8月5日(水)より開幕した、「DISTANCE-TOUR-」。東京・北九州公演を終えて、8月20日、豊橋公演が開幕した。
ツアーの二本目を飾るのは、穂の国とよはし芸術劇場PLATで上演する、豊橋公演。 劇場公演は完売御礼となり、配信公演は開演20分後(それぞれ17:20 / 20:20)までe+にてチケット発売中! この公演が、同劇場での再開一本目の公演となり、古畑奈和・鎌田菜月にとっては5ヶ月ぶりの有観客公演。 豊橋では川尻恵太さん脚本・演出による新作朗読劇「死にたがりのユウヒと殺したがりのアサヒ」(出演:古畑奈和、鎌田菜月)、 東京公演で好評を博した二人芝居「丹羽園治は深夜に踊る」(出演:伊礼彼方、川尻恵太)の二本立てとなる。 また、各地域の劇場、そして演劇の再開を安全に実施するという今企画の主旨にのっとり、 稽古はZOOMを使用したリモート稽古で読み合わせを進め、8月19日から川尻さんが豊橋に入り、最終稽古を実施。 このコロナ禍において、どのように演劇を創作できるかを、様々な観点から取り組み中。
劇場、お客様、そして演者、スタッフの間に生まれてしまった距離を、少しずつ縮めていくべく立ち上がった今企画、「DISTANCE」。 この度の第二弾では、全国公立文化施設協会の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを基に、 全キャスト&スタッフへのPCR検査実施、本多劇場には抗菌コーティング処理を施し、客席は前後左右を一席ずつ空けてご案内するなど、 新型コロナウィルス感染拡大予防対策を一層強化し、ご来場者の皆さま及び出演者・公演関係者の安全と安心を確保することに努めた上で、 お客様をご案内しての「劇場公演」と、「配信公演」の両形態を全公演でおこなう。
また、このツアーに参加するスタッフ、そして出演キャストは全員PCR検査を実施し、陰性であることを確認した上でのぞんでおり、 さらに、安全対策向上を目的に、8月7日に本多劇場での運営対策に対して、 吉田正樹教授(東京慈恵会医科大学、日本環境感染学会理事長)による確認及び現場視察を実施。 専門家による確認を経て、今企画、そして本多劇場の安全対策に対しての根拠を得るに至っている。
吉田教授の現場視察詳細 https://note.com/distance_stage/n/nd1fd053300dc
公演時間・配信についてなどは公式サイトを！
「DISTANCE」公式サイト:http://distance.mystrikingly.com
＜キャストコメント＞
[古畑奈和(SKE48)]
久しぶりにお客様の前で舞台に立てることを素直に嬉しく思います。 これまではありがたいことに、ファンの皆さまからの温かい目線を当たり前にいただけていましたが、 最近は劇場でも配信限定での公演なので、久しぶりの感覚にドキドキしています。 皆さまに有意義な時間をお届けできますように。
[鎌田菜月(SKE48)]
今回こうしてお客様の前に立つ機会をいただけたことをとても嬉しく思います! 約一年ぶりのお芝居がこのような新しい形になるとは、去年の今頃には思ってもみませんでした。 アイドルとしてもこれだけお客様の前に立つことのない時間というのは今までなく、様々なドキドキで胸 がいっぱいになりながら今日を迎えました。 お芝居を通して、画面を通して、皆さまの側に飛び込んで行きたいです。どうか受け止めてください。
[伊礼彼方]
初のひとり芝居、しかも無観客で始まったDISTANCE。演劇が出来ない絶望の中、 多くの方に勇気と希望と笑いを与えてくれたDISTANCE。 「丹羽園治」と出会わせてくれたDISTANCE。早速に第二弾が決まり、 園治と共にお客さんの前で上演でき、そしてツアーにも参加できる事、とても光栄です。 劇中でも園治が言ってる「やっぱ生はいいよ!」。これに尽きるでしょう! でも配信もあるので無理せず、豊橋公演、楽しみましょう!!
＜物語＞
ここには昔、劇場があったー
荒廃した劇場に清掃員がいる。 彼らは「演劇」というものに触れたことはないが、 「演劇を復活させるために、劇場を掃除して欲しい」と依頼を受けてやってきた。 これから復活する演劇とはどういうものなんだろうか? かつて演劇が行われていたという場所で、彼らは演劇に思いを馳せる。 そして、それに呼応するかのように、劇場の記憶が呼び起こされていく。
＜構成・上演時間＞
オムニバス形式
メインキャストは各回1名のみ、そのステージのみの出演になります。
※各日の上演時間は35〜65分程度を予定しております。
＜公演概要＞
本多劇場グループ next
「DISTANCE -TOUR-」
■日程&公演会場
東京公演 2020年8月5日(水)〜11日(火) @下北沢 本多劇場 終了
北九州公演 2020年8月15日(土) @北九州芸術劇場 小劇場 終了
豊橋公演 2020年8月20日(木) @穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
札幌公演 2020年8月26日(水) @演劇専用小劇場 BLOCH
■企画・総合監修 川尻恵太・御笠ノ忠次
[出演]
豊橋公演:古畑奈和(SKE48) 鎌田菜月(SKE48) 伊礼彼方/ 永島敬三 川尻恵太
札幌公演:小山百代 氏次啓 江田由紀浩 小林エレキ/ 川尻恵太 御笠ノ忠次
■スタッフ
技術監督:寅川英司 照明:大波多秀起(デイライト) 音響:大木裕介(SoundBusters) 舞台監督:櫻井健太郎 松澤紀昭 制作:高橋戦車、半田桃子、矢崎進
演出助手:相田剛志 衣裳:ヨシダミホ 共催:ニッポン放送
映像:ワタナベカズキ
ヘアメイク:武部千里 宣伝美術:魚住和伸 主催:本多劇場グループ/DISTANCE製作委員会
舞台撮影：成田智広
