東京アニメアワードフェスティバル 授賞発表!  

「東京アニメアワードフェスティバル2021」が東京池袋エリアで開催され、
3月15日に授賞式が、としま区民センターのホールにて催された。

アニメ功労部門、個人賞 受賞者のコメントからお届けする。

アニメ功労部門 顕彰者
プロデューサー: 鈴木 敏夫
漫画家/作家/脚本家: さくら ももこ
脚本家: 小山 高生
アニメーター: 才田 俊次
編集: 瀬山 武司
スタジオシンガー: 伊集 加代
声優: 羽佐間道夫
監督: 富野 由悠季

鈴木敏夫 コメント
僕がアニメに携わったのは 1978年5月からで、そのころは『アニメージュ』というアニメーション雑誌にいました。気づい たら実際に製作に関わってから、もう40何年も経っていたことを改めて実感した次第です。またアニメーションの仕事を してきた中で、一番お世話になったのが、(アニメ界の巨匠)大塚康生さんです。本日は素晴らしい賞をいただき有難うご ざいました。

 

富野由悠季 コメント
これまで協力してくださったスタッフ、委員会の皆様、本当に有難うございます。48年前(この会場と同じ場所の)今は無くなってしまった豊島公会堂で、アニメファンが一同に会したイベントを行ったんです。当時、アニメファンと制作者が交流するイベントは珍しかっ たのですが、会場にはたくさんの女性客が、詰めかけてくださっていました。アニメの仕事は絵を描くだけではなく、こうし たファンの皆様との交流があるということを感じさせてくれたイベントです。今の自分があるのも、あの時の彼女たちのお かげです。本当に有難うございました。 

 

アニメ オブ ザ イヤー部門 個人賞 顕彰者
原作・脚本部門 吉田玲子
監督・演出部門 外崎春雄
アニメーター部門 松島晃
美術・色彩・映像部門 渡邊美希子
音響・パフォーマンス部門 梶浦由記

原作・脚本部門 吉田 玲子 コメント
本日は個人賞だけでなく、私も携わっている『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 も作品賞 劇場映画部門で選んでいただき有難うございました。コロナで大変な状況の中、劇場に足を運んでいただいたお客様、本当に有難うございました。

 

アニメファン賞:「アイドリッシュセブン Second BEAT!」
作品賞 テレビ部門 :「映像研には手をだすな!」
作品賞 劇場映画部門:『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
コンペティション部門
豊島区長賞:『ランマニア』
学生賞: 『The Balloon Catcher』
《短編コンペティション部門》
短編優秀賞:『ショームの大冒険』
短編グランプリ:『棺』
《長編コンペティション部門》
長編優秀賞:『ナウエルと魔法の本』
長編優秀賞・グランプリ: 『ジョセップ』

 

公式HP https://animefestival.jp