舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰が開幕。今回のサブタイトルは“悲伝 結いの目の不如帰”。不如帰というと夜でも鳴く鳥というところから冥土に通う鳥とされていた。
ゲネプロ前に会見があった。登壇したのは鈴木拡樹 、荒牧慶彦、三津谷亮 、椎名鯛造 、和田雅成 、和田琢磨 、健人 、東啓介 、川上将大、 前山剛久 、加藤将、玉城裕規。
まず、鈴木拡樹が「長い戦いをしてきたことが分かる作品になっていると思います。初演から始めまして、積み重ねてきて、結びの作品になるなと考えています。通して観て頂いている方には結びの作品として楽しんで頂きたいと。今作から観る方には前の作品が気になってしょうがないなっていう風に思ってもらえるように頑張っていきたいです」と挨拶。荒牧慶彦は「僕は全ての物語に出演させて頂きまして、全ての物語を体感した者として、そして近侍として今までの舞台『刀剣乱舞』の出演者全ての思いをぶつけたいです」と語った。三津谷亮は「誰一人、欠けることなく!」と発言。椎名鯛造は「僕は初演と再演以来」と言い、「不動行光がその後、どうなっていくのか楽しみにしていただければ」とコメント。和田雅成は「今回の悲伝は僕たちがたどり着きたかった場所。物語をしっかりと」と意気込んだ。和田琢磨は「1年ぶりの出演です。精一杯、『刀剣乱舞』の世界観を!」とコメント。健人は「今まで培ってきたものを全力で!」としっかり発言。東啓介は「戻ってきました!僕も皆さんに何をどう与えられるのか、そう思って稽古してきました。このメンバーで全公演、乗り切れるように」と抱負を語ったが、激しいアクションの応酬、本当に目が離せない!初参加の川上将大、「先輩たちやカンパニーのメンバーが培ってきたものを大切にして続けたいです」と初々しく。 前山剛久は「ここに立てるのが光栄」とコメント。加藤将は「どんな作品になるのか楽しみにしててください!」と語り、玉城裕規は「そこに生きている人の想いっていうものを皆さんに届けられたらなという気持ちを持って挑んでいきたいと思います」とコメント。
また、その後の発言で複数キャストから「集大成」という言葉が出たが、それに相応しい内容、また、和田琢磨から「様々な刀剣の想いを」という発言が出たが、刀剣男士、それぞれのバックボーンや世界観を感じられる作品、最後に鈴木拡樹が「全ての方に熱いものを与えられるものを持っている作品、明日に繋がるような舞台に!ライブビューイングもお楽しみに!」と締めて会見は終了した。
舞台写真、舞台の様子は後ほど!
<舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 あらすじ>
西暦2205年。
歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始した。
対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者」なる者を過去へと派遣する。
物の心を 励起する審神者の力によって生み出された、
刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。
本丸にも、今や多くの仲間たちが増えていた。
ある日、永禄八年 永禄の変へ出陣する刀剣男士たち。
戦国の世では、室町幕府第十三代・征夷大将軍 足利義輝が三好義重・松永久通らの手によって最期の時を迎えようとしていた。
一方、刀剣男士たちの歴史を守る戦いは激化の一途をたどっていた。
出陣に次ぐ出陣。終わりの見えぬ戦い。
本丸の仲間も増えたとはいえ、刀剣男士たちは徐々に疲弊を色濃くしていく。
山姥切国広はとある出陣先で、《正体不明の敵》と出会う。
それはあらゆる時代に現れ、まるで刀剣男士と対等に戦うチカラを得るために経験を積み重ねているように思えた。
「ぼくは……よしてるさまを……しなせやしない……」
その敵と対峙した三日月宗近が取った行動とは―――――――
【公演概要】
舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出 末満健一
音楽:manzo テルジヨシザワ
出演:
三日月宗近:鈴木拡樹 山姥切国広:荒牧慶彦/骨喰藤四郎:三津谷亮 不動行光:椎名鯛造 へし切長谷部:和田雅成 歌仙兼定:和田琢磨 鶴丸国永:健人 燭台切光忠:東啓介 大般若長光:川上将大 鶯丸:前山剛久 大包平:加藤将/小烏丸:玉城裕規
日程・会場
明治座 特別公演:2018年6月2日(土)~6日(水) 明治座
京都公演: 2018年6月14日(木)~7月1日(日) 京都劇場
福岡公演: 2018年7月4日(水)~6日(金) 北九州ソレイユホール
東京公演: 2018年7月19日(木)~22日(日) 日本青年館ホール
東京凱旋公演: 2018年7月25日(水)~29日(日) 天王洲 銀河劇場
公式サイト:https://www.marv.jp/special/toukenranbu
舞台『刀剣乱舞』製作委員会
文:Hiromi Koh