ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~ 新生“生執事” 開幕!名門学校に何が?!

キャスト一新!「新生“生執事”」、いよいよお目見え!!3月5日開幕!!

月刊「G ファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中であり、全世界で累計3,000万部突破の大人気コミックスである『黒執事』。テレビアニメ化、実写映画化とメディアミックス、初の舞台化は2009年のこと。好評につき、シリーズ化、今回は寄宿学校、単行本では14〜18巻にあたる。物語の時代設定は19世紀、ヴィクトリア女王の<裏>の仕事を請け負う<悪の貴族>ファントムハイヴ家の万能執事、セバスチャン(立石俊樹)。その正体は悪魔。呪われし運命に立ち向かう若き当主シエル(小西詠斗)との契約の元、シエルの影となって裏社会での事件を闇で解決している。ある日、女王のいとこであるクレメンス伯爵の息子・デリック(山口晃生)が去年の夏休みから帰省しておらず、その原因を調査して欲しいと女王より依頼の手紙が届く。セバスチャンとシエルはデリックが通っている名門寄宿学校の先生と生徒になりすまし潜入調査を始める。

伝統と規律に支配された学校、そこには絶対的君主である校長がいたが、校長は全く姿を現さない。唯一、面会が許されているのは学園に君臨する監督生4名(通称:P4)。優秀な美青年、エドガー・レドモンド(佐奈宏紀)、身体能力の高いハーマン・グリーンヒル(田鶴翔吾)、メガネをかけた知的なロレンス・ブルーアー(里中将道)、芸術面に秀でた個性的なグレゴリー・バイオレット(後藤 大)。そんな彼らに近づくためにあらゆる手段で距離を縮めていくシエル。

そんなおり、年に一度のクリケット大会が催される。ここで活躍した者は校長の主催する「真夜中のお茶会」へ招待される。これは好機!とシエルは策を練る、というのがだいたいの流れ。
出だしはセバスチャンとシエルの関係性を示すエピソードを印象的にスピーディに提示。ここで原作を知らなくても、世界観や設定がわかる。また、原作を知っており、さらに過去の舞台を観劇しているなら、演出の違いなども楽しめるはずだ。

登場するキャラクターがよくわかるミュージカルナンバー、P4の個性がよくわかる。1幕では調査のために潜入した寄宿学校だが、年頃のシエルがそれなりに学園生活を楽しむ様子も描かれる。また、P4だけでなく、それ以外のクラスメイト、気のいいマクミラン(早川維織)は新入りのシエルに対して学校の規律を教えたりするシーンは微笑ましい。
原作を知っていれば、結末も言わずもがな、であるが、ミュージカルなので、楽曲やダンスも楽しく、見応え十分。2幕の冒頭はクリケットにかける生徒たちの溌剌としたナンバーが”青春”な雰囲気。途中でセバスチャンがクリケットの解説を入れる。クリケットはイングランドの国民的スポーツ、よって皆、俄然張り切る!実は世界の約100カ国以上の国と地域で親しまれている競技だ。また紳士のスポーツとも言われているので名門寄宿学校にふさわしいスポーツ。

セバスチャン・ミカエリス役の立石俊樹とシエル・ファントムハイヴ役の小西詠斗、どちらも初役であるが、ファン納得の完成度、「私はあくまで執事ですから」のセリフはもちろん登場!また、この作品では”定番”の葬儀屋、演じるは上田堪大、出番は少なめだが、強烈なインパクト!ラストは感涙。

なお、4月4日の大千秋楽はライブ配信が予定されている(見逃し配信も!)。そして待望のBlu-ray&DVD、9月29日発売決定!大千秋楽の公演の模様とメイキング・バックステージ映像・歌唱シーン全景映像を収録予定、3月5日(金)より予約受付中!
<配信詳細>

Streaming+:https://eplus.jp/kuro-streaming/

シアターコンプレックス:https://theater-complex.jp/

<コメント>
[セバスチャン・ミカエリス:立石俊樹]

まずは無事に初日を迎えられることに幸せを感じています。このような状況下で、公演ができるよう尽力くださるスタッフさんやご鑑賞くださるお客様に感謝の気持ちです。私たちはこのミュージカル「黒執事」を届けることに意味、責任があると思っています。
原作「黒執事」の世界観と、ミュージカルならではの”生”でしか感じられない魅力を存分に届けられるよう千秋楽まで大切に表現したいと思います。
皆様、ご来場する際には体調にお気をつけてお越しください。よろしくお願いします。

[シエル・ファントムハイヴ 小西詠斗]

ついに、この日を迎え、無事に開幕できるということを本当に嬉しく思います。大変な状況の中、みんなで力を合わせて集中して頑張ってきたので、是非皆さんと楽しい時間を過ごせたらと思います。
セバスチャンとの主従関係を大切にしながら公演を楽しもうと思います!
こんな状況ですが、お芝居をさせて頂けることに感謝し、僕自身、全公演を全力で頑張ります。
劇場やライブ配信の向こう側でお待ちしています!

<公演概要>
日程・会場:
[東京]
2021年3月5日(金)~21日(日) 天王洲 銀河劇場
[大阪]
2021年3月25日(木)~28日(日) メルパルクホール大阪
2021年4月1日(木)~4日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原作:枢やな(掲載 月刊「G ファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
脚本:Two hats Ltd.
演出:松崎史也
出演:
セバスチャン・ミカエリス 立石俊樹
シエル・ファントムハイヴ 小西詠斗
エドガー・レドモンド 佐奈宏紀
ハーマン・グリーンヒル 田鶴翔吾
ロレンス・ブルーアー 里中将道
グレゴリー・バイオレット 後藤 大
クレイトン 古谷大和
エドワード・ミッドフォード 中島拓人
モーリス・コール 田口 司
チェスロック 福澤 侑
ジョアン・ハーコート 内野楓斗
マクミラン 早川維織
デリック・アーデン 山口晃生
ヨハン・アガレス 高橋駿一
西岡寛修 杉山諒二 花見卓也 高橋陸人
ソーマ・アスマン・カダール 岡田亮輔
葬儀屋 上田堪大

公式サイト: http://www.namashitsuji.jp
公式Twitter: https://twitter.com/namashitsujijp (@namashitsujijp)

©2021 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト