『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』に続く大江戸三部作完結編、米村圭伍原作の『面影小町伝』(『錦絵双花伝』改題)が令和4年5月に上演決定。
出演は元宝塚歌劇団で現在は幅広いジャンルの舞台で活躍の蓮城まこと、宝塚歌劇団を2021年4月に退団した元雪組の男役スター・彩凪翔、歌舞伎と並ぶ日本の伝統文化”狂言”を代々伝承する名家、和泉流宗家の20代目和泉元彌の出演が明らかに。
主催は石川県小松市の山あいにある小学校で朗読劇を演じたことを機に舞台を創る活動をスタートさせたKASSAY。以来、静岡県菊川市、埼玉県桶川市、熊谷市、愛知県西尾市、東京浅草と各地域での上演を重ね、その後、三井財閥最盛期を描き、企業文化を舞台化。今年9月には安倍晴明の誕生秘話である「葛の葉」を題材にした作品を伝統芸能の芸を活かし上演。
本作は『安政の遠足異聞』で1997年に菊池寛ドラマ賞佳作入選、1999年『風流冷飯伝』で小説新潮長篇新人賞を受賞した米村圭伍原作。大江戸三部作の前二作の「お色気満載のコント風時代小説」とは雰囲気が一変し、幾重にも重なる因縁と謎、私欲にまみれた思惑と陰謀が盛りだくさんの物語。
<公演概要>
公演名:『面影小町伝』
原作:米村圭伍/脚本:有賀沙織/演出:石橋直也
主催:KASSAY
日程:令和4年5月26日~28日
会場:日本橋劇場
出演:
笠森お仙・・・蓮城まこと
柳屋お藤・・・彩凪翔
倉地政之助・・・和泉元彌
鈴木春信・・・山口眞司
孫十・・・小林功
大田直次郎・・・芦田昌太郎
田沼意知・・・大野裕生
新之丞・・・川島大典
彫師松五郎・・・笠倉祥文
摺師八五郎・・・山上晃二
火消しの頭・・・二神光
江戸の娘・・・秋田かおる
江戸の娘・・・明美里
江戸の娘・・・上倉悠奈
政之助の母・・・大川婦久美
むささび五兵衛・・・安宅忍
公式サイト:https://kassay-stage.com/