現代日本の社会問題を題材にオリジナルミュー ジカルを発表してきた劇団ミュージカル・ギルド q.は、新作ミュ ージカル『BRAVE HEART~真実の扉を開け~』 を今年4 月に上演。
新型コロナウィルス感染症が拡大する中、日本の政治とメディアをめぐる問題がクローズアップされています。新聞界出身のギルド q.の演出家劇作家の田中広喜は、メディアの現場を描いたミュージカルを作ることをライフワークにしているが、いま多くの人達が SNSでのフェイクニュースなどに振り回され、ともすればそれが大きく世論を動かすようになってきた現代、改めて既存のメディアの必要性とその在り方を見つめ直す必要性を感じ、権力とメディア、政治報道の在り方、メディアの中での性差別の問題などを題材に、新聞記者たちの苦悩と奮闘ぶりをミュージカルとしてエンターテインメント性も持たせ描く。本来伝えるべきことを伝えられなくなってしまうことへの警鐘を鳴らす思いを込めて、知る権利を守る最前線で頑張るジャーナリストたちへのエールとして、舞台を作り上演する。
ものがたり
秋月美沙子(沼尾みゆき)は東都新聞の記者。後輩の向坂皆人(井口大地) と補助金疑惑の取材中で、ライバル社の東山謙(石井雅登)としのぎを削っていた。この疑惑の中心は長期政権を支える官房長官・瀧清重(森田浩平)だ。 美沙子は瀧を追及すべく官邸記者クラブへと乗り込むが、上司の村井正嗣 (石原慎一)がクラブを牛耳り、取材を妨害する始末。そこに、通信社の官房長官番として向坂の大学の後輩・舞島朱里(後藤夕貴)が配属され、美沙子らとの出会いをきっかけに疑惑取材に関わっていく。そんな折、向坂は 財務省官僚の森川修二(柳瀬亮輔)から疑惑の証拠となる資料を託される。
しかし、向坂は森川の立場を案じ、美沙子にその存在を隠す。一方、美沙子は尊敬する女性編集長・西崎玲子(藤森裕美)の指示で、瀧を追及すべく官房長官の定例会見に再び乗り込む。そして疑惑をめぐる権力との攻防 が始まる!!
公演概要
公演名:『BRAVE HEART~真実の扉を開け~』
STAFF:[作・演出]田中広喜[音楽]田中和音[振付]松本和宜[歌唱指導]金田まり子 [舞台美術]浅田裕子[照明]中田隆則[音響]須藤浩(サウンドオフィス) [舞台監督]高橋淳一[劇団代表]石村淳二 [ゼネラル・プロデューサー]田中正美(STOIK)
CAST:
沼尾みゆき、後藤夕貴、井口大地、石井雅登、藤森裕美(イッツフォーリーズ) 石原慎一、安達星来、中村香織、柳瀬亮輔、秋山秀樹、森田浩平 他
日程:2021年4月7日(水)~4月10日(土)
会 場:IMA ホール (東京光が丘)
料 金:S 席 7,000 円/A 席 6,000 円/B 席 5,000 円(全席指定・税込) チケット好評発売中!
チケット取扱:
劇団チケットフォーム https://onl.tw/CdtCVkr
カンフェティチケットサイト http://confetti-web.com/BRAVE HEART
0120-240-540(受付時間 平日 10:00~18:00) チケットに関するお問い合わせ窓口:BRAVE HEART 事務局 bh-ticket@musical-guild-q.com
ライブ配信:2021年4月10日(土) 12:55~15:30
※アーカイブ 4月10日(土) 12:55~4 月 24 日(土)15:30
ライブ配信チケット:2,000 円 http://streaming.zaiko.io/_item/335427
企画・制作:株式会社 Musical Art Stage
主催:ミュージカル・ギルド q.
ミュージカル・ギルド q. 劇団紹介
ミュージカル・ギルドq.は 2005年、ミュージカル集団「コーラスシティ」の中心メンバーが集まって、優れた日本の現代ミュージカルの創造を目指してミュージカル専門劇団として結成。演出家・劇作家である田中広喜を中心に日本の現代社会を舞台に、社会の隅々に横たわる問題を題材に人々の生き様を描くミュージカルをオリジナル作品として作り続けている。