〝日本最強の映画賞〟と銘打たれる「第30回日本映画プロフェッショナル大賞」(略称・日プロ大賞)の受賞者が発表となった。
新型コロナウイルスの影響で、今年も授賞式の開催(例年はテアトル新宿)は残念ながらない。
2020年ベストテン
① 本気のしるし 劇場版
② 37セカンズ
③ アルプススタンドのはしの方
④ アンダードッグ
⑤ ミッドナイトスワン
⑥ 風の電話
⑦ 海辺の映画館―キネマの玉手箱
⑧ れいこいるか
⑨ 喜劇 愛妻物語
⑩ さくら
⑩ のぼる小寺さん
2020年個人賞
◯ 作品賞:本気のしるし 劇場版
◯ 主演女優賞:小松菜奈(「さくら」「糸」)
◯ 主演男優賞:草彅剛(「ミッドナイトスワン」)
◯ 監督賞:城定秀夫(「アルプススタンドのはしの方」)
◯ 新人監督賞:HIKARI(「37セカンズ」)
◯ 特別賞:豊島圭介(「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」を監督)
◯ 特別賞:大島新(「なぜ君は総理大臣になれないのか」を監督)
◯ 特別功労賞:桂千穂(脚本家としての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)
◯ 特別功労賞:成田尚哉(プロデューサーとしての長年の功績、日プロ大賞選考委員としての功労に対して)
第30回選考委員 ※敬称略/50音順
選考委員は、監督、プロデューサー、脚本家といった映画の製作現場に関わる人たちから、宣伝関係者、興行関係者、映画評論家、編集者で構成。
足立喜之(会社員)/石飛徳樹(新聞記者)/磯島治之(編集者)/伊藤さとり(映画パーソナリティ)/臼井一郎(フリー)/大高健志(モーションギャラリー)/大高宏雄(日プロ大賞実行委員長・映画ジャーナリスト)/大塚史貴(映画.com副編集長)/荻野洋一(映像演出・映画評論)/加藤敦(北海道新聞記者)/上島春彦(映画批評)/河本清順(シネマ尾道支配人)/古賀重樹(新聞記者)/小張アキコ(映画評論家)/佐藤佐吉(脚本家・監督)/徐昊辰(映画ジャーナリスト)/進藤良彦(映画・ドラマ批評)/鈴木淳(コンテンツ・アドバイザー)/高崎俊夫(編集者・映画批評家)/寺脇研(映画評論家・プロデューサー)/中村勝則(映画ライター)/長野辰次(ライター)/西田宣善(オムロ代表)/藤永一彦(ギンレイホール)/堀口慎(日本映画製作者連盟)/松崎まこと(放送作家・映画活動家)/森直人(映画評論家)