特定非営利活動法人文化芸術教育支援センターによる 石田衣良原作舞台 新人シナリオライター発掘プロジェクト『LAST&SEX~終焉と悦楽~』が2021年8月4日~ 8月8日に中目黒キンケロ・シアター(東京都目黒区)にて上演。
石田衣良原作シナリオコンクールにて選ばれた4作品を舞台化する。
シナリオを学ぶ多くの人に自分の作品が形になる場を作ろう! そんな思いで立ち上げた新人発掘プロジェクト。今までに5回の上演を行い17人の舞台脚本家が誕生。自分が書いた作品に、多くのキャスト、スタッフが携わることを経験して、今では、テレビや配信、ラジオなど様々なメデイアで活躍。
そして昨年、特別編としまして直木賞作家・石田衣良原作の舞台を上演する運びとなったものの、コロナ禍の影響で2回の延期を余儀なくされてしまった。
2冊の原作・短編18本の中から脚色シナリオコンクールで選ばれた4作品をオムニバス形式で上演するこの舞台、新人作家の熱い想いが込められている。
<概要>
日程・会場:2021年8月4日~ 8月8日 中目黒キンケロ・シアター
[主催]
NPO法人文化芸術教育支援センター
理事長 松本京は他に一般社団法人 日本シナリオ技能検定協会 代表理事、株式会社ズービッツ代表取締役社長を務める。また、株式会社シナリオセンター、タイタンの学校、日本芸術専門学校でシナリオを教えている。
作家、役者を中心としたNPO法人の理事長として地域活性と交流に力を注ぎ、多くの子供たちに文化芸術と触れ合う機会を提供。世田谷観音奉納 野外舞台「天泣に散りゆく」では史実を元にした戦争の舞台に、都内中高校の演劇部の生徒を出演させ戦争について考える機会を作り、プロの役者との共演を経験させることでスキルアップの場も作っている。更に2017年からは、新人シナリオライター発掘プロジェクトを開催、コンクールで選ばれた生徒たちの作品を舞台化している。コロナ禍においては中目黒トライ、清月エンターテイメントと共に「JAPAN BEST TV株式会社」の社長として、1年間で100本近くの配信作品を制作している。
[スタッフ]
原作: 石田衣良 / 脚色「白い夢」: 秋山亮介/ 「蝶をつまむ」: なないろみほ / 「ラストバトル」: 水野祐三子 / 「ラストホーム」: 金井博文 / 演出: 山本タク
(演出・山本タク)
1980年11月1日生まれ。山口県出身。
映画や舞台や小説、イベントの脚本、構成、演出を手がける。
自身も役者として参加したエジンバラフェスティバル(2004)で最高峰の5星を獲得し、ドラゴンクエストシリーズ「テリーの大冒険」の脚本家佐々木智広の戯曲に、東海テレビ開局50周年記念作品「花衣夢衣」(昼ドラ)主演の尾崎姉妹を起用した「モルヒネと海」で演出家デビュー。大河ドラマ誘致推進協議会、京都フラワーツーリズムによる地域振興の企画、短編小説「ガラシャ物語」シリーズの中の一つ、『水面に映るおもかげの花』を執筆。電子書籍化され、Kindleから電子出版中である。作品作りにおいては、年代や国境を越えた人間の根本にある二律背反や愚かさをコミカル且つリアルに描き出すことを大切にしている。近年は立教大学異文化コミュニケーション学科一年基礎演習(必修)のコーチングリーダー(2010〜2013)や、ワタナベエンターテイメントカレッジ表現基礎、映像演技(必修)の講師(2010〜)など、演技コーチングから演劇によるコミュニケーション能力の向上の活動などなどにも力を入れている。
(原作者・石田衣良)
「池袋ウエストゲートパーク」でオール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。
2003年「4TEEN フォーティーン」で直木賞を受賞。06年「眠れぬ真珠」で島清恋愛文学賞、
13年「北斗、ある殺人者の回心」で中央公論文芸賞を受賞。
『アキハバラ@DEEP』『美丘』など著書多数。
■ タイムテーブル
8/4(水)18:00[L]
8/5(木)18:00[S]
8/6(金)14:00[S]/18:00[L]
8/7(土)13:00[L]/17:00[S]
8/8(日)12:00[S]/16:00[L]
※ダブルキャスト [L]LASTチーム/[S]SEXチーム
※開場は、開演の45分前です。
※有料での同時生配信も予定(アーカイブあり)