21世紀、新しい時代の演劇!VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を用いた、360度自由に観られる、「自分のカメラワーク」で物語を堪能、2月1日より体験可能!
緊急事態宣言が改めて発出により、劇場にお客様が参集して観劇する従来型の演劇にとってはとても厳しい状況が続いている。中止や延期に追い込まれた作品は数多い。演劇は本来、実際に人が集まることでー舞台上から感じられる演者の息遣いや、観劇に専心するお客様との間に漂う情味があって初めて完成される芸術。そこにしかない共感と感動、それが演劇であるのは今も昔も変わらない。しかし、場所も時間も固定されている上演スタイルは、どうしても「観劇できるお客様」を制約してしまう側面も。コロナ禍の今だからこそ、届けられる作品もあるはず、という出発点から企画が立ち上がり、本作が誕生。
本作は、演劇のオンデマンド配信作品ではなく、映像で演劇を楽しむことを目的に誕生した作品。演劇の醍醐味のひとつに、舞台上のどこに注目して観劇するか、観客の自由に委ねられていることが挙げられる。VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を用いた本作は、360度自由に観られるので、「自分のカメラワーク」で物語を楽しむことができ、さらに、対応デバイスは、専用のヘッドマウントディスプレイをはじめ、PC・タブレット・スマートフォンなど、幅広く対応可能。ヘッドフォンを整えてこれ以上ない臨場感に没入するもよし、演劇を観たことはないけれど、気軽にお手元のスマートフォンでお試し視聴するもよし、と、入り口も楽しみ方も、従来型の演劇よりずっと幅広いところも特長。
これまでシーエイティプロデュースは、STAGE GATE VRシアターと銘打って、vol.1『Defiled-ディファイルド-』、vol.2『Equal-イコール-』と、リーディングスタイルの演劇とVR作品を誕生させてきました。この度誕生する本作は、これまでの演劇制作、VR作品制作の蓄積を生かしながら、まったく新しいVR演劇が誕生。劇場での上演を収録するのではなく、「収録のための収録」を劇場で行うことで、360度の視点をはじめとする桁違いの臨場感を生み出していく。
【INTRODUCTION】
新型コロナウィルス感染症は、人生の重大な局面―この世にいられる時間が残りわずかという、極めて貴重な瞬間―であっても容赦はしません。最期の別れであっても、大事な人、親族でさえ、対面で会うことが叶わずに、身を裂かれる思いをしている人が大勢います。
もしも、自分の大事な友人が、親族が、最愛の人が、倒れて生死の境をさ迷う状態になったら…。
そのとき人は、何を想い、何を選択するのか。奇しくもこのコロナ禍は、「言霊信仰」のある日本では目を背けがちで、殊更話題に上りにくい、終末医療の問題にも人々の意識を向かせることになりました。誰もがいつかは人生の終焉を迎える以上、避けては通れない大事な問題。100人いれば100通りの状況と考えと感情があり、何より自分に関わることとして考えることが大事な、終末医療の問題。
エンターテイメントとして、ときにコメディタッチに描かれている本作は、物語に引き込まれるうちに、構えることなくすぅっと「人生の最期」について思いを巡らすことのできる作品です。
【360度自由な視点のVR演劇】
最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上を360°ぐるりと見渡せる自由な視界。自在なズームイン・アウトはもちろん、劇場上演の演劇では味わえない、舞台上で主人公の視点で物語が楽しめます。物語の間、ずーっと一人の人物にフォーカスするも良し、天井を見上げて主人公の気持ちに寄りそうも良し!何度も、幾通りも楽しめる作品です。
★ヘッドマウントディスプレイ(VRグラス・VRゴーグル)だけでなく、
スマートフォン、タブレット、各種ブラウザでご視聴いただけます。
★VRゴーグル対応機種=Pico G2、G2Pro、G2 4K/Oculus Go/Windows Mixed Reality
動画配信サービス「Binky」
https://blinky.jp/
提供:株式会社アルファコード
・あらかじめ、視聴可能環境の確認を行った上、チケットをご購入ください。
・お客様がご利用になる再生機器によっては、再生中にコマ落ち、音飛び、ノイズ等が発生する場合がございます。バックグラウンドで稼働しているアプリの停止や、安定した通信環境でのご利用をお試しください。
・配信映像の画面録画・撮影・録音及びインターネットサイト・SNS等への無断転載、共有などは一切禁止させていていただきます。
・スマートフォンで視聴される場合には電話回線接続の通信量にご注意ください。Wi-Fi環境での視聴をお勧めいたします。
<配信概要>
VR演劇「僕はまだ死んでない」
配信チケット販売: 1月17日(日)00:00~2月28日(日)23:59
※期間中何回でも購入可。
閲覧可能期間:2月1日(月)18:00~3月6日(日)23:59
閲覧期限:1週間(ぴあ:シリアルコード入力から1週間、BlinkyWEB:購入から1週間)
※最終閲覧は3月6日(日)23:59までとなります。この日時を過ぎますと、ご購入から1週間未満でも閲覧が出来なくなりますので、ご注意ください。
【あらすじ・作品概要】
僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
……なるほど。そういうことなのか。
デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5分以上かかる。
そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。
「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。
【原案・演出】ウォーリー木下
【脚本】広田淳一
【音楽】吉田能
【出演】
白井直人:内海啓貴 白井慎一郎:斉藤直樹 児玉碧:加藤良輔
青山樹里:輝有子 白井朱音:渋谷飛鳥 白井直人(幼少期):瀧本弦音 児玉碧(幼少期):木原悠翔
【スタッフ】
音楽:吉田 能 美術:石原 敬 照明:島田美希 音響:けんのき敦 衣裳:ゴウダアツコ ヘアメイク:鎌田直樹 演出助手:相原雪月花 舞台監督:清水浩志 撮影・技術協力:アルファコード/水野拓宏、齋藤浩太郎、岡田将典、中岡正博、韮澤貴翔、野村 譲誉、三村信貴、平野巧二郎、與古田信也、橋本百恵、島田淳平、大塚剛司、高坂茂樹、野沢勇人 演出部:櫻井健太郎、馬渕早希 照明:クリエイティブ・アート・スィンク/折登谷早希、伊藤安佑
音響:オフィス新音/立石智史 衣裳:上野沙織 ヘアメイク:杉山えみ、岩田知世 大道具:株式会社俳優座劇場/井戸元洋 小道具:高津装飾美術株式会社/西村大志 運搬:クリエイティブ・アート・スィンク/浅野 猛 舞台製作:クリエイティブ・アート・スィンク/加賀谷吉之輔 宣伝・舞台写真 岡 千里 医療監修協力:帝京大学医学部整形外科学講座 塚田圭輔 先生、帝京大学医学部附属病院 脳神経外科 中里一郎 先生 宣伝:ディップス・プラネット
宣伝美術:ycoment/菅原麻衣子 Webデザイン:メテオデザイン 制作:山本涼子、平林和子
プロデューサー:江口剛史
企画・製作:シーエイティプロデュース
【公式サイト】https://stagegate-vr.jp/