草木染作家・坪倉優介さんが自身の体験を綴ったノンフィクション「記憶喪失になったぼくが見た世界」をベースにミュージカル化する本作。
語るような歌で構成される本作の音楽は、 言葉と音が密接に繋がり合う楽曲を生み出す、植村花菜が初のミュージカル作品を担う。 脚本は『アナと雪の女王』の訳詞で話題を呼び、 ミュージカル『生きる』や劇団四季の新作ミュージカル『バケモノの子』などを手掛ける高橋知伽江が脚本と歌詞(植村花菜と共同歌詞)を、演出は、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞、 ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』など話題作を次々と手掛ける小山ゆうな。編曲・音楽監督には、ボストン・バークリー音楽大学で学び、 自身も作曲・演奏家として活躍、 数多くのアーティストや映像作品への楽曲提供、 ディズニーD23 Expo Japanなどでの編曲も手掛けてきた木原健太郎が担う。
ある日、 記憶の全てがなくなった“ぼく”。 過去の経験の記憶だけでなく、 食べる、 寝る、 寒い、 痛い、 おいしい、 きれい、 という感覚の全てが無くなってしまった。
自分の名前、 “お母さん”という存在ももちろん分からない。
“おいしい”ってどういうこと? なぜ人は寝るの? なぜ人は生きているの?
“ぼく”の目を通して見える日常という世界は驚きの連続。
全て分からない。
だから全てが新しい。
力強く生きる“ぼく”。 ぼくを大きな愛で包み支えつづける“母”。
舞台上に登場する俳優は、 “ぼく”と“母”と“大切な人たち”の3名のみ。
言葉を歌で紡ぎ、 音楽と共にお客様と物語を共有できる90分間のミュージカル。
プロデューサー自らが綴る制作日誌連載スタート!
オリジナルミュージカルの制作現場をリアルタイムでレポートする制作日誌の連載がホリプロステージ公式noteにて開始。 打ち合わせの様子や稽古の裏側など、 プロデューサーならではの視点で新作づくりの現場から生の声をお届けする。
第一回目はミュージカル化したいと企画書を書いたきっかけを語る。
▼noteマガジンURL
https://note.com/horiprostage/m/me63f2d68cb62
東京公演は2022年9月新国立劇場 小劇場にて上演。 その後ツアー公演あり。
チケット発売情報は近日発表予定。
概要
新作ミュージカル『COLOR』
日程・会場:2022年9月 新国立劇場 小劇場 ※ツアー公演あり
主催:ホリプロ
企画制作:ホリプロ
キャスト (五十音順)
浦井健治 成河 濱田めぐみ 柚希礼音
スタッフ
原作:坪倉優介「記憶喪失になったぼくが見た世界」
音楽・歌詞:植村花菜
歌詞・脚本:高橋知伽江
演出:小山ゆうな
編曲・音楽監督:木原健太郎
振付:川崎悦子
美術:乘峯雅寛
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
映像:上田大樹
衣裳:半田悦子
ヘアメイク:林みゆき
ボーカルスーパーバイザー:ちあきしん
演出助手:守屋由貴/野田麻衣
舞台監督:加藤高
公式HP= https://horipro-stage.jp/stage/color2022/
公式Twitter: https://twitter.com/NewMusicalCOLOR