3月12日、 和歌山市が中心となって文化芸術体験の機会を創出するプロジェクト「WAKAYAMA SOUNDSCAPE」の1つ、 創作歌劇『火具鎚のうた』上演の前に和歌浦と加太で行われた事前公演の模様を、 公式サイトにて配信開始。
◆公式サイトURL: https://kagutsuchinouta.jp/
「WAKAYAMA SOUNDSCAPE」は、 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、 文化芸術行事の中止や延期を余儀なくされている中でも、 若者や子どもを中心とする文化芸術活動の活性化を目的としているプロジェクトです。
和歌浦では、 雅楽・交響楽団・ダンスの計3公演が行われた。 和歌浦は和歌山県北部、 和歌山市の南西部に位置する景勝地の総称で国指定の名勝。 そんな和歌浦の景観を、 和歌山雅楽会や和歌山市交響楽団といった地元和歌山の団体が美しい演奏で彩り、 ダンス公演では、 歌劇『火具鎚のうた』に出演するダンサーがテーマ曲である「カグツチ」と共に、 本公演さながらのパフォーマンスを魅せています。
また、 和歌山市北西部の紀淡海峡にのぞむ集落である加太では、 和歌山児童合唱団によるテーマ曲等の生歌唱、 結成10周年を迎えた和歌山初のご当地アイドルグループ「Fun×Fam(読み:ファンファン)」によるパフォーマンスと、 計2公演が行われました。 和歌山の魅力溢れる映像を是非!
本公演『火具鎚のうた』の映像配信は3月16日(火)正午より、 公式サイトにて配信開始予定。
【プロフィール】
▷和歌山雅楽会
1953年結成。 和歌山で唯一の雅楽演奏団体。 財団法人伝統文化活性化国民協会・伝統文化「こども教室」事業、 和歌山市伝統文化活性化実行委員会主催「雅楽教室」を行うなど後継者の育成と伝統文化の継承にも力を注いでいる。
▷和歌山市交響楽団
1974年発足。 県内はもとより、 県外の公演にも積極的に参加する、 和歌山県には数少ない市民オーケストラとして10代から80代までの幅広い年齢層の楽団員約80人を擁している。 定期演奏会のほか、 地元の芸術家との共演や、 合唱との共演にも力を入れている。
▷Fun×Fam
結成10周年を迎えた和歌山初のご当地アイドルグループ。 2015年メジャーデビューするとともに、 「和歌山市観光発信人」など地域密着の活動や、 和歌山の魅力を全国に発信し、 「会いに来てもらうアイドル」を目指して活動中。
▷和歌山児童合唱団
1985年発足。 現在、 小学1年生から高校生までの約100人が在籍。 過去33回の海外演奏旅行を実施。 国内外のコンクールでは常に上位受賞、 国際的なフェスティバルへの招待演奏など世界的な児童合唱団として活躍している。