数のプロジェクトを立ち上げる。また、横浜市芸術文化振興財団専務理事として創造都市横浜の旗振り役を務めた。京都造形芸術大学客員教授、企業メセナ協議会専務理事などを歴任。
主たる現職は、静岡県文化プログラムCOD、アートNPOリンク理事、おおさか創造千島財団理事、アーツカウンシル東京カウンシルボード議長など。
著書『芸術文化の投資効果――メセナと創造経済』が好評。
2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
太下義之プロフィール
文化政策研究者、博士(芸術学)。Active Archipelago共同代表、同志社大学教授、国際日本文化研究センター客員教授。独立行政法人国立美術館理事、独立行政法人日本芸術文化振興会「日本博」アドバイザー。文化経済学会<日本>理事、文化政策学会理事、政策分析ネットワーク共同副代表、デジタルアーカイブ学会評議員。文化庁文化審議会(博物館部会)委員、観光庁「世界に誇れる広域観光周遊ルート検討委員会」委員。東京芸術文化評議会委員(文化政策部会長)、大阪府・2025年万博アカデミック・アンバサダー、オリンピック・パラリンピック文化プログラム静岡県推進委員会副委員長、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)評議員、鶴岡市食文化創造都市アドバイザー、アーツカウンシル新潟アドバイザー。東京文化資源会議幹事、など文化政策関連の委員を多数兼務。単著『アーツカウンシル』(水曜社)。
統括:笹浦暢大
配信:下宮 悠
運営:小林 泰/門脇幸
〈運営体制〉 主催 Facebookグループ オンラインアーティスト支援
〈運営協力〉 Facebookグループオンラインアーティスト支援参加メンバー有志「smile」