『東京コンテンポラリーシアター音楽演劇「奏鬼」』が10月25日にサントリーホール ブルーローズにて上演される。
東京コンテンポラリーシアターは、音楽家、 デザイナー、プロデューサー、演奏家、作曲家による総合芸術集団で、オリジナル脚本によるメッセージ性の高い、熱量溢れる演目が特徴と紹介されている。
タイトルにある「音楽演劇」は、様々なジャンルの音楽家が自ら、演奏し芝居をする、新感覚で新ジャンルの音楽舞台という。
メインタイトルの「奏鬼」(ヨミはカナデオニ)は、音を制するは世界を制する。なぜならば。。この世には必ず音が存在するからという考えによるものだという。
「奏鬼」
森羅万象 自然を崇めし日本 八百万の神に八百万の鬼
その中にして無類の力を誇るは 「音」を操り、人間を死に至らしめる奏鬼
今宵琵琶の音鳴り渡り 奏鬼の長、奏様が現るる
鬼達の命をかけた、鬼気迫る渾身の演奏が始まる。
音を奏でるために。生きていくために。
– プロフィール –
YUKKO (脚本・演出、フルート&ボーカル)
神秘的な美しさと魂を揺さぶる情熱を兼ね備えた「吹く・舞う・唄う」孤高のパフォーマンスアーティスト。1999年Sonyrecordsよりシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。日本はもとよりヨーロッパでも活動。クラシックフルートを上野星矢、コンテンポラリーフルートを多久潤一朗に師事。東京コンテンポラリーシアター主宰、FM87.6MHz渋谷のラジオ「渋谷のランチタイム」パーソナリティ、音楽スクール TCT Music Academy 代表。ピナバウシュを敬愛する。
吉永典子(詩吟&琵琶)
吟詠家の両親をもとに育まれ幼少より吟詠を学び、1985年日本コロムビア主催全国吟詠コンクール優勝。2007年日本琵琶楽コンクール優勝。2010年日本コロムビアからアルバムをリリース。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」、大河ドラマ「平清盛」「軍師官兵衛」「麒麟がくる」、「アシガールSP」等に出演。各地にて吟詠・薩摩琵琶の公演、指導に活躍中。
東金ミツキ(セルパン)
古き良きフランスのエスプリから生まれた唯一無二のフォルムと、全てを包み込む様な優しく柔らかなサウンドで聴衆を魅了する、世界でも数少ないセルパニストの一人。まだまだ知名度の低いセルパンの魅力を《一人でも多くの人に》をモットーに、クラシックに限らず様々なジャンルにおけるセルパンの可能性を追求している。
滝澤博之(ドラム・パーカッション)
14歳から18歳までドラマーの三浦能に師事し、広くドラミングの基礎を学ぶ。その後は都内音楽専門学校へ進み在学中に演奏家活動を開始。サポート、劇伴、自身のバンド活動、講師、バンドスコアの出版など広くドラムに関わりながら活動中。
アキラ ヤマガタ(ピアノ)
父が声楽家、叔母がピアニストという音楽一家に生まれる。美とロマンと歌をこよなく愛するピアニスト。東京芸術大学大学院修了。第12回宝塚ベガ音楽コンクールピアノ部門第1位。ルーマニア国立オーケストラに招聘され、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演。バリトン歌手としても活動し、多くのアンサンブルに参加。
マシュー・ロー(ピアノ・ボーカル)
桐朋学園大学音楽学部を経てパリ国立高等音楽院のピアノ科、修士課程を最優秀・首席で卒業。第8回ルーマニア国際音楽コンクール第1位グランプリ、第60回全日本学生音楽コンクール第1位、他受賞多数。ヨーロッパ各地でリサイタルを開催。
シンガーソングライターとしても活躍。19年12月に連続シングルリリース。20年6月にはアルバム『LOST2』を配信リリースし、収録曲が日テレ「バゲット」セキュリティソフト「ノートン」のCMに採用される。21年6月には、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の挿入歌作詞を担当。同年9月、ボーナストラックを加えたクラシックアルバム『Mélangé』でCDデビュー。
Cュ タツヤ(振付師・ダンサー)
バスクリン「きき湯」CM主役出演中。振付師として、PRアワードアジア2017金賞、国際PR協会GWAにて2部門トップ賞など受賞。主な振付にLOLサプライズ(渡辺直美)など。コマーシャル・映画・PVの振付・出演など100本以上に関わる。東京大学教育学部でゲストアーティストや講師。「60億人プロジェクト」を主宰。ダンスは世界共通の平和コミュニケーションがテーマ。誰もが自分のダンスを自由に踊れたら世界はもっと素敵になる活動をする。
坂井武尊(チェロ)
東京音楽大学卒業。第71回全日本学生音楽コンクール 大学の部全国大会で横浜市民賞(聴衆賞)を受賞。第27回日本クラシック音楽コンクール室内楽部門全国大会にて第2位(最高位)受賞。現在N響アカデミーに在籍中。これまでにライサ・ソコロフスカヤ、萬代裕子、ドミトリー・フェイギン、毛利伯郎の各氏にチェロを師事。また室内楽を東彩子氏に師事。
サンドアート集団SILT 船本恵太×一華(映像作成・演出)
世界初の複数名によるパフォーマンススタイルを確立した9名のサンドアーティスト集団。アスタナ万博(カザフスタン)に日本代表として出演。日本レコード大賞、ミュージックステーションなどへ60回以上にわたりテレビ出演。嵐フェス(国立競技場)にて相葉雅紀にサンドアートを指導し、共に制作した映像が上映された。乃木坂46名古屋ドーム公演のサンドアート映像を制作。コブクロ20周年全国ツアーで共演や、イ・ジョンヒョン(CNBLUE)のMV制作、米国のA GREAT BIG WORLDのグラミー賞受賞曲のMV制作など国際的に活躍。
東京コンテンポラリーシアター(TCT)
2016年6月 音楽家、 デザイナー、プロデューサー、演奏家、作曲家が集結した総合芸術集団。オリジナル脚本によるメッセージ性の高い、熱量溢れる演目が特徴で出雲、宮島、高千穂、羽黒などの名高い寺社仏閣でも数多く公演している。特に羽黒山国宝五重の塔では2016年より3年連続で公演をし、2017年からはクラシック奏者と共に「音楽演劇」という新ジャンルを立ち上げ、YUKKOオリジナル脚本にて全国各地で公演、同年にはパリ、ベルリンでも単独公演をしている。
概要
『東京コンテンポラリーシアター 音楽演劇「奏鬼」』
出演
YUKKO(脚本・演出、フルート)
吉永典子(琵琶・詩吟)
東金ミツキ(セルパン)
滝澤博之(パーカッション)
アキラヤマガタ(ピアノ)
~Special Guest~:
マシュー・ロー(ピアノ/ボーカル)
Cュタツヤ(ダンス)、
坂井武尊(チェロ)
《映像作成・演出》: サンドアート集団SILT 船本恵太×一華
スタッフ
舞台監督:わたなべひでお/ 音響:新見政弘/ 照明:渡辺康太 / 撮影:Studio Lasp / ヘアメイク:よみ / 衣装:k-obi-tokyo
日程会場 2021年10月25日(月)19:00 サントリーホール ブルーローズ
チケット料金 一般:4,000円(全席自由・税込)
公式ホームページ http://t-c-t.jp/
チケット https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=62688&