『伊賀の花嫁』冬の陣2021「言いわけ」編の全出演者及びメインビジュアル発表!
今回の公演は、今までの「伊賀の花嫁」で語られることのなかったミッシングリンクを朗読劇で語る抱腹絶倒間違いなしの物語と、宮田悟志さんが歌い、樫田正剛が作詞を手掛けた曲「あの空を忘れない」から生まれた、青春と感動と慈愛に満ちた物語。
脚本・演出の樫田正剛が、この時のために書き上 げた完全新作の物語6本を日替わりで上演、現在の日本を明るくする事のできる活力に溢れた プレミアムな作品の数々。
<イントロダクション>
「伊賀の花嫁」とは、脚本・演出家の樫田正剛により2017年に産声を上げた、毎年1月恒例の方南ぐみが紡ぐ抱腹絶倒の鉄板シリーズである。 主演の「町田慎吾」が演じる伊賀の忍者の末裔「三四郎」は、「瀬下尚人」演じる【スナック・ヅカ】のママこと「涼風せいら」と「水谷あつ し」演じるヲタクの頂点に君臨するT・O(トップヲタ)と出会ったことで、それまでに見たことのない景色、感じたことのない感動を感じて いる。 忍者とオネエとヲタクの三人と素敵なゲスト出演者たちは劇場内に大爆笑を引き起こし、エンディングに向かってのキャスト全員でのキレッキ レのダンスでは、なぜかお客さんが立ち上がり、どうしてなのか一緒に踊りたくなってしまうような劇場一体となる作品であり、現在までに 「その四」までの物語が進んで参りました。
しかし、現在はコロナ過が続き、今までと同じような形で公演を行うのは、残念ながら難しいと判断し「その五」を断念しました。
ですが、誰もが沈んでしまっている現在、こんな時こそ「伊賀の花嫁」が秘める活力の力が必要であると考え、今回は今までの「伊賀の花嫁」 で語られることがなかった完全新作のサイドストーリー5本を朗読劇の形で、上演することが決定しました。 これまで本シリーズ作品を観ていないヨ、知らないヨ、そんな方々にも楽しんでいただける物語となっております。
また、別作品としては樫田正剛が作詞、マシコタツロウ氏が作曲をし、宮田悟志さんがしっとりと歌い上げる珠玉のバラード「あの空を忘れな い」を朗読劇としてリメイク。方南ぐみの新たな挑戦として、大人へと成長していく過程で忘れかけていくあの頃の懐かしくも切ない空気を劇 場内に呼び起こします。
誰だって、いつも倖せを求めているんだ!男も女も若いのもおばちゃんもオネエも!
必死になって倖せを探してもがいている。ドキドキと笑いが止まらない抱腹絶倒なストーリー。是非とも劇場で心のままに楽しんで下さい。
<ストーリー>
【三四郎のお見合い】
伊賀の忍者としてひっそりと生きていた三四郎に一族の命運が託された。嫁を娶らねば一族が途絶えてしまう。「三四郎ー死ぬ気で伊賀一 族の為に嫁さんを探してこい」。三四郎のお嫁さん探しの旅が始まった。だが、この男はアキバに通い続けるヲタとなってしまった・・・ いいのか三四郎?いや、いいわけがない。そして今日、ついに出会ってしまった運命の人。三四郎の未来はいかに?
【アクア九条の体験・肛門医院】
謎の水晶玉占い師、アクア九条先生。過去も現在も一切秘密だ。わかっていることは心優しいお人であるということだけ。「コロナなんか に負けないで欲しいの。私の過去イチバン、怖いお話をしてあげる」とン十年前の肛門医院でのお話をして観に来てくれた人たちに勇気を 与えてくれるはずです。※樫田正剛が28年前に上梓した「中野肛門医院」を大リメイクしたアクア九条のオリジナル台本となっております。
【あの空を忘れない】
2020年。甲子園を目指していた球児をはじめ全国の小中高大のスポーツの大会、文科系の大会が中止となりました。そんな彼らのために 創った歌を物語にしました。目標に向かって走っていた男たちの夢が、あの日、閉ざされた。泣いても叫んでも戻ってこない未来への扉。 そんな彼らの五年後の物語。あの夏に残してきた気持ちと今を生きる彼らの青春物語。
※「あの空を忘れない」MV https://www.youtube.com/watch?v=SUSK7OduXR0
【ママの里帰り】
涼風せいらは18歳で家出をして以来一度も実家の長野県に帰ったことはなかった。12年ぶりの帰郷。あの時、逃げるように走り抜けた駅 の改札、尚太郎という名前の男の子だった。今、オネエとして改札に「ただいま」と囁いた。12年ぶりに会った家族は、皆、さまざまな悩 みや喜びの中で生きていた。時は激動の80年代後半。昭和の終わりに訪れた、小さな田舎に住む大きな愛に包まれた「尾上尚太郎」一家の 家族の物語。
【シャブばばあにブルースを】
舞台「伊賀の花嫁」のバックステージ物語。年長者の涼風せいらの元気の原因は「シャブに違いない」と疑いだした二人の役者は、その真 実を探るために潜入捜査を仕掛ける。事件真相のためなら抱かれることも厭わない決心だ。だが、なかなか尻尾を見つけることができない。 そんなある日、二人の役者の執念が実り、遂に見つけたのだ。これぞサスペンスコメディの1作品。
【ガッキーのコシヒカリ】
情報屋のガッキー。彼は情報がないと不安で仕方がない男である。ガッキーは情報をくれた相手には金ではなくお米を渡す。 それもひと握りのコシヒカリ。「米があれば人間幸せになる」。これはガッキーの口癖だ。彼の祖父と父親も同じことを言って たらしい。ガッキー家の過去に何があったのだ? 彼自身も知らないガッキーのファミリーヒストリー。まさかの展開にクスリ と笑い、アホだなーと呟き、そして優しい涙が流れるでしょう。
<概要>
【タイトル】 『伊賀の花嫁』冬の陣2021「言いわけ」編
【公演 / 劇場】 2021年1月14日(木)~1月24日(日) / シアターサンモール
【チケット発売】 2021年1月4日(月)
【チケット価格】 7,000円(全席指定・税込・未就学児入場不可) 【脚本・演出】 樫田正剛
【出演】
1月14日(木)「三四郎のお見合い」・・・町田慎吾 水谷あつし 小澤雄太 加藤良輔
1月15日(金)「アクア九条の体験・肛門医院」・・・舘形比呂一 町田慎吾 瀬下尚人 根本正勝/小林美江
1月16日(土)「あの空を忘れない」・・・太田将熙 武田知大 高木トモユキ・近江谷太朗
1月17日(日)「あの空を忘れない」・・・宮田悟志 八木将康 橋本真一・三浦剛
1月18日(月)「あの空を忘れない」・・・宮田悟志 佐藤寛太 橋本真一・モロ師岡
1月19日(火)「ママの里帰り」・・・瀬下尚人 町田慎吾 岡森諦/碕理人 藤田奈那
1月20日(水)「ママの里帰り」・・・瀬下尚人 町田慎吾 朝倉伸二/早乙女じょうじ 甲斐千尋
1月21日(木)「シャブばばあにブルースを」・・・瀬下尚人 舘形比呂一 庄野崎謙 高橋直純
1月22日(金)「ガッキーのコシヒカリ」・・・横尾瑠尉 舘形比呂一 永岡卓也・土井一海
1月23日(土)「三四郎のお見合い」・・・町田慎吾 水谷あつし 小澤雄太/井澤勇貴
1月24日(日)「三四郎のお見合い」・・・町田慎吾 水谷あつし 小澤雄太 加藤良輔
【主催・企画・製作】 方南ぐみ
【公式HP】 https://hounangumi.info/
【コピーライト】 ©方南ぐみ