ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』大貫勇輔演じるケンシロウとともに物語の中核をなすトキ、 シン、 リュウケン、 トウ、 マミヤ、 レイ、 ジュウザ、 バット、 リンのイメージビジュアルが発表と共に、「パプリカ」や米津玄師、土屋太鳳らなどの振付を手掛ける辻本知彦が振付の参加、追加キャスト・公演情報が発表された。
上から ケンシロウ:大貫勇輔/トキ:加藤和樹・小野田龍之介/シン:植原卓也・上田堪大/
リュウケン:川口竜也、 トウ:白羽ゆり、 マミヤ:松原凜子/レイ・ジュウザ:伊礼彼方、
レイ・ジュウザ:上原理生/バット:渡邉蒼、 リン:山崎玲奈・近藤華
伝説的コミック「北斗の拳」を初めてミュージカル化し、 北斗神拳、 南斗聖拳という対をなす二つの拳法の使い手である男たちと、 彼らを取り巻く人々を描くこのミュージカル作品においては、魅力的なキャラクターたちの活躍が見どころの一つととされている。
東京公演は12に日生劇場。その後2022年1月に梅田芸術劇場、愛知県芸術劇場にてツアー公演が実施。同年秋に中国ツアー公演予定されている。
【漫画『北斗の拳』とは】
週刊少年ジャンプに1983年~`88年まで、原作 武論尊、漫画 原哲夫により連載。最終戦争により文明社会が失われ、 暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、 北斗神拳の伝承者 ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれており、今でも多くの読者に愛されている。原作漫画の累計発行部数は全世界で1億部を突破。TVアニメや劇場版アニメ、脇役たちをフィーチャーした外伝が作られるなど人気は高く、 社会現象にまでなった作品。
コメント到着!
■トキ(加藤和樹・小野田龍之介 ダブルキャスト)
加藤和樹(トキ)コメント
トキは「北斗の拳」の中でも僕が一番好きなキャラクターで、 その生きざまに魅せられています。 血の気の多いシーンがおなじみですが、 お客様にはバトルばかりではないこの作品の壮大で深い魅力に触れていただきたいです。 命を削って闘う男たちがそれぞれに抱く愛に感動し、 その信念に共感していただけたらと思います。
小野田龍之介(トキ)コメント
漫画原作の題材をブロードウェイで活躍するワイルドホーンさんのような才能を得て、 どのようにミュージカル化されるのか非常に興味があります。 まだまだ未知数なことだらけではありますが、 だからこそ挑みがいのある魅力的な作品だと思っています。 この作品を盛り上げて日本中で“北斗の拳旋風”を巻き起こしていきたいです。
■シン(植原卓也・上田堪大 ダブルキャスト)植原卓也(シン)コメント
歴史とパワーをもつ作品が原作のミュージカルに、 百戦錬磨のキャストとスタッフが集結することで、 エンターテインメントの力が漲った、 壮大なスケールの舞台になるのは間違いないと確信しています。 僕も役者として自分が思い描く高みに到達できたと胸を張れるように、 そしてどの要素もお客様に楽しんでいただけるよう挑みたいです。
上田堪大(シン)コメント
グランドミュージカルに出演させていただくのはこれが初めて。 僕自身はもうとにかく“修行”という心境です。 稽古の中で自問自答しながら、 そこから生まれるモノを信じ、 そしてこの作品でシンを演じきった後に見えるであろう自分の新しい景色を想像しています。 この作品が僕の大切なターニングポイントになるものになるのは間違いありません。
■リュウケン(川口竜也)
川口竜也(リュウケン)コメント
僕はまさに世代なので、 「北斗の拳」はとても思い入れのある作品です。 まさか自分が大好きだった作品のキャラクターを演じることができるとは思っていなかったので、 出演が決まった時は本当に嬉しかったですね。 多くの人に愛され続ける作品が、 どのようなミュージカルになるか、 とても楽しみです。
■トウ(白羽ゆり)
ゆり(トウ/トヨ)コメント
トウは私から見て、 とても忍耐強くかっこいい女性です。 闘いのシーンの多いこの作品ですが、 トウの女心を大事にしながら女性の優しさ、 強さ、 切なさ、 儚さを出していきたいです。 今回はもう1人、 バットの母親的存在のトヨも演じます。 私にとっては挑戦の役です!村では皆を見守りながら懸命に生きている女性。 素朴だけど逞しくて母性を感じます。 原作に描かれた、 それぞれのキャラクターのイメージは大切にしつつ、 私らしくトウとトヨを演じたいと思っています。 ぜひ色々な方に観ていただきたいです。 お待ちしています!
■マミヤ(松原凜子)
凜子(マミヤ)コメント
「北斗の拳」がミュージカル化という話を聞いたときはびっくりしました、 周りの人たちもザワつきながら期待が高まっていることを感じます。 村人を守る強くてかっこよく、 また優しさと愛にあふれる女性であるマミヤを演じられるよう、 これから鍛錬を重ねて素敵な作品を作っていきたいと思います。
■レイ(伊礼彼方・上原理生 ダブルキャスト、 ジュウザと交互で役替わり)
■ジュウザ(伊礼彼方・上原理生 ダブルキャスト、 レイと交互で役替わり)
伊礼彼方(レイ/ジュウザ)コメント
愛がテーマになっていることや、 レイもジュウザも含めてどの役も漢気(おとこぎ)があることが、 原作の魅力だと思います。 原作ファンの方の気持ちを裏切らない作品にしたいし、 また原作をあまりご存じでないミュージカルファンの皆さんにはこの作品を通して原作の良さをお届けできたらと思います。
上原理生(レイ/ジュウザ)コメント
原作ファンがたくさんいらっしゃる作品ですので、 その方々の気持ちを大切にしながら舞台上でどのような描き方ができるのか、 という可能性を追求していきたいです。 熱い漢(おとこ)たちの物語を通して、 お客様になにかしらの想いやメッセージをできたらと思いますので、 その熱気を感じに是非劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
渡邉蒼(バット)コメント
作品の世界観が世紀末ということで非常に殺気立っている人物が多い中、 バットは観ている方の心の休み場になるようなお茶目さが魅力的なキャラクターだと思うので、 それを全身全霊で表現したいです!僕はミュージカルの経験がほとんどないのですが、 「とにかくやってみよう」という気持ちを大切に、 初めてだらけの自分にしかできない挑戦をしていきたいと思います。 多くの方の心に届くパフォーマンスができるよう、 精一杯頑張ります!
■リン(山崎玲奈・近藤 華 ダブルキャスト) 山崎玲奈(リン)コメント
今まで「北斗の拳」を読んだり、 観たりしたことがなかったので、 アニメを観てリンちゃんを知るにつれて、 その芯の強さに引き込まれていきました。 歌でそんなリンちゃんの強さを表現できたらと思います。 原作ファンの方も、 そうでない方も、 ミュージカル好きな方も、 みんなで楽しめる作品になっていますので、 劇場で皆様にお会いできるのを楽しみにしています!
近藤華(リン)コメント
「北斗の拳」の原作を読んだとき、 最初は戦うシーンが多くて怖かったのですが、 キャラクター一人一人にドラマがあると気付きました。 私の演じるリンは、 普段は大人しいけれど強い心を持った女の子なので、 そうした部分を舞台でも表現していきたいです。 舞台を観てくださった方々に感動してもらえるような作品になればいいなと思います。
振付 辻本知彦コメント
「北斗の拳」は私が子供の頃に親しんだマンガでした。 日本の漫画は世界でも知名度が高く「北斗の拳」もそうだと思います。 そのケンシロウ役に大貫勇輔さん!これは感慨深いですね。 彼と出会って14年。 ミュージカル版の「北斗の拳」で主役になれるまでに成長するとは嬉しい限りです。
今の日本のミュージカル界で大貫勇輔がダンスのトップだと思います、 そんな彼を今回振り付けで盛り上げて行きたいです!演出家の石丸さんとも相性が良く、 とても楽しく振付をさせていただいております。
辻本知彦氏の振付就任にあたって ケンシロウ役大貫勇輔からのコメント僕が19歳の時に辻本さんの踊りを見て衝撃を受け、 レッスンを受けに行き、 出会ったその日に弟子にしてくださいとお願いしました。 その日から約1年間、 辻本さんのそばで色々なことを学ばさせて頂きました。
今も尊敬する表現者として、 自分自身がパフォーマンスする時に辻本さんならどうするかと、 いつも頭の中に存在しています。 (笑)
今回、 こうして振付として入っていただけることになり、 とても嬉しく、 有り難く思っています。 今からダンスシーンが、 稽古が本当に楽しみです!
【公演概要】
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳』
原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
音楽:フランク・ワイルドホーン
演出:石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子
振付:辻本知彦 顔安(ヤン・アン)
企画制作:ホリプロ
<東京公演>
期間 会場:2021年12月8日(水)~29日(水 ) 日生劇場
<大阪公演>
期間 会場:2022年1月8日(土)・9日(日) 梅田芸術劇場メインホール
<名古屋公演>
期間 会場:2022年1月15日(土)・16日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール
公式HP
https://horipro-stage.jp/stage/musical_fons2021
https://www.hokuto-no-ken-musical.com/
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111