2021年、世田谷パブリックシアターで上演し、続く全国3都市でのツアー公演を終えた『彼女を笑う人がいても』。現代日本演劇界を代表する演出家の一人である栗山民也と、近年凄まじい活躍ぶりの次代を担う劇作家・瀬戸山美咲が強力タッグを組み、瀬戸康史をはじめとする多彩なキャストが現代と安保闘争の時代を舞台に正義と真実を問う舞台、この公演の動画配信が決定。
配信サイト:PIA LIVE STREAM https://t.pia.jp/streaming
配信チケット発売:1/5(水)12:00~
配信期間:1/10(月・祝)10:00~1/16(日)23:59
<あらすじ>
雨音。
1960年6月16日。黒い傘をさした人々が静かに集まってくる。人々はゆっくり国会議事堂に向か って歩き出す。
2021年、新聞記者の伊知哉は自分の仕事に行き詰まっていた。入社以来、東日本大震災の被災者 の取材を続けてきたが、配置転換が決まって取材が継続できなくなってしまったのだ。そんなとき、伊知哉は亡くなった祖父・吾郎もかつて新聞記者であったことを知る。彼が新聞記者を辞め たのは 1960 年、安保闘争の年だった。
1960 年、吾郎は安保闘争に参加する学生たちを取材していた。闘争が激化する中、ある女子学生が命を落とす。学生たちとともに彼女の死の真相を追う吾郎。一方で、吾郎のつとめる新聞社の 上層部では、闘争の鎮静化に向けた「共同宣言」が準備されつつあった。
吾郎の道筋を辿る伊知哉。報道とは何か。本当の“声なき声”とは何か。やがて 60 年以上の時を経て、ふたりの姿は重なっていく。
<概要>
『彼女を笑う人がいても』
【作】 瀬戸山美咲 【演出】 栗山民也
【出演】 瀬戸康史 木下晴香 渡邊圭祐 近藤公園 阿岐之将一 魏涼子/吉見一豊 大鷹明良
【美術】 松井るみ 【照明】 服部基 【音響】 井上正弘 【映像】 上田大樹 【衣裳】 前田文子 【ヘアメイク】 鎌田直樹 【音楽】 国広和毅 【演出助手】 須藤黄英
【舞台監督】 加藤高 松嵜耕治
【日程】 2021 年 12 月 4 日(土)~12 月 18 日(土) ※全公演終了 【
会場】 世田谷パブリックシアター *福岡、愛知、兵庫でのツアー公演も終了
【『彼女を笑う人がいても』公式Instagram】 ユーザーネーム:kanojyo_sept
【『彼女を笑う人がいても』トレーラー】 https://youtu.be/ZomyEjATqHk
【お問い合わせ】 世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515 https://setagaya-pt.jp/
【主催】 公益財団法人せたがや文化財団
【企画制作】 世田谷パブリックシアター
【後援】 世田谷区
舞台撮影:細野晋司
宣伝写真撮影:マチェイ・クーチャ