「デュラララ!!」は成田良悟作、ヤスダスズヒト絵による小説で、2004 年に電撃文庫(KADOKAWA)より刊行。
TV アニメ化のほかコミカライズ、ゲーム化もされ、大きくメディアミックスされたヒットタイトル。 これを原作とし、2021年8月に東京・愛知・大阪での上演決定発表。集合ビジュアル、キャラクタービジュアルと、チケットスケジュールの追加情報が明らかに。
全キャストが出揃った完全新規の集合ビジュアルは、痛烈な個性を持ったキャラクターたちが池 袋を舞台に巻き起こす”非日常”な物語の始まりを予感。
<サイモン・ブレジネフのキャラクタービジュアルについて>
日頃より舞台「デュラララ!!」を応援いただき、誠にありがとうございます。 この度、キャラクタービジュアルに関しまして主催と原作の成田良悟先生とで協議を行い、 作品の世界観を大切にしながらも役者本人の持つ個性も尊重する形で決定いたしました。 生身の俳優が演じることで作り上げられていく舞台版「デュラララ!!」をお楽しみいただけますと幸いです。
舞台「デュラララ!!」製作委員会
<原作者・成田良悟 コメント>
ありがたい事に、「デュラララ!!」は海外でも広く小説やアニメが翻訳されており、多くの国で展開させて頂いている 作品となりました。 多くの国籍や人種の方々に届く時代にあたり、この舞台もより多くの方々に楽しんで頂けるよう、スタッフ・キャス ト一同の皆さんも日々研鑽を続けておられます。 舞台化にあたり、原作小説においてアフリカ系ロシア人であるサイモンの肌の色をどうするか、という話を聞かれた 時、私は 「『デュラララ!!』のストーリーにおいて、育った環境や友人関係がストーリーと関わる事はありますが、今回の舞台 のストーリー上、生まれ持った身体的特徴や民族性がストーリーと深く関わるキャラクターは、デュラハンという種 族であるセルティ・ストゥルルソンのみです(平和島静雄の怪力は後天的なものです)。 サイモンの重要な点は人種ではなく『ロシアから来た』という経歴ですので、サイモンを日本人の方が演じる事につ いても問題ありませんし、逆に言うとどのような国籍・人種の方が演じて頂いても問題ないものと考えております。 故に、サイモンを演じて下さる役者さんの肌の色をメイクによって小説やアニメのキャラクターに合わせる必要はご ざいません」
と自分の考えを述べさせて頂きました。 もちろんこれは、「デュラララ!!」以外の様々な舞台の演出や役者の方々に押しつける意見ではありません。あくまで 私個人の意見として回答させて頂き、それを反映して頂いた形となります。 肌を敢えて濃く塗るメイクをブラックフェイスとして快く思わない方が存在する一方で、肌の色を変更することをい わゆるホワイトウォッシュだという声があるのも事実です。しかし、この私個人のコメントの背景には、その両方の 意味合いなどは一切無いという事はお伝えしておきます。 仮に海外に舞台「デュラララ!!」が広く展開した場合、日本人のキャラクターを演じる事に国籍人種民族を問う事は ありませんし、原作では黒髪のキャラクターを演じるからと言って、必ずしも髪の毛を黒く染める必要はありません (コスプレなどで敢えて染めたいという方のお気持ちを否定するものでもありません)。 「デュラララ!!」という物語の本質として大事にして頂きたいのは、キャラクターが作品に至るまでに――そして作 品の中でもリアルタイムで積み上げられていく心の繋がりですので、何卒ファンの皆様には御理解頂ければ幸いです。
成田良悟
<キャラクタービジュアル>
[竜ヶ峰帝人:橋本祥平]
来良学園への入学を機に、池袋へやってきた高校生。
都会の非日常に憧れている。
[紀田正臣:杉江大志]
帝人の幼馴染で、帝人に来良学園入学を勧めた張本人。
ギャグは寒いが、テンションの高いムードメーカー。
[園原杏里:福島雪菜]
帝人のクラスメイト。
大人しく控えめな美少女で、眼鏡と巨乳がトレードマーク。
[セルティ・ストゥルルソン:佐野夏未]
池袋に出没する謎の”首なしライダー”。
相棒は使い魔のコシュタ・バワー。
[岸谷新羅:安西慎太郎]
池袋の闇医者。
四字熟語を頻繁に使用する。
[門田京平:君沢ユウキ]
ワゴン4人組の兄貴的存在。
臨也、静雄、新羅とは同級生。
[遊馬崎ウォーカー:大谷 誠]
門田の仲間で、筋金入りのオタク。
二次元をこよなく愛している。
[狩沢絵理華:田上真里奈]
門田の仲間で、遊馬崎の相方。
遊馬崎にひけをとらないほどの、筋金入りのオタク。
[渡草三郎:影山達也]
門田の仲間。
移動手段であるワゴン車の持ち主。
[矢霧波江:夢月せら]
誠二の姉。
矢霧製薬の重役。
弟である誠二を溺愛している。
[矢霧誠二:吉高志音]
帝人や杏里のクラスメイト。
高校入学初日に休学を宣言し、姿をくらませる。
[間美香:南 由樹]
高校入学前から行方不明になっている、杏里の親友。
「今回の舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~が俳優として初の出演作品とな ります。 たくさん努力をして、存在感や個性のある俳優を目指して頑張ります。宜しく お願いします」
[サイモン・ブレジネフ:磯貝龍乎]
池袋の寿司屋「露西亜寿司」の店員で、ロシア人。
[平和島静雄:伊万里 有]
“池袋一強い男”と呼ばれ、 最強(最凶)の名を欲しいままにする借金取り。
[折原臨也:猪野広樹]
新宿を拠点に活動する情報屋。
平和島静雄とは犬猿の仲。
<概要>
【タイトル】舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~
【原 作】成田良悟『デュラララ!!』(電撃文庫刊)
【原作イラスト】ヤスダスズヒト
【演出】毛利亘宏(少年社中)
【脚本】高木 登(鵺的)
【CAST】竜ヶ峰帝人:橋本祥平 紀田正臣:杉江大志 園原杏里:福島雪菜
セルティ・ストゥルルソン:佐野夏未 岸谷新羅:安西慎太郎 門田京平:君沢ユウキ 遊馬崎ウォーカー:大谷 誠 狩沢絵理華:田上真里奈 渡草三郎:影山達也 矢霧波江:夢月せら 矢霧誠二:吉高志音
張間美香:南 由樹 サイモン・ブレジネフ:磯貝龍乎
アンサンブル:戸舘大河 村上 渉
菅野慶太 榮 桃太郎 栗本佳那子 遠藤拓海 朝間 優 伊藤ナツキ
平和島静雄:伊万里 有 折原臨也:猪野広樹
セルティ・ストゥルルソン(声の出演):沢城みゆき
【STAFF】アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション) 振付:本山新之助
【企画・制作】アニプレックス・トライフルエンターテインメント
【主催】アニプレックス・トライフルエンターテインメント・KADOKAWA・ドワンゴ(IIV)
【公演日程】
[東京]
2021年8月1日(日)~7日(土)日本青年館ホール
[愛知]
2021年8月13日(金)~15 日(日)名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホール
[大阪]
2021年8月20日(金)~22日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
公式HP:https://durarara-stage.com/
公式ツイッター @durarara_stage
©成田良悟/KADOKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会