4月3日に7周年を迎えるAKB48チーム8が、7周年を記念し人気シリーズ「マジムリ学園」と再びタッグを組み、新作となる舞台 「マジムリ学園 蕾-RAI-」を2021年3月27日~4月4日に 天王洲 銀河劇場で上演。前作に続き、 チーム8の小栗有以がリリィー役、主演。
「マジムリ学園」は、2018年7月に日本テレビで放送されたドラマ、同年10月には舞台化もされ満員御礼となった人気作。本公演では舞台「マジムリ学園」から2年後の世界が描かれる。
キャストは、AKB48チーム8の小栗有以、岡部麟、倉野尾成美をはじめ、坂口渚沙、横山結衣、清水麻璃亜、髙橋彩音、吉川七瀬、 小田えりな、左伴彩佳、鈴木優香、服部有菜、永野芹佳、濵咲友 菜、奥原妃奈子、行天優莉奈、高岡薫、宮里莉羅が出演!さらに 坂川陽香、徳永羚海はWキャストとして出演。
転校生として私立嵐ヶ丘学園にやって来たリリィー(小栗有以)も 卒業を間近に控えた3年生になり、生徒から一目置かれる存在に。 一方ヒナ(岡部麟)は「ヌル」として生徒会長になり学園を取り仕切り、スミレ(倉野尾成美)はリリィーに対し複雑な想いを抱えて 過ごす日々…。かつては一緒にいた3人が時を経てどのように変わってしまったのか?さらに混沌とし荒れ果てた世界で闘い葛藤する彼女たちの物語に注目!
本公演は舞台とライブステージの二部構成。さらに、7周年記念公演として毎公演ゲストが参加。 この春卒業するメンバーの卒業セレモニーなども！ 4月2日は前夜祭、4月3日はチーム8の7周年記念日、4月4日は後夜祭として、この3日間はチーム8全メンバーがライブに特別出演。 毎公演異なるゲストが出演&特別企画が目白押しのチーム8ならではの舞台！
まずは楽しい前説から。諸注意のあとにちょこっと歌って踊って！それから芝居パートが始まる。設定が語られてから、リリィーのモノローグ、学園の様子がスケッチされるが、この学園では裕福な生徒とそれ以外の生徒が“選民”と“平民”に分けられ、厳しいヒエラルキーが存在。また、それぞれの立ち位置がよくわかる。心に何かを抱えている、家庭の事情や過去、心の闇。かつて一緒にいた３人がなぜ、離れてしまったかが描かれている、しかし実はどこかお互いに気になる存在。ヒナ(岡部麟)は「ヌル」として、”君臨”。スミレの苦悩、どこでボタンを掛け違えてしまったのか、見ている方もちょっと切ない。そしてバトルが勃発する。
見どころはアクションシーン、そしてダンス。アクションは小栗有以は華麗な回し蹴りを披露、とにかく皆、全力すぎて目が離せない。しかし、ハードな場面ばかりではなく、ちょっとほっこりするシーンも用意されている。そして意外なダークホースが！！それは舞台で！配信で確認して欲しい。
芝居のあとはライブパート、さっきまで反目しあい、殴る、蹴るだったのが！一致団結してのライブ。ここはただただひたすら楽しい。時節柄、声援は心の中で！また、劇場に行くファンに嬉しいお知らせ！撮影タイムがあるので！もしも席が前方なら、カメラ目線をもらえるかも？！日替わりゲストも多彩、お楽しみに。
演出は、前作に続き、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)！。脚本は、丸尾と米山和仁(劇団ホチキス)が共同で務める。
ゲネプロ前に会見が行われた。
フォトセッションのあと、意気込みなどをコメント。
まずは見どころをそれぞれコメント。
小栗有以「前回も、リリィーを務めさせていただき、アクションの楽しさを覚えました。回し蹴りもだんだん得意になり、舞台が終わった後も、回し蹴りにハマって。第2弾、回し蹴りをできる日が来るとは思っていなかったので、すごくうれしいです。練習した成果がお見せできれば…華麗な回し蹴りをお見舞いします！」
岡部麟「前回の舞台では、ヒナちゃんとして、リリィーが大好きでリリィーに憧れる役をやりましたが、今回の舞台では裏切って悪役に転じているので、そのギャップを見ていただきたいです。私が考えた悪というものをこの舞台で発揮できたらと思っています。徹底的に嫌われにいきたいです」
倉野尾成美「前回は、自分にとって初めての舞台で、そのときは右も左も分からないまま、言われるがままでしたが、あれから２年ほど経っているので、成長したと感じていただけるような演技をお見せできるように！」
坂川陽香「私が演じるカリンは、リリィー先輩方の1つ下の後輩の役、フレッシュさ、若々しさを意識しています。最初、泣いて入るシーンから始まりますが、自ら行動して、リリィー先輩からいろんなものを受け継いだり、決意や変化が多く、ここが見どころです」
小田えりな「生徒会長を守る親衛隊の役、メンバーのみんなからかっこいいと言われるので、注目していただきたいです」
坂口渚沙 「華組のリーダーで、リリィーがいないと何もできないような、ダメダメなんですけど、最後の方はリーダーとして華組を引っ張る人物に成長していますので、そこを注目していただきたい。あと、決め台詞、『なに、油売ってんだよ！』というのが、メンバーからイジられるくらい！そこにも注目してください」
横山結衣 「般若という役で、初めてマジムリ学園の舞台に出演させていただきます。鬼のチームがあり、何人か鬼がいるのですが、ただただ嫌な役、悪い役ではなく、それぞれ見ている人にも何か届けられたり、愛されるような鬼のチームになれるように」
行天優莉奈「日本史が好きで、テンションが高く、とんちんかんな先生ですが、最後の方には、先生すら盾突けない生徒会を振り切って、大好きな生徒たちを助けるシーンもあり、へなちょこからかっこいい先生になっていきます。この服装も『ワーオ！』という感じで、おもしろいキャラクター、登場する一発目、注目していただけたら」
それから各自意気込みを語った。
小栗「この1年間は（コロナ禍で）思うように活動ができず、久しぶりのステージ、みんなすごく楽しみにしています。いっぱいお稽古もしました。活動できなかった1年間の分を思いっきり発揮できるように！！涙が出るシーンがあり、見ている方も共感できるシーンもありますので、みなさんのことを泣かせられるくらいの演技をみんなで作り上げます。ハンカチ持って来てください！」
岡部「ファンの人を惚れ直させたい！」
倉野尾「チーム8、たくさん一緒に活動してきたメンバーでやらせていただくので、もともと仲がいいからこそ生み出せるシーンがたくさんあると思います。チーム8っていいなと思い知らせたい。7周年にもなるので、いい8年目を迎えられるように！！」
坂川「初めての舞台で緊張しますが、今までたくさん練習を頑張ってきたので、みなさんと協力して、いい舞台にしたい」
小田「役とメンバー自身が重なるシーンもあり、エモいシーンもいっぱい！！エモい気持ちになってみなさんに帰っていただけるように！！」
坂口「殺陣がある舞台で、膝とかにたくさんあざを作って頑張ったので、殺陣に注目してほしい」
横山「このビジュアルだと、どんな役なんだろう？と思うかもしれませんが、いい意味でこの舞台を引っ掻き回せるように」
行天「1人ひとりすごく個性があって、おもしろい。『チーム8って最高だな！』と思っていただけるように！」
終始、和やかに会見は終了した。
＜舞台「マジムリ学園 蕾-RAI-」公演概要 ＞
【公演日程】2021年3月27日(土)~4月4日(日)全13公演
【会場】天王洲 銀河劇場
【キャスト】
<私立嵐ヶ丘学園・華組>
清水小百合(リリィー):小栗有以、南咲良(サクラ):坂口渚沙、吉野葵(アオイ):吉川七瀬、 椿木未海(ツバキ):髙橋彩音、真中花梨(カリン):坂川陽香、徳永羚海(Wキャスト)
<私立嵐ヶ丘学園・生徒会>
朝陽日奈(ヒナ/ヌル):岡部麟、美山千里(タウゼント):小田えりな、鷲尾美紀(アドラー):永野芹佳、 鷹野芳子(ファルケ):濵咲友菜
<百鬼夜行>
山本菫(スミレ/夜叉):倉野尾成美、里崎愛流(般若):横山結衣、氷川涼子(邪鬼):鈴木優香、 五味玲菜(羅刹):清水麻璃亜
坂本郁美(ハレンチ先生):行天優莉奈 アンサンブル:高岡薫、服部有菜、宮里莉羅、奥原妃奈子、左伴彩佳
<日替ゲスト>
3月27日(土)13:00立仙愛理&歌田初夏/18:00下尾みう 3月28日(日)13:00橋本陽菜/18:00佐藤朱 3月30日(火)18:30武藤十夢 3月31日(水)13:30向井地美音/18:30岡田奈々 4月1日(木)18:30村山彩希 4月2日(金)13:30平野ひかる&髙橋彩香/18:30山田杏華&藤園麗 4月3日(土)13:00尾上美月&蒲地志奈/18:00福留光帆&川原美咲 4月4日(日)13:00大西桃香
【スタッフ】
原作：秋元康
脚本：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）、米山和仁（劇団ホチキス）
演出：丸尾丸一郎（劇団鹿殺し）
音楽：伊真吾（OVERCOME MUSIC）
アクション監督：加藤学
振付：梅棒（伊藤今人、塩野拓矢）
ライブステージ振付：三ツ井裕美、武田舞香
美術：青木拓也
照明：加藤学（ブルーモーメント）
音響：谷井貞仁（ステージオフィス）
映像：ムーチョ村松、込山璃久
衣裳：オサレカンパニー
難民衣裳：摩耶（摩耶デザインオフィス）
ヘアメイクプランナー：西村祐司（earch）
演出助手：國重直也
舞台監督：野口毅
主催：舞台「マジムリ学園蕾」製作委員会
【公式ホームページ】https://majimuristage-rai.com
【公式Twitter】@majimuri_rai
©舞台「マジムリ学園蕾」製作委員会
