~この冬大和シティー・バレエが贈る心が温まる現代のお伽話~ 世界初演!振付:宝満直也×美術:長谷川匠×主演:福岡雄大/小野絢子 冬季バレエ公演2020『美女と野獣』12月27日開幕

若手振付家ベスト1・宝満直也×新進気鋭の若手建築家・長谷川匠、斬新な空間演出と愛に満ちた世界観
2020年12月27日(日)大和市文化創造拠点シリウス芸術文化ホールにて初演!

神奈川県大和市を拠点に活動する大和シティー・バレエは、 宝満直也さん振付による世界初演の新作バレエ『美女と野獣』を2020年12月27日(日)に大和市文化創造拠点シリウスで開催。
主演は、 日本バレエ界最高峰のダンサー、 新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さんと福岡雄大さん。 そして、 新進気鋭の建築家として大活躍中の長谷川匠さんによる舞台美術が、 これまで味わったことのない『美女と野獣』の演出にさらなる魅力を加えます。 豪華なゲスト陣に加え、 楽曲は全編ショスタコーヴィチを使用、 デザイン性あふれるオリジナル衣装も見どころ満載です。

【 Yamato City Ballet 】 https://www.ycb-ballet.com/
大和シティー・バレエは、 2016年に大和市文化創造拠点シリウスのオープンを契機に精力的に公演活動を展開しています。 古典バレエからコンテンポラリー・ダンスまで、 幅広いジャンルを上演しており、 様々なバックグラウンドを持つ振付による新作を多数紹介。 今年の夏公演に続き、 コロナ禍においても積極的な舞台制作に取り組んでいるバレエ団です。
今回、 開幕する冬季公演2020は、 『オン・ステージ新聞 若手振付家 ベスト1』にも選出された才能豊かな若手振付家の宝満直也さんによる新作『美女と野獣』です。 建築家出身気鋭の舞台美術作家、 長谷川匠さんを迎え、 斬新な演出で愛に満ちた世界観を描きます。

この舞台は、 単なるおとぎ話ではありません。 誰もがイメージする物語とは異なり、 喋る燭台や歌うティーポット等は登場しません。 原作ヴィルヌーヴ版を基に、 表情豊なショスタコーヴィチの曲が全編を彩ります。

お城で孤独に生きる野獣と、 新しい世界に憧れを抱くベルが出逢い、 新しいモノを受け入れる勇気と形に囚われない愛を学んでいく物語は、 コロナ禍で露呈された人種差別や他者批判など、 今私たちが直面している社会問題と重ね合わせることができます。
人と姿が違うだけで悲しい思いをしている野獣のように、 人々は未知を恐れ、 受け入れられずにいます。 知らないことを受け入れる勇気と、 思いやりを持ったベルに出逢うことで、 野獣は心の扉を開き、 二人は次第に心を通わせます。 お互いを受け入れることで、 未来は変わるという希望に溢れたメッセージを込めた作品です。

<主演>
[福岡雄大]
(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

K★バレエスタジオにてバレエを始める。 ’03年文化庁在外研修員としてチューリッヒジュニアバレエ団に入団後、 チューリッヒバレエ団に入団し’07年まで所属。 ’09年新国立劇場バレエ団に入団、 ’12年プリンシパルに昇格し、 以後ほぼ全ての作品に主演している。 Birmingham Royal Ballet,Primorsky stage of the Mariinsky Theaterへもゲスト・プリンシパルとして出演する他、 トルコ・メルシン、 ドイツ・ドルトムントでのガラ公演にも出演。 コンクール受賞歴はこうべ全国洋舞コンクール・シニア部門グランプリ、 ヴァルナ国際バレエコンクール・シニア部門第3位など輝かしく、 ’11年中川鋭之助賞、 ’13年舞踊批評家協会賞、 ′18芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

[小野絢子]
(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

東京都出身。 小林紀子、 パトリック・アルモン、 牧阿佐美に師事。 小林紀子バレエアカデミー、 新国立劇場バレエ研修所(第3期修了生)を経て、 2007年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。 入団直後に、 ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めた。 その後、 『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ラ・バヤデール』『ジゼル』、 アシュトン『シンデレラ』、 ビントレー『カルミナ・ブラーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、 プティ『こうもり』『コッペリア』、 フォーキン『火の鳥』、 ウィールドン『不思議の国のアリス』ほか数多くの作品で主役を踊っている。 11年プリンシパルに昇格。 主な受賞歴に04年アデリン・ジェニー国際バレエコンクール金賞、 11年芸術選奨文部科学大臣新人賞および舞踊批評家協会新人賞、 14年服部智恵子賞、 16年橘秋子賞優秀賞、 19年芸術選奨文部科学大臣賞などがある。

<振付>
[宝満直也]

2008年、 新国立劇場バレエ研修所に入所し研鑽を積んだのち2010年、 新国立劇場バレエ団に入団する。 古典作品のレパートリーに出演しながら、 コンテンポラリー作品では、 ソリストとして抜擢されデュオやソロなどの重要なパートを踊る。 自身も振付活動に、 注力しており新国立劇場の振付家育成公演では、 多数振付を発表している。
オン☆ステージ新聞 新人振付家ベスト1 選出。 2015年には新国立劇場バレエ研修所に作品を提供している。 2017年退団後には、 NBAバレエ団にて「海賊」「白鳥の湖」などの全幕バレエに振付助手として振付をしている。

<舞台美術>
[長谷川匠]

1985年5月11日 埼玉県深谷市生まれ。
2004年、 数多くの著名な建築家のもとでインターンとして経験を積み、 2013年 渡仏し1年半パリの建築事務所で学ぶ。 2015年 株式会社アトリエ長谷川匠を設立。
2017年 住宅 Maison de Miroir完成。
2020年 「SMALL WORLDS TOKYO」完成。 「ART AQUARIUM MUSEUM」設計監修。
<舞台美術担当>
2018年:新国立劇場 JAPON DANCE PROJECT 2018「夏ノ夜ノ夢 SUMMER/NIGHT/DREAM」(最年少での美術担当) 2019年:日本バレエ協会主催 クレアシオン「月下」2020年:青木尚哉自主 公演「LANDSCAPE」

【「大和シティー・バレエ」について】
「大和シティー・バレエ」は、 ダンサー及び様々なジャンルのアーティストを主体に舞台をクリエイトする環境作りと人材育成を目的に結成された若いバレエカンパニーです。 付属のバレエ学校である「佐々木三夏バレエアカデミー(SBA)」からは、 ハンブルグバレエ団の菅井円加、 モーリス・ベジャール・バレエ団の大貫真幹を始め、 海外で活躍中のダンサーを沢山輩出しています。
バレエ、 コンテンポラリーダンスが西洋からのものである以上、 才能ある若いダンサー達が海外に憧れ目指すのは自然な中、 日本にバレエが伝わった100年あまり、 日本から西洋に向けて発信できるプロダクションを構築して行きたいという思いで活動しています。

<リハーサル風景はこちら>

https://www.youtube.com/watch?v=VSa580yf9r8

Yamato City Ballet Winter Concert 2020
『美女と野獣』 新作 世界初演 実施概要

■振付:宝満直也
曲:ショスタコーヴィチ
主演:小野絢子 福岡雄大
舞台美術:長谷川匠
■日時:2020年12月27日(日) 17:00 開場/18:00開演
■会場:大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール メインホール(大和駅より徒歩5分)
■出演:小野絢子 福岡雄大
中家正博 木下嘉人 池田武志
八幡顕光 福田圭吾
奥田花純 五月女遥 野久保奈央
飛永嘉尉 森田維央
成田遥 盆子原美奈 中村春奈 安藤沙綾
Yamato City Ballet
相原舞 古尾谷莉奈 萩原ゆうき
橋本侑佳 牧祥子 窪田夏朋
細井佑季 刀祢平美咲 河村美来
SBA Jr.Company
Sasaki Ballet Academy
■チケットの予約受付
https://www.ycb-ballet.com/rsv
チケット料金(税込) S席:¥6,600/A席:¥5,500/B席:¥4,400/C席:¥3,300
■お問合せ:大和シティー・バレエ
mail@ycb-ballet.com
https://www.ycb-ballet.com

大和シティー・バレエの2020年12年冬季公演は、 会場となる大和市文化創造拠点シリウスの新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえて、 新型コロナウイルス感染予防、 拡散防止への対応策を徹底し、 公演を実施しています。
2020年12月のガイドラインは、 まだ会場側から未発表ですが、 現時点で会場側から発表されている2020年10月利用に関してのガイドラインのリンクは、 下記の通りです。
https://yamato-bunka.jp/hall/files/ae87ddcaa010192cab285a942e72c569e335879c.pdf
2020年8月の夏季公演においては、 会場側(大和市文化創造拠点シリウス)のガイドラインを踏まえて、 バレエ団のHPに、 次のお知らせを提示致しました。 https://www.ycb-ballet.com/measures