アニメの産業の業界団体の日本動画協会が、日本でアニメが生まれて100年を記念するプロジェクト『アニメNEXT_100』で2015年から進めて来た企画、日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」を試験的な公開を本日「アニメの日」でもある10月22日にスタートさせた。
「アニメ大全」は、2021年9月16日現在、登録アニメタイトル数14,249件の基本情報を網羅。日本のアニメに関する世界最大規模のデータベースだ。様々な詳細情報や各話数177,474件について調査と、きっと終わりのない作業を続けることから、壮大な情報網の構築を継続している。作品名の検索や、年代、五十音順、キーワードなどの検索から様々なニーズに対応。アニメ研究、ビジネス活用、クリエイティブ、ファンによる調べごとにこの「アニメ大全」はとても役に立ちそうだ。
今日の試験的な公開は、一般公開に先立つもの。データ精査および機能・動作確認など、日本動画協会の会員社となるアニメ制作関連各社や著作権者、有識者を対象としていて、今回の公開をステップとして、2022年3月(予定)の一般公開が期待される。 ■「アニメの日」
日本動画協会の『アニメNEXT_100』プロジェクトは、10月22日を「アニメの日」として日本記念日協会に正式登録している。この「アニメの日」は、「アニメ大全」のスタッフを中心に「アニメの日」の適格な日付の選定において、今は東映アニメーションと名称が変わっている東映動画が制作したカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』が公開された1958年10月22日に注目。当時の東映映画の社長で、東映動画の社長でもあった大川博が『白蛇伝』の予告編に実写で出演し「立派な漫画映画を作り、世界に広く進出したい」との志を述べている。21世紀が20年余りに経た今日、その志は正に日本を代表する世界のコンテンツとなっている。大川社長もびっくりだ。日本のアニメ制作に貢献した先人たちへの敬意と、未来のアニメ制作・産業を担い手へのエールを込め、この10月22日を「アニメの日」として登録されている。
また、『アニメNEXT_100』プロジェクトは、「Amazonアニメフェア2021」公式サイトhttps://amzn.to/3AwSrWGとのタイアップも行われている
公式HP http://anime100.jp
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