マジックやイリュージョンに触れる機会はなかなかない。ましてや、このコロナ禍、本当は直に観たい!自分の肉眼で確かめたい!というのが大方の人々の本音であろう。このHARA 体感型マジック「CONNECT‐コネクト‐」は、イリュージョニストのHARAがいる場所と観客がいる会場は別々、ソーシャルディスタンスというと隣同士の人が手を伸ばしても手が触れない距離、というイメージがあるが、それ以上に!離れている。
時間になり、スクリーンに映るイメージ画像、宇宙、地球、そして東京の街、渋谷。スクリーンに大写しにHARA登場。しかも世界に生配信しているという。世界のどこかで誰かが同じ映像を観ている。これだけでも不思議な感覚になれる。世界の誰かとすごい距離のソーシャルディスタンスをとって繋がっている。21世紀をしみじみ。HARAは語りかける「あなたの手の中で奇跡が起こります」と。単にHARAのイリュージョン、マジックを見るのではなく、”体感”するのである。そして映像が実にクリアー、ものすごく細かい、普通の肉眼なら見えないものが大きなスクリーンで、しかも4K。HARAはあるマジックを披露する。HARAは言う「4Kだとネタが見えます」と。テレビでよく見る、ドレス姿の美女を宙に浮かせる、というもの。
スクリーンがとにかく大きく、クリアーな映像、よく見なくても吊るされているのがわかる。しかし、それだけではない。この吊るしている”紐”を切っても!美女は宙に浮いてる!正直、なぜ浮いたままなのか、いくら目を凝らしてもわからない!!それから観客参加型のマジック・イリュージョンを次から次へと!しかもスクリーン越しであるのにHARAがそこにいるかのような臨場感。
入り口でトランプを配布されたが、このトランプを使ったマジック、HARAの指示通りにトランプを半分に切ったり。これが、正直「どうしてこうなるの?」という展開。本当にタネも仕掛けもわからない!リアルに本人が目の前にいないのにいるかのような没入感。まさに『百聞は一見に如かず』、HARAのイリュージョン、世界レベル、超ソーシャルディスタンスをとっても、その凄さと面白さは十分に体感できる。そして配信によって、世界に伝わる。21世紀、未来のエンターテイメント、HARAの挑戦、本番はこれからだ。
<HARA:プロフィール>
最寄りのコンビニまで車で1時間かかる秘境で生まれ、幼少の頃より独学でマジックを修得。
2009年、ラスベガスで開催されたマジックの世界大会「World Magic Seminar Teens contest」で日本人初のグランプリ受賞。その軌跡を追ったドキュメンタリー映画「Make Believe」は、「ロサンゼルス国際映画祭」でグランプリを受賞した。
ハリウッドマジックキャッスルで開催された「Future Stars Week」に日本人初出演。アメリカの人気番組「America’s got talent」では、最先端テクノロジーとマジックの融合作品”IBUKI”を披露した。
2019年、マジック界のアカデミー賞「マーリン・アワード」で最も独創性あるパフォーマンスを行うイリュージョニストに与えられる“Most creative illusionist”を日本人初受賞。
世界30か国以上のテレビ・ショーにゲスト出演。プロジェクションマッピングやホログラム演出のアドバイザーとして国内外の舞台・ライブなどの演出を務める。
今、最も世界で注目を浴びるイリュージョニストのひとり。
■イリュージョン演出
・2020年12月 smash. Hey!Say!JUMPイリュージョンコラボ
・2020年12月 十二月大歌舞伎 第三部『傾城反塊香』奇術考案
・2020年12月
大沢たかおさん主演舞台『INSPIRE 陰陽師』イリュージョン監修
・2021年1月 ミュージカル『illusionist』イリュージョン監修
公式HP:https://www.hirokihara.com
公式ツイッター:https://twitter.com/haramagic123