朗読で描く海外名作シリーズ 音楽朗読劇「オペラ座の怪人」9月5、6日上演!あにてれにて全公演生配信! 石川界人 駒田航 中島ヨシキ etc 出演

音楽朗読劇「オペラ座の怪人」が、石川界人、駒田航、中島ヨシキなどの若手実力派声優の出演、田尾下哲の演出により、9月5・6日に神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールで公演 & 「あにてれ」生配信!

「オペラ座の怪人」といえば、アンドリュー・ロイド・ウェバー版やケン・ヒル版、それからアーサー・コピット&モーリー・イェストン版のミュージカル作品を思い浮かべる方も多いかと思う。原作はガストン・ルルー、発表されたのは1909年のこと。この作品は19世紀のパリ国立オペラで起こった史実を引用、またウェーバーの『魔弾の射手』の1841年の公演のあらすじを基にしていると考えられている。

ガストン・ルルーはもともとは新聞記者であったので、疑似ノンフィクションテイスト。実際のオペラ座(ガルニエ宮)の構造や地下の広大な奈落、建築経過などを詳しく取材しており、なお且つオペラ座が建設された当時の実際の幽霊話や陰惨な事件(シャンデリア落下事件)などを用いて、虚構と現実が入り交じったミステリアスな怪奇ロマンとして執筆した。

初の映画化は1916年、ドイツ映画でサイレント作品(日本未公開)、それから1925年にロン・チェイニー主演の「オペラ座の怪人」が公開された。登場人物を減らしていたり、結末を変えてはいるものの、原作に比較的忠実、そして怪人・エリックが「音楽と奇術に明るい、脱獄した猟奇犯罪者」に設定変更。これ以降の映画化はエリックが火事や事故などで醜悪な人相になったなどと、その原因を様々にアレンジしているが、この1925年版では、エリックを原作通りの生来の醜さで、性格俳優ロン・チェイニーが特殊メイクを施して『ドクロのような人相のおぞましい化物』という描写をほぼ忠実に再現している。また、エリックがクリスティーヌに向ける愛も、原作通り身勝手でストーカーまがいの狂気じみたものであり、純粋な怪奇映画の体裁を持っている。

舞台化では、もっぱらミュージカルであるが、ここでは朗読劇である。出演は、石川界人、駒田航、工藤晴香、中島ヨシキ、石谷春貴、久保田未夢、狩野翔、洲崎綾。若手ながら実力のある声優陣。翻案・演出は田尾下哲、音楽は茂野雅道

8月13日までキャスト先行申し込み中。詳しくはHP(https://opera.rodokugeki.jp)を。また、あにてれで全公演配信も決定!詳しくは下記。

https://ch.ani.tv/articles/1/6534?fbclid=IwAR1oSmYsCep7u1IV6DLx5Bqi4GhACvvh9YUiUb2-Ky2BeSXFECfkx2O50_8

 

<概要>
朗読で描く海外名作シリーズ 音楽朗読劇「オペラ座の怪人」

日程・会場:2020年9月5、6日 神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール

配役:
9月5日                                     13:00
      オペラ座の怪人:石川界人
 ラウル・ド・シャニィ子爵:駒田航
      クリスティーヌ:工藤晴香
              18:30
      オペラ座の怪人:駒田航
 ラウル・ド・シャニィ子爵:石川界人
      クリスティーヌ:工藤晴香
9月6日                                     13:00
      オペラ座の怪人:中島ヨシキ
 ラウル・ド・シャニィ子爵:石谷春貴
      クリスティーヌ:久保田未夢
              18:30
      オペラ座の怪人:中島ヨシキ
 ラウル・ド・シャニィ子爵:狩野翔
      クリスティーヌ:洲崎綾

原作:ガストン・ルルー
翻案・演出:田尾下 哲
音楽:茂野 雅道
舞台監督:今井 東彦
照明:加藤 学
音響:佐川 敦
衣裳:小泉 美都
演出助手:木村 孔三

主催・企画・制作:MAパブリッシング/東京音協
後援:tvk

公式HP:https://opera.rodokugeki.jp