今井翼, 宮原浩暢, 小宮有紗, 貴城けい 出演 構成・演出 チェリスト 渡部玄一 リーディング・コンサート 『ベートーヴェンからの手紙』12月上演

楽聖ベートーヴェンが遺した“不滅の恋人”への手紙を巡る ストーリーと本格的なクラシック演奏との融合!
充実のキャスト陣による上演が決定!!

ドイツが生んだ偉大な天才作曲家・ベートーヴェン。
彼の死後、秘密の戸棚から三通の 恋文が発見されたが、手紙には相手を“不滅の恋人”としか称しておらず、今なお解明と研究が行われている。本作はこの音楽史上最大のミステリーを巡る朗読と天才作曲家ベートーヴェンが生み出した名曲の生演奏が融合したリーディング・コンサート。
この度の本作の上演において充実のスタッフ・キャスト陣が実現。
構成・演出は読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一。キャスト陣4名が集結、 “不滅の恋人”への手紙を解明するベートーヴェンの弟子フェルディナント・リース役には数々の舞台、ドラマで秀逸な表現力と比類なき存在感を放つ今井翼。ベートーヴェン役はヴォーカルグループ LE VELVETS のメンバーとしての音楽活動をはじめ、ミュージカル等で実力を発揮している宮原浩暢が演じ、またベートーヴェンが初めて結婚を意識したジュリエッタ・グイチャルディ役に声優としての活躍をはじめ、女優、モデル、DJと多方面で活躍の小宮有紗。そして“不滅の恋人”として最も有力視されているアントニー・ブレンターノ役に元宝塚男役トップスターの貴城けい。

<ストーリー>
1827年3月26日。一人の偉大な音楽家がこの世を去りました。ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン。 享年56。その死の翌日、戸棚に仕掛けてあった秘密の場所から有価証券と共に三通の恋文を見つけました。し かしその恋文には具体的な相手の名前は記載されておらず、「我が不滅の恋人」としか記されおりませんでした。
会うことが叶わない相手へ一刻も早く伝えたいという情熱が迸る恋文。しかしなぜ、この恋文がベートーヴェン に自宅にあったのか。そしてこの女性は一体だれなのか。ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リースはベ ートーヴェンの想いを察し、この女性にベートーヴェンの思いを伝えるべきなのではないかと決意。そしてリー スは手紙を手掛かりにその女性を探す旅に出るのでした。
やがてリースは出会った女性たちからベートーヴェンの意外な素顔を知ることになります。天才音楽家として、 誰よりも完璧に持たなければならない聴覚の失い、絶望した時期。報われない恋に何度も身を委ね、師であるベ ートーヴェンも一人の弱い人間であったと。そしてついに“不滅の恋人”が明らかに・・・。

<登場人物について>
[フェルディナント・リース(演:今井 翼)]

1784年、現在のドイツ西部ボンで生まれる。宮廷音楽家の一族の家で育ち、1801 年秋よりベートーヴ ェンのピアノの弟子となる。ベートーヴェンからピアノのレッスンを受けるほか、ベートーヴェンの演奏 会の補助や交渉などの実務もこなし、またベートーヴェンの難聴をフォローするなど、高い信頼と愛情 を受ける。1804 年にピアニストとしてデビュー。しかし、フランス革命からヨーロッパ全土に波及した戦 争のため、1809 年にボンに逃れる。これがベートーヴェンとの終生の別れとなる。

[ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(演:宮原浩暢)]

音楽史上、最も偉大な作曲家と称され、後世の音楽界に多大な影響をもたらした。作曲家にとって最 も大事な聴覚を失いながらも管弦楽作品からオペラ、様々な編成の室内楽作品や歌曲まで、多彩な 創作を手掛ける。40 歳の頃には完全な全聾となるが、創作意欲は衰えず、『ミサ・ソレムニス』『ディア ベリ変奏曲』『交響曲第9番』など数々の代表作を生み出した。1827 年 3 月 26 日死去。享年 56 歳。

[ジュリエッタ・グイチャルディ(演:小宮有紗)]

ベートーヴェンが愛した女性の一人であり、はじめて結婚を意識した女性とされている。1801 年の暮 れからベートーヴェンからピアノのレッスンを受けるようになる。1802 年にベートーヴェンはグイチャル ディにピアノソナタ第 14 番を献呈。この曲は当初、『幻想曲風ソナタ』と題されていたが、後年『月光ソ ナタ』として広く知られるようになった。

[アントニー・ブレンターノ(演:貴城けい)]

ベートーヴェンからの宛名が明らかになっていない手紙の相手“不滅の恋人”に今現在、最も有力視 されている女性である。ウィーンの伯爵家で生まれ、17 歳でフランクフルトの大富豪と結婚。1809 年に 病身の実父の世話の為にウィーンで 3 年間を過ごす。この時期にベートーヴェンと出会う。1816 年に はフランクフルトに戻り、慈善団体の創設、運営に携わる。

<概要>
日程・会場:12月3日(金) 18:30 / 12月4日(土) 13:00/17:00 彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
構成・演出:渡部玄一(読売日本交響楽団)
出演:
今井翼
宮原浩暢(LE VELVETS)
小宮有紗
貴城けい
演奏:
枝並千花(ヴァイオリン)
渡部玄一(チェロ)
島田彩乃(ピアノ)

問合わせ:サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(平日 12:00-15:00)
製作:インプレッション

HP: https://beethoven-tegami.tokyo/