2001年から2003年にかけて「ヤングマガジン」(講談社)にて連載され、2012年には映画化された、古谷実の放つクールな問題作『ヒミズ』を劇団時間制作が舞台化することが決定。
『行け!稲中卓球部!』などギャグ漫画の世界観から一変、ギャグ要素無しのリアルな人間描写に挑んだ古谷実渾身の青春残酷物語『ヒミズ』。そして、リアルな人間描写を描き観劇後には重い、苦しい、えぐられるなどの感想が並び話題を呼ぶ、毎回オリジナル作品を上演している劇団時間制作。
今回、講談社と劇団時間制作がタッグを組み、池袋にあるLIVEエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」の「Theater Mixa」にて公演を行うことが決定した。
主人公住田祐一役に体当たりで挑むのが現在『ドラゴン桜』にも出演している若手俳優の西山潤。ヒロインの茶沢景子役にはNHK連続テレビ小説『スカーレット』にも出演している松田るか。舞台化オリジナルキャラクターのソレ役には、舞台『刀剣乱舞』などに出演の三津谷亮。そしてモロ師岡、木ノ本嶺浩をはじめ、脇を固める役者陣は演技面も実力派揃い。独特の世界観を表現していく。
「あなたの心の血の色は、本当に赤ですか……?
現実という化け物が暴れ出す。これより不道徳の時間を始めます」
<住田祐一役 西山潤コメント>
この度舞台「ヒミズ」で住田祐一を演じさせていただく事になりました。
念願の初舞台、そして初主演です。
現時点では正直、緊張と不安とプレッシャーが気持ちの大半を占めておりますが、
それ以上に稽古が楽しみでしょうがないです。
谷さん、スタッフの皆様、キャストの皆様とヒミズの世界、そして西山潤の住田祐一を誠心誠意創り上げて参ります。
普通に生きたい住田を是非池袋まで観に来ていただけると嬉しいです。
宜しくお願いします!
<劇団時間制作とは>
2013年に旗揚げ。以来、全公演の脚本・演出を主宰の谷碧仁が務めている。
上演前より公演への期待が口コミに寄せられ、毎回ほぼ完売の状態が続く。
動員数は小劇場ながら1作品2000人にのぼる。
旗揚げ公演より一貫して、社会的・政治的な問題を取り扱う。
知的障がい者がいる家族の依存関係を描いた『白紙の目次』、
殺人事件の被害者家族が生きる理由を追い求める『普通』など、
現代社会が抱える問題に演劇ならではの鋭い視点から切り込む。
また、緻密に計算された台詞・演出には人間の僅かな心の動きが投影されており、
舞台上に組み込まれたセットからはそこで生きる人々の暮らしが感じ取れるほど「本物」を追求している。
そうして生み出された作品は、観客に「自分を取り巻く現実の物語」として、強烈な印象を残している。
<公演概要>
劇団時間制作プロデュース公演 第二弾
舞台『ヒミズ』
原作:古谷実(講談社刊)
脚本・演出:谷碧仁
【出演者】
西山潤
松田るか
三津谷亮
木ノ本嶺浩
久獅
柴田時江
田名瀬偉年
佐々木道成
モロ師岡
他
【上演期間】
2021/9/18(土)~2021/9/26(日) 全14回公演
【会場】
Mixalive TOKYO 「Theater Mixa」
https://mixalive.jp/
■発売日:未定
■価格:未定
※詳細は近日発表
■主催:舞台『ヒミズ』製作委員会
■【Mixalive TOKYO】 とは
「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」とは、 池袋駅東口サンシャイン60通り沿いに誕生したLIVEエンターテインメントの複合施設ビル。
講談社、テレビ東京、キングレコード、ブシロード、ネルケプランニングほか様々なエンターテインメント企業が集まり、舞台、音楽ライブ、トークショー、イベント、ライブカフェなど、6つのホールから多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信する。ソフトバンクとの協業により全フロア5G化し、リアル&リモートのLIVEエンターテインメントを発信する「ハイブリッドシアター」として本格始動した。
劇団時間制作公式サイト: http://zikanseisaku.com/
劇団時間制作公式Twitter:@zikanseisaku(https://twitter.com/zikanseisaku)
問い合わせ:info@zikanseisaku.com