栗山民也と気鋭・瀬戸山美咲の強力タッグが実現!多彩なキャストが現代と安保闘争の時代を舞台に正義と真実を問う『彼女を笑う人がいても』が上演中だ。
出演は映像・舞台に目覚ましい躍進を続ける瀬戸康史を主人公に、ミュ ージカルを中心に活躍し今回がストレートプレイ初出演となる木下晴香、近年活躍をみせ今回初舞台となる期待の俳優 渡邊圭祐、舞台・TV・映画と幅広く活躍する演技派の近藤公園を起用。話題の舞台作品に次々と出演している阿岐之将一、舞台・テレビドラマのほか声優としても目覚ましい活躍を遂げる魏涼子、舞台だけでなく映像作品でも幅広く活躍中の吉見一豊、長年舞台で活躍し続け栗山作品に欠かせない大鷹明良が脇を固める。出演者全員が現代と過去それぞれの時代に生きる人々を演じ分けるのも見どころ。
【公開 URL】
https://youtu.be/ZomyEjATqHk
<あらすじ>
雨音。
1960年6月16日。黒い傘をさした人々が静かに集まってくる。人々はゆっくり国会議事堂に向かって歩き出す。
2021年、新聞記者の伊知哉は自分の仕事に行き詰まっていた。入社以来、東日本大震災の被災者の取材を続けてきたが、配置転換が決まって取材が継続できなくなってしまったのだ。そんなと き、伊知哉は亡くなった祖父・吾郎もかつて新聞記者であったことを知る。彼が新聞記者を辞めたのは 1960 年、安保闘争の年だった。
1960 年、吾郎は安保闘争に参加する学生たちを取材していた。闘争が激化する中、ある女子学生が命を落とす。学生たちとともに彼女の死の真相を追う吾郎。一方で、吾郎のつとめる新聞社の上層部では、闘争の鎮静化に向けた「共同宣言」が準備されつつあった。
吾郎の道筋を辿る伊知哉。報道とは何か。本当の“声なき声”とは何か。やがて 60 年以上の時を経て、ふたりの姿は重なっていく。
<概要>
『彼女を笑う人がいても』
【日程】 2021年12月4日(土)~12月18日(土)
【会場】 世田谷パブリックシアター
【作】 瀬戸山美咲
【演出】 栗山民也
【出演】 瀬戸康史 木下晴香 渡邊圭祐 近藤公園 阿岐之将一 魏涼子/吉見一豊 大鷹明良
【美術】 松井るみ 【照明】 服部基 【音響】 井上正弘 【映像】 上田大樹 【衣裳】 前田文子 【ヘアメイク】 鎌田直樹 【音楽】 国広和毅 【演出助手】 須藤黄英
【舞台監督】 加藤高 松嵜耕治
【お問い合わせ】 世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515 https://setagaya-pt.jp/
【主催】 公益財団法人せたがや文化財団
【企画制作】 世田谷パブリックシアター
【後援】 世田谷区
<ツアー公演>
福岡公演
[日時] 12 月 22 日(水)18:30
[会場] 福岡市民会館・大ホール
[主催] テレビ西日本、スリーオクロック
愛知公演
[日時] 12 月 25 日(土)18:00/26 日(日)13:00
[会場] 刈谷市総合文化センター 大ホール
[主催] メ~テレ、メ~テレ事業
[共催] 刈谷市・刈谷市教育委員会・刈谷市総合文化センター(KCSN 共同事業体)
兵庫公演
[日時] 12 月 29 日(水)18:00/30 日(木)12:00/30 日(木)17:00
[会場] 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
[主催] 兵庫県、兵庫県立芸術文化センター