8月12日より、大ヒットアニメ『ONE PIECE』の音楽をショーアップした新たなステージ「ワンピース音宴」、世界初演。 ワンピースの音楽が、多数の管楽器、打楽器を使ったミュージシャンたちによるブラスの生演奏と、〝麦わらの一味〟を演 じるパフォーマーのアクロバットで表現され、「イーストブルー編」の名曲・名シーンの数々が蘇る。この、世界で類を見ないブラス・エンターテインメントを手掛けるのは、テーマパークやライブ演出などで活躍する演出家の金谷かほり。そして アニメ版の音楽を手がける田中公平が音楽監督を務めるという強力タッグが実現。
6月27日、制作発表会が行われた。登壇したのは応援サポーターである南海キャンディーズ 山里亮太と女優でトランペット経験のある平祐奈、パフォーマーで「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」で勇者を演じた松浦司、ミュージシャンの石川直 他 日米混合キャスト 、そして演出・構成・振付の金谷かほり、 音楽監督の田中公平。
最初に演奏、軽快な楽曲に乗ってミュージシャンやパフォーマーが登場し、披露したが、一瞬にして「ワンピース」の世界に。それから応援サポーターの南海キャンディーズ 山里亮太と平祐奈が登壇し、MCから感想を聞かれ、「めちゃめちゃワクワクした!笑って泣けて、ぎゅっとするイーストブルー編!」(山里)「夏が来たなと」(平)とコメント。今、【サムライブルー】が世界中を沸かせているW杯、VTRが流れたが、「ワンピース」の歌を楽しげに歌っている様子が映し出された。それから演出の金谷かおりと音楽監督を務める田中公平が登壇した。
「世界初のイベント、考えました!」(金谷)「20年前に曲を書きまして、世界中に広まって・・・・・・タイトルに関われただけでも嬉しい。ブラスとドラムパーカッションだけで表現するのは素晴らしい。世界中でコンサートをやるんですが、最後に『We Are』をやるんですが、みんな立ち上がって歌う、アニソンは世界をつなぐ!」(田中)。
これが普通のコンサートと異なるところは演奏者がそのシーンの登場人物になること、全て生演奏であること、また、いわゆる効果音というのは一切使用せずに、これも楽器演奏で表現する。全てが画期的なのである。出演者全てがオーディションで選出、これから合宿が始まるそうだが、フォーメーション等に緻密さが要求されるので本番とほぼ同じ状態で稽古するのだとか。また、1幕、2幕に分かれており、1幕は「イーストブルー編」の名シーン、2幕は「We Are」を始めとする、よく知られている楽曲をやるそうでまさに「宴」となる。
金谷が「ぐっとくるような曲を」といえば田中は「人間が汗かいて吹いている曲」そして金谷は「ライブ演奏の素晴らしさ、魅力」と解説する。田中は「3秒でわかります、きてよかった!と」とPR。
それからスクリーンに原作者の直筆のメッセージが映し出された。「ただただ楽しみで仕方ありません・・・・・・どうぞご一緒にこも新感覚をどっぷりと体感しましょう」と書かれていた。
出演者の紹介の後、パフォーマーたちが登場、ほんのさわりだけを見せてくれた。それから質疑応答、演奏者を代表して石川から回答があったがいわゆる【擬音】に挑戦するとのこと。漫画でよく書かれている、例えば登場した時の「ドン!」、これを楽器で表現するとのことだが、ある意味これは究極のアナログ表現。ハイテクが進む21世紀、今、一期一会であるライブの良さが見直されているが、これはまさに一期一会。田中は「臨場感、グルーヴ感を体験してください」とコメント。この夏、新しい「ワンピース」の世界が見れそうだ。
<『ONE PIECE』 とは>
海賊王を夢見る少年、 “モンキー・D・ルフィ”を主人公とする、 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン漫画。 信頼できる仲間たち“麦わらの一味”とともに、 大海原へ乗り出す夢・冒険・友情をテーマに掲げた壮大な物語。
『週刊少年ジャンプ』1997年7月22日より連載開始。 原作は尾田栄一郎。
2017年に連載開始から20周年を迎え、 コミックスの1巻から87巻までの全世界累計発行部数は、 4億4,000万部を突破。
1999年10月に開始したテレビアニメは、 現在、 フジテレビ系列で毎週日曜日の朝9時30分から放送中。
<イーストブルー編>
テレビアニメ第1話~第61話にて描かれる主人公ルフィと最初の仲間ゾロ、 ナミ、 ウソップ、 サンジとの出会いを描いたはじまりの物語にして、 『ONE PIECE』の数あるストーリーの中でも屈指の人気シリーズ。 命の恩人、 海賊団のリーダー・シャンクスからもらった麦わら帽子をトレードマークにルフィは航海に出た。 海賊王を目指して。 航海の途中、 幾多の事件、 事故に遭遇するが、 その度に強力な仲間を加えていくルフィの冒険から目が離せない!
「ブラス・エンターテインメント」とは?
管楽器とパーカッションで魅せる新感覚のエンターテインメント。 ブラスバンド、 マーチングバンド、 ドラム&ビューグル・コーがベースになっており、 優れた演奏技術だけでなく、 美しいフォーメーションとスピーディーな舞台構成、 ノンバーバル(非言語)による感情表現が特徴。
【公演概要】
ワンピース音宴(おとうたげ)
イーストブルー編
2018 年8 月12 日(日)~9 月2 日(日) 全28公演
東京国際フォーラム・ホールC(東京・有楽町)
原作:尾田 栄一郎(集英社『週刊少年ジャンプ』連載中)
演出・構成・振付 :金谷かほり
音楽監督 :田中公平
出演:ルフィ役:松浦 司 cv:田中 真弓 /ゾロ役:福地 教光 cv:中井 和哉 /ウソップ役:森 良平 cv:山口 勝平 / サンジ役:高澤 礁太 cv:平田 広明 / ナミ役:大北 岬 cv:岡村 明美/シャンクス役:村瀬 文宣/ミホーク役:宇乃 徹/アーロン役:田中 精/石川 直/米所 裕夢/中部 敬之/三上 悠/西田 剛/田辺 栞/アマンダ・ベイトマン/リサ・ライザネック・チャペル/グラハム・ローズ他、 日米混合キャスト35名
主催:キョードー東京/フジテレビジョン/東映アニメーション音楽出版
協賛:伊藤園
後援:BSフジ/WOWOW
監修:集英社/東映アニメーション
企画制作:キョードー東京
料金:S席9,800円、 A席8,300円、 B席6,800円 *3歳以下のご入場はお断り致します。
公式ホームページ: https://otoutage.com
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