劇団四季が2021年8月15日(日)より、新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話』の上演を決定したことが明らかになった。東京・自由劇場での公演をはじめとし、9月からは全国各地を巡演する。
本作の原作は、日本児童文学界を代表する作家・岡田淳による「こそあどの森の物語」シリーズの第6巻「はじまりの樹の神話」(2001年理論社刊)。本シリーズは、1994年の初巻刊行以来、四半世紀にわたって読み継がれ、シリーズ累計約70万部を売り上げた児童文学の傑作。こそあどの森で暮らす主人公・スキッパーが、大昔から来た少女・ハシバミを助け出したことを発端に、巨大な樹をめぐって神話と現実が交差するファンタジーが展開されていく。
1964年より製作が始まった劇団四季ファミリーミュージカル。以来、半世紀にわたって「生命の大切さ」、「愛と勇気の尊さ」、そして「友情と連帯の喜び」など、生きる上で大切なことをメッセージに織り込んだ作品を次々と上演し、そのレパートリーは、計30作以上に及ぶ。2019年には、『カモメに飛ぶことを教えた猫』が26年ぶりの新作として誕生し、本作はそれに続くオリジナルファミリー演目。『カモメ~』に引き続き、今回もクリエイティブチームのほとんどを劇団員が務める。近年、四季が積極的に取り組んでいるオリジナルミュージカル製作の潮流に乗り、四季の将来を担っていく作品となることであろう。
<新作オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』 公演概要>
◇公演期間:2021年8月15日(日)~29日(日)
(2021年9月~ 全国ツアー公演)
◇会場:自由劇場(港区海岸1-10-53)
◇発売日程:決定次第お知らせいたします。
◇お問合せ:0570-008-110
劇団四季公式HP:https://www.shiki.jp