劇団「身体ゲンゴロウ」第3回公演「リトルボーイ&girl」上演

好奇心は悪なのか?東京芸大生による劇団「身体ゲンゴロウ」第三回公演はデイヴィッドハーンによる核融合を題材に、イノセントと悪の狭間を描く。

劇団「身体ゲンゴロウ」では、第3回公演となる「リトルボーイ&girl」を中野テルプシコールにて上演いたします。東京五輪と重なった公演時期に、デイヴィッドハーンによる自宅での核融合炉開発を題材として、現代社会にある幸福と不条理の二面性を描き出します。見立てを用いて場面が次々に流れていく、息をつく暇がないほどスピード感のある舞台になっています。東京芸大生を中心としたメンバーによる独創性と技術が発揮された、舞台美術やパフォーマンス、照明や音楽も見どころです。

[劇団「身体ゲンゴロウ」]
2019年、東京藝術大学の学生を中心に結成され、社会人や他大生など多彩なメンバーが集まり活動している。日常生活を淡々と描き出す中に現れる歪みを軸に、メタシアターと見立てによる夢と現実の境目を進んでゆく超加速の演劇が特徴。メンバーそれぞれが現代美術の作家として活動する傍ら、舞台美術・音響・パフォーマンス・照明などそれぞれの分野を活かしあう形で公演を行っている。

[演出菅井啓汰]
2000 年宮城県生まれ。演劇の演出と映像の分野を往復し、鑑賞者と作品がより近しくなる表現を求めて演劇的に映像を展開させるインスタレーションを制作している。身体ゲンゴロウ全作品の演出を担当。主な代表作に「When The Lights Go Marching In」(東京芸大アートフェス2021 優秀賞)

<あらすじ>
ここはしがない地方都市。描かれるのは少女の日常。学校、部活にアルバイト、繰り返される日常に、少女は夢のなかでの家出を決めました。人形、選挙に、王様ゲーム、人工呼吸に核融合…ちょっと不条理な出来事を潜り抜ける少女は、爆弾を作っている少年に出会うのですが…。少女が最後に見つけた平和とは…。

<概要>
公演日時:
2021年7月30日(金)14:00/19:30
2021年7月31日(土)13:00/18:30
2021年8月1日(日)13:00/18:00
会場:
中野テルプシコール
主催:身体ゲンゴロウ
[チケット情報]
※チケット発売開始 7 月1日(木)
料金(指定席)
一般 2500 円/ 学生 2000 円
販売窓口https://ticket.corich.jp/apply/112929/
劇団お問い合わせ先shintaigengorou@gmail.com
【キャスト】
岡田夏旺、浜崎祥多、加藤未星、武田朋也、柳町明里、菅井啓汰
作:菅井啓汰・武田朋也 / 演出:菅井啓汰
公式HP:https://shintaigengorou.wixsite.com/mysite