吉本新喜劇とNMB48によるミュージカル『ぐれいてすと な 笑まん』を大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールと東京・明治座にて開催。ともに大阪で生まれ、これまで様々なコラボレーションをしてきた吉本新喜劇とNMB48が次にタッグを組むのはミュージカル。演出にブロードウェイ・ミュージカルの演出・ 振付を手掛ける玉野和紀。まさに歌って踊って笑って泣ける作品。
脚本も担う吉本新喜劇・川畑泰史座長はじめ、吉本新喜劇、NMB48から本公演に関して会見が行われた。会見に臨んだのは、川畑泰史、すっちー、島田珠代、MNB48の渋谷凪咲、小嶋花梨、上西怜、そして上演台本・演出・振付の玉野和紀。明治座からは三田光政専務取締役。MCは藤崎マーケット。
時間になり、MC登場、まずは作品の説明。それから、明治座の三田光政専務取締役が挨拶。
「吉本興業110周年記念興行ですが、明治座は来年150周年を迎えますので、その前夜祭的な。吉本興業、NMB48という2大コンテンツを組み合わせ、そして我々もご一緒して、この作品を玉野さんをお招きして笑いと感動の素敵なミュージカルにします」とコメント。
それから上演台本・演出・振付の玉野和紀が挨拶。
「以前、吉本興業さんとNMB48さんの新喜劇を上演されたと聞いております。ミュージカルに挑戦していただきます。座長に脚本をお願いして上演台本を書きました。吉本の面白さ、NMB48のアイドルとしてのかわいらしさを全面に出してます!」と力を込めて。そして「大いに笑って、最後はほっこり」
ここで吉本興業の川畑泰史、すっちー、島田珠代、NMB48の渋谷凪咲、小嶋花梨、上西怜が登壇。賑やかにツッコミながら(笑)。
川畑泰史「こんなにありがたいお話をいただけるとは!コラボしてる新喜劇は何度かしているのですが、なんと、今回はミュージカル。いつもの新喜劇はふわふわした気持ちですが、今回はふわふわできない!!NMB48と絡む真剣な川畑を見て頂きたい!NMB48に対しては、恋と愛の間って感じですかね〜」(コメントしてる間、周囲のツッコミがわちゃわちゃと)
それから見どころは3つ。
1)むちゃくちゃ稽古します。
2)玉野が『なんばのエンタメ』に挑戦。
3)ドタバタやアイドルも余すことなく。
1については今までは1週間で本番だったのが、今回稽古期間は1ヶ月以上!「歌とダンスが!」と川畑。すっちーは「歌うことが一番恥ずかしい!歌うくらいなら裸でヌンチャク振り回してる方が(笑)」さらに「『俺、歌わへんで』って言ってるところをNMB48の若い子に見られた」と(笑)
2については「普通にかいてくれたらいいと言われて、気楽に書いて…上演台本見てびっくりしました、ミュージカルになってる!!」と絶賛。また、島田珠代は「今から30ン年前、『ザ・レビュー』っていう中村龍史さんのミュージカルでご一緒させて頂きました。その時はTAPの王様って感じで!何をやらせても…天才です!!」
3については、劇中劇形式で、それぞれ新喜劇、NMBメンバーとして登場。お客様の中にはNMB48のファンも多数いらっしゃるであろうということで「アイドル公演という劇中劇」が用意されている。つまり、ミュージカルもNMB48のアイドル公演も!という『一粒で二度美味しい』内容だそう。
そして歌といえば、やはりNMB48、歌は十八番。登壇メンバーは「12年間アイドルさせていただいてますがまだまだへたっぴーで頑張らないと」「伝統を守ろうとすると新しいところにいかない。NMB48の新しい時代の1歩になるかなと」「新しい私たちを観ていただければ」と。ここで新しいNMB48が観られる予感。
ここで川畑泰史が「わし、セリフ覚えられるかな?」と告白。
ここで、チャレンジコーナー。吉本興業の面々には”アイドル風な紹介”を、NMB48の面々には”吉本風ミュージカル自己紹介”を(笑)、審査員は玉野和紀。細かく紹介できないのが残念だが、笑いが絶えない状況に。時々、玉野和紀、MCに「どうですか?」と振られるも、あまりの破壊力の連続に「どういえばいいんでしょうか?」などのコメント(笑)、本公演、逆に期待できそうな(大笑)
それでもジャッジ、ビリは…川畑泰史(笑)。「ヤスヤスヤスヤス…」でスベったところで、ビリになったかも(笑)。NMB48の渋谷凪咲「やりたくありません」と拒否、ところがステージ最前列に出て「ごめんやして、おくれやして、ごめんやしょ~!」と末成由美のギャグをアレンジ、ビブラートをきかせ、ミュージカル風歌&振り付けで。破壊力NO1で大いに笑いをとった。NMB48の3人がここでMVPに。
それから、質疑応答の時間に。ストーリーについて聞かれた川畑泰史はネタバレを回避させつつ、物語の舞台は「大阪の難波によく似たなんばという国」だそう。「アフターコロナの話にしたいなと。また、ここで『アホナウイルス』という未知のウイルスが」とのこと。
また、劇場が広いので、その点については川畑泰史は「今回は冗談なく稽古から本気出さないと。休憩入れて3時間ぐらい…」そこで、すっちーが「老眼で見えないので広かろうか狭かろうか」と笑いをとった。またNMB48からは「私たちのことを知らない方も見てくださるので、グループの魅力を知ってもらいたい」とコメント。最後の質問でNMB48に対して「やってみたいシーンは?」に対して「壁にぶつかるやつ?端から端まで走ってやってみたい」と体を張ったギャグを希望。またミュージカルなので「ペアダンス」との答えが。実現するかどうかは別だが、取り入れられる可能性は大いにあり、あり。まさに『ぐれいてすと』になる予感、そして、笑いすぎて腹筋が痛くなるかも。公演は5月14日より。
概要
[大阪公演]
日程・会場:2022年5月14日〜5月22日 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホ―ル
[東京公演]
日程・会場:5月26日〜5月29日 明治座
<出演>
■吉本新喜劇
川畑泰史 すっちー、末成映薫、島田一の介、西川忠志、島田珠代、吉田裕、今別府直之、諸見里大介、 松浦真也、森田まりこ
■NMB48 安部若菜、石田優美、加藤夕夏、川上千尋、小嶋花梨、貞野遥香、塩月希依音、渋谷凪咲、上西怜、 新澤菜央、原かれん、平山真衣、本郷柚巴、山本望叶
<料金>
●大阪公演(全席指定/税込) 1前売り券:8,800円 2特典付きチケット A:9,800円 3特典付きチケット B:11,800円 4特典付きチケット C:13,800円
●東京公演(全席指定/税込)
■会場観劇
1前売り券: S席(1階・2階席) 9,800円、A席(3階席) 4,800円 2特典付きチケット A:10,800円
3特典付きチケット B:12,800円
4特典付きチケット C:14,800円
■配信チケット:3,000円
※5/29(日)公演に生配信を実施。 詳細は決定次第発表。
<公式HP・公式SNS>
HP:https://gns.yoshimoto.co.jp/
Twitter:@gns_musical
主催・企画・制作:吉本興業/明治座