当たり前と思っていた日々、当たり前と思っていたことが変わってしまった現在、人と関わることとは?横山拓也、最新作。10月28日より座・高円寺にて上演。
<作品について>
こんなにも人と関わることが特別なことになるなんて思いもしなかった。そもそも演劇は稽古から本番まで、 すべての段階で人と関わることで成り立っている。それが当たり前だと思っていた。今、その当たり前を見つめ直しながら、新たな作品づくりを進めている。本作は、図らずも人と人の関わりについて考察する内容となっている。「昨夜の献立」のつもりが「最後の夜に食べたもの」になってしまうような、当たり前に続くと思っていたある姻族の関係の変化を丁寧に描く。
<イントロダクション>
結婚してから毎日、昨晩食べた料理をネットにアップし続けている、ある夫婦の晩御飯の記録『ラストナイトレシピ』。〝レシピ〟とは名ばかりで、完成した料理の写真を1枚載せるだけ。ときにはカップ麺やスーパーの惣菜、ときにはファミレスの写真がアップされることもある。「私たちの最後の晩餐は何やろね」。そんな他愛もない話をしてからしばらく、突然妻が亡くなった。まだ30歳だった。あれから、妻の両親が「申し訳ない」と必要以上に干渉してくる。夫の父親が一緒に住まわせてほしいと訪ねてくる。妻の昔の恋人や、自称〝親友〟が弔問にやってくる。『ラストナイトレシピ』を繰りながら、一人になった夫はこれからの生活について思料する。
<iakuについて>
劇作家・横山拓也による演劇ユニット。横山のオリジナル作品を日本各地で発表していくこと、また各地域の演劇(作品および情報等)を関西に呼び込む橋渡し役になることを指針に、2012年から本格的に活動を開始。作風は、アンタッチャブルな題材を小気味良い関西弁口語のセリフで描き、他人の議論・口論・口喧嘩を覗き見するような会話劇で、ストレートプレイの形態をとる。小さな座組でカフェやギャラリーなど場所を選ばずに全国を巡るミニマルなツアーと、関西屈指のスタッフ陣営を敷いて公共ホールなどを中心に組む大きなツアーを交互に実施。ほとんどの作品で上田一軒氏を演出に迎え、関西の優れた俳優を作品ごとに招くスタイルで公演を行う。繰り返しの上演が望まれる作品づくり、また、大人の鑑賞に耐え得るエンタテインメントとしての作品づくりを意識して活動中。
<概要>
タイトル/iaku「The last night recipe」
作・演出/横山拓也(よこやまたくや)
出演/橋爪未萠里(劇団赤鬼) 杉原公輔(匿名劇壇) 緒方晋(The Stone Age) 伊藤えりこ 小松勇司/福本伸一(ラッパ屋)
竹内都子
【東京公演】
座・高円寺 秋の劇場 15/日本劇作家協会プログラム
日程/2020年10月28日(水)~11月1日(日)
会場/座・高円寺1
28日(水)19:00、29日(木)19:00、30日(金)14:00/19:00、31日(土)14:00/19:00、1日(日)14:00
【伊丹公演】
日程/2020年11月5日(木)~8日(日) 会場/アイホール
5日(木)19:30、6日(金)19:30、7日(土)14:00/19:30、8日(日)14:00
【料金】全席指定
前売 4,000円、U-25 2,000円、高校生以下 1,000円
【購入】
発売/9月27日(日)10:00~ 発売開始
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/iaku/
0570-02-9999 <Pコード 東京:503-070 伊丹:503-071> セブン-イレブン、チケットぴあ 店舗
・ローソンチケット https://l-tike.com/iaku/
ローソン、ミニストップ店内 Loppi <Lコード 東京・伊丹共通:34058>
・イープラス https://eplus.jp/iaku/
ファミリーマート店内 Fami ポート
・演劇最強論-ing http://www.engekisaikyoron.net/
・座・高円寺チケットボックス <東京公演のみ> (月曜定休)03-3223-7300(10 時~18 時)
窓口(10 時~19 時)
https://za-koenji.jp
※座・高円寺チケットボックスでは一般チケットのみ取り扱いいたします
※座・高円寺の劇場回数券「なみちけ」もご利用いただけます
・アイホール <伊丹公演のみ>
電話予約のみ 072-782-2000(9時~22時 火曜休館)
【お問合せ】
公演に関するお問合せ・・・iaku 080-9759-2383
チケットに関するお問合せ・・・サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(月~金・12時~15時)
iaku公式HP:http://www.iaku.jp