6月1日からの上演を予定であったが 新型コロナウイルスの影響により中止。 キャストを一部変更し、 8月上演。
内容は、 声優による朗読と古典舞踏家による舞、 そして光、 音を駆使しながら幽玄の新しい形のエンターテイメント 。 日本の芸能の基礎となる「能」は、 最近ではさまざまなコラボ舞台が生まれ、 ドラマのテーマになったりと、 今再び注目を集めています。 また、 アニメなどを通じて世界中にも知られるようになった「鬼」も「能」の中によく出てきます。
今回お届けする能作品「鉄輪(かなわ)」は、 とある女が、 自分を捨てて後妻を娶った夫に報いを受けさせるため、 遠い道を幾晩も、 貴船神社に詣で、 とうとう鬼になってしまいます。 その鬼を稀代の陰陽師、 安倍晴明が退治する物語。 稀代の陰陽師として知られる 安倍晴明を演じるのは 赤羽根健治、 伊藤健太郎、 井上和彦、 笠間 淳、 神尾晋一郎、 中澤まさとも、 浜田賢二、 三木眞一郎 、 晴明の弟子・藤原和人を演じるのは 木島隆一、 沢城千春、 高塚智人、 土屋神葉、 中澤まさとも、 中島ヨシキ、 廣瀬大介 、 鬼女を演じるのは 逢田梨香子、 岡村明美、 香里有佐、 古賀葵、 三上枝織、 森優子、 柚木涼香、 吉岡茉祐 。 配役は日替わりとなっており、 一つとして同じ舞台はありません。 果たしてどのような「鉄輪」の舞台が生まれるのか。
◆ストーリー
自分を捨てて後妻を娶った夫に、 報いを受けさせるため、 遠い道を幾晩も、 貴船神社に詣で、 とうとう女は鬼になってしまいます。 その鬼を稀代の陰陽師、 安倍晴明が退治する物語です。
◆スタッフ
[脚本・演出 村上信夫]
作家・放送作家・茨城大学教授 映画やテレビドラマ、 ネットドラマの脚本をはじめ、 音楽番組、 報道番組、 ドキュメンタリーの構成と幅広く活躍。 手掛けたテレビ番組は5000タイトルを超える。 人気ラジオドラマ「アナザーワールド 犯罪心理学者」シリーズ(02~09)の原作・脚本、 アナウンサー朗読ライブ「ラヴシーンI・II」(96~97)(フジテレビ)、 歌舞伎舞踊の舞台、 愛知万博などの構成・台本も手掛ける。 立教大学大学院修了(専門;メディア論、 危機管理論)。
[舞・山村楽千代]
重山村流師範 東京深川生まれ、 6歳より若柳流の踊りを習い始め、 15 歳で名取、 2年後には師範となる。 文楽の吉田蓑助師(現:人間国宝)の紹介で 17歳より吉村流四世家元 故・吉村雄輝師(人間国宝)の元で地歌舞(上方舞)を習い 始める。 その後、 吉村雄輝師の紹介によって、 地歌舞の名手として世に知られた故・ 山村楽正師(勲四等叙勲)の門下となり本格的に芸の道へ入った。 平成 23 年からは観世流仕舞を 野村四郎(現:人間国宝)に学び、 第 11、 12、 14 回の「舞の会」は文化庁芸術祭参加 公演として本行物の地歌を取り上げ、 原点である能に一旦戻って作品の見直しを行う という意欲的な舞台で野村四郎師と共演。 また、 社会学者の鶴見和子氏の回忌であ る「山百合忌」にて、 上皇后陛下御前にて自身による作舞の新曲を舞った。 その他引 地元活性化の一助となることを願い、 東日本大震災の起きた平成 23 年より富岡八幡 宮へ毎年舞を奉納している。
<概要>
朗読と能で描く陰陽師と鬼の世界 幽玄朗読舞「KANAWA」
【日時】
8月31日(火) 開場18:30/開演19:00
9月1日(水) 開場18:30/開演19:00
9月2日(木) 開場18:30/開演19:00
9月3日(金) 1.開場13:00/開演13:30 2.開場18:30/開演19:00
9月4日(土) 1.開場12:00/開演12:30 2.開場17:30/開演18:00
9月5日(日) 1.開場12:00/開演12:30 2.開場17:30/開演18:00
【出演】
□男性声優:赤羽根健治、 伊藤健太郎、 井上和彦、 笠間淳、 神尾晋一郎、 木島隆一、 沢城千春、 高塚智人、 土屋神葉、 中澤まさとも、 中島ヨシキ、 浜田賢二、 廣瀬大介、 三木眞一郎
□女性声優:逢田梨香子、 岡村明美、 香里有佐、 古賀葵、 三上枝織、 森優子、 柚木涼香、 吉岡茉祐
◇舞/山村楽千代、 地方/佐藤紀久子、 笛・囃子/設楽瞬山、 太鼓/望月左京
◇上演台本・演出/村上信夫、 音楽プロデューサー/佐藤純之介、 音楽監督/印南俊太朗
〇エンディングテーマ/Sarah L-ee
【会場】
銀座博品館劇場 (東京都中央区銀座8-8-11)
【主催】
主催:東京音協/ぴあ 後援:文化放送
【制作】
企画・制作:東京音協
◆朗読と能で描く陰陽師と鬼の世界 幽玄朗読舞「KANAWA」公式サイト: https://t-onkyo.co.jp/roudoku_seiyu/kanawa/