スタァライトは半端ない!?「少女☆歌劇レヴュースタァライト」プロジェクト大発表会

2018年7月12日(木)からアニメ放送が開始され、10月には舞台新作公演も控えている「少女☆歌劇レヴュースタァライト」。そのプロジェクト展開の発表会が6月25日(月)にTBS放送センターにて行われた。

本作はミュージカルとアニメーションで紡ぐ二層展開式少女歌劇と銘打ち、双方を同じキャストが演じるというコンセプトを持ったプロジェクト。ブシロード、ネルケプランニング、キネマシトラスの3社が原作を務める。2017年9月にプロジェクト第1弾として、ミュージカル公演が実施され、2018年1月には早くも再演されるなど大きな話題を呼んだ。

発表会にはスタァを目指す9人の舞台少女を演じる小山百代(愛城華恋役)、三森すずこ(神楽ひかり役)、富田麻帆(天堂真矢役)、佐藤日向(星見純那役)、岩田陽葵(露崎まひる役)、小泉萌香(大場なな役)、相羽あいな(西條クロディーヌ役)、生田輝(石動双葉役)、伊藤彩沙(花柳香子役)らが登壇した。

3年ほど前にブシロードの会長・木谷の「ミュージカルを真ん中に置いたアニメを作りたい」という話しから始まった本プロジェクト。ネルケプランニングの会長・松田は「2.5次元とは違って、先に舞台を作ろうと言って頂いて、とても面白いことだなと思いました。ミュージカルというと女性のお客様が多いんですが、このコンテンツは男性のお客様が結構いらっしゃって、性別を超えて楽しんで頂けるコンテンツになっていくと思います」と本プロジェクトの展望を語った。
またネルケプランニングの社長・野上は「普段は演劇を観ない人がこのアニメをきっかけで舞台を観たり、普段はアニメを見ない人がこの舞台をきっかけでアニメを見たりという相互作用があるように舞台を作りました。舞台とアニメは同一キャストが演じることを目指していて、同一人物が演じる面白さを追求しています」と解説。

アニメと舞台ともに出演することについて、小学生の頃から舞台に立つ舞台少女だったという小山は「私が今までやってきたこと、これからやりたいことを同時にできるなんて夢のようで、ここにいるのが運命なんじゃないかと感じています。舞台の経験が直にアニメのアフレコに生かせていると本当に実感しています」と充実した様子で語った。

本作は“舞台が舞台”という設定。戦いの場は“レヴュー”という舞台上で行われる戦いで描かれ、単なる力のぶつかり合いとなる殺陣ではなく、舞台への情熱、キラめき、仲間への思い そういうものが強けれ強いほど照明があたるといういわゆる演劇特有のルールを用いて作られており、自分の思いをかけて戦うものになっている。

第1弾の舞台公演で戦いあった三森と佐藤。殺陣に挑戦したのが初めてという三森は「戦いになるとレヴュー服という戦闘服で戦うんです。だから、女の子なんだけどカッコよく、でも可憐にキラキラするような戦い方ができたらと演じていました」と公演を振り返った。

その“レヴュー”では舞台少女9人とも違う武器を持って戦い合うのも魅力の一つ。佐藤は「私は弓を使っているのですが、舞台ならではの構成になっていて、演じていても楽しかったし、早替えもたくさんあるんです。そういうところを舞台公演が収録されたブルーレイで見て下さい(笑)」と流れるような告知を行い、会場の笑いを誘った。

10月からの第2弾舞台公演は、7月からのアニメ放送開始を受けてさらなる盛り上がりを見せるために用意されたという。野上は「舞台、アニメ、ライブなど全部を追いかけると、舞台少女たちの成長を一緒に体感できるプロジェクトにもなっています」とファンヘ呼びかけた。

さらに発表会では、TVアニメの見どころや、ライブ、漫画、ゲームなどのメディアミックス展開の説明も行われるなど盛りだくさんの内容。最後にブシロードの会長・木谷が「舞台があって、ライブもありつつ、アニメが始まり、ゲームもリリースされます。これからのスタァライトの展開は半端ないっすよ!」と流行りの言葉で会場を盛り上げた。

TVアニメーション「少女☆歌劇レヴュースタァライト」は2018年7月12日(木)よりTBS、BS-TBSほかにて放送開始。舞台新作公演「少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE- #2 Tansition」は2018年10月13日(土)から10月21日(日)まで東京・天王洲銀河劇場にて上演。

 

 

 

 

舞台少女たちの初単独ライブにファンも熱狂!「少女☆歌劇レヴュースタァライト 1stスタァライブ」開催

 

公式サイト:https://revuestarlight.com
文:櫻井宏充

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