古屋敬多(Lead)・桜井玲香がW主演で挑むミュージカル「FLOWER DRUM SONG」が、 4月23日~30日、 東京・大阪で上演予定。
本作は、『サウンド・オブ・ミュージック』や『王様と私』など、多くのブロードウェイの名作を手掛け、 1940~50年代の“ミュージカル黄金時代”に数々の名作を生みだした名コンビ“ロジャース&ハマースタイン”が手掛けたブロード ウェイミュージカルのリバイバル版。トニー賞受賞作家であるデビット・ヘンリ ー・ファンがリバイバル版として新たに脚本を手がけ、2002年に初上演。そして2022年春、満を持して日本国内で初となるプロ上演が実現する。
今回、主演ワン・ター役を古屋敬多が、そしてターに想いを寄せるウー・メイ・リー役は桜井玲香が演じ、共に主演を務める。そしてフランク莉奈、砂川脩弥、泰江和明、更に八十田勇一、彩吹真央、石井一孝ら実力派俳優も名を連ね、華やかな世界観のミュージカルを。
演出は、劇団四季で『ウエストサイド物語』『キャッツ』などの主要な役を務め、退団後は振付家として、『マイ・フェア・レディ』『サウ ンド・オブ・ミュージック』など有名作品の振付を手掛け、更に演出家としても、ブロードウェイミュージカル『ピピン』などを手掛けてきた上島雪夫が務める。
サンフランシスコのチャイナタウンを舞台に、ショービジネス界で生きる人々の“夢”や“愛”をどう描くのか…。
冬に逆戻りしたかのような寒い1日、都内某所で取材会が行われた。
歌唱披露、まずはプロローグ、このミュージカルのテーマ曲でもある「1億の奇跡」でもある。それから「グラント大通り」、ここのパートは出演者全員が登場する、華やかで見どころの一つ。このナンバーの前半が公開された。そして、「記憶から滑り落ちて」、ここでバックダンサーに扮した砂川脩弥は、初ミュージカルにして四声のコーラスに挑戦する。最後は「日曜日」 、古屋敬多が演じるワン・ターの魅力がいっぱいに充満する。甘い雰囲気の楽曲だ。
それから会見が行われた。意気込みや稽古の様子などを語った。
古屋敬多
稽古10日ですが1ヶ月やった凄い、短い期間でどんどん進んで…試されている、必死に食らいつこうと。一つ一つ真剣にやらないと
みんなで深めあっている、登場人物が個性的、動物園というか…ワンさん(石井)は特に凄い人生を歩んでいます(「俺、ライオンかな?」と本人)。稽古場は楽しくやっているので、コメディの良さを。もしかして、気づけば本番のステージの上なんだろうなというスピードで進んでいます。予防対策しっかりやって本番目指してして頑張っていきたい
石井一孝
チームワークがどんどん、船に乗っている運命共同体、絆ができている。信頼しゃっちゃう。喧嘩しておる中で愛が溢れるワン役、ミュージカル100年の歴史の中でも、屈指の輝きを放つ、大作曲家の作品です。風変わりなんでしよね。東洋的題材、東洋的なメロディが好きな作家さん、シンプルなメロディに見えて、ものすごく難しい、そこに挑む。ロジャーズの中でも日本ではあまりやられていないみたいで。日本に根付いていければなと思ってやってます。キャスティングが見事にハマってるんです。古屋さんと桜井さんの初々しさ、見事です。砂川脩弥はシャイな犬(笑)。みんなナイス!役を与えられて輝いている。夢と希望をお届けできたらと思っています。是非とも!!
桜井玲香
不法移民中国からサンフランシスコにやってきた女の子の役です。うーーーん共通点(笑)??まだ、作ってるので(笑) 自分が思うままに役を作ろうとあまりせずに、自分の感情が動いたままに、できるのかな?と思いつつ。イメージは昔ながらのいちにほ下がって男性についていく?ちょっと動作を…もう少し、女の子らしく作ってゆきたいなと。この作品のオリジナルができてからかなり時間が経っているので、クラシカル要素が強いですが、今回はオリジナル版でラブストーリー要素が強く描かれていますが、社会背景もしっかり描かれているので、わかりやすいストーリーになっててクラシカルさも残っています。本当に素敵な作品になっているのでいろんな方に!!
彩吹真央
共通点としてはショービジネスの世界で一所懸命生きていく、 いろんな方々を楽しませたい、幸せになってもらいたいと言うところが一緒かな?中華料理好きですし、お稽古していたら、餃子食べたい、中華料理が食べたくなる (笑)。王道のミュージカルだと思っています。楽曲が素晴らしい。東洋と西洋の混ぜ合わせた魅力、新しいもの古いものの対比、皆さんの笑顔が元気の源になっているので!お待ちしています
フランク莉奈
ローは、スターダンサーで自由奔放で強い女性です。大先輩の背中を見てスターになりたいです。テーマ性の強い作品だと思います。楽曲はハッピーで。皆さんに楽しんでいただけるように!劇場でお待ちしています
八十田勇一
僕の個人的なことですが、東宝のミュージカル映画『君も出世できる』やクレイジー映画などが大好きなので、あれが(笑)、少しでも僕も三木のり平さんに近づけるよう、、ずっと考えています。ラブコメで、コメディ要素いっぱいです。チンさん役なんですけど、普段からジャニーズのふぉ〜ゆ〜のみなさんからなぜかずっとチンさんと呼ばれていて…。『チンさん役きたで!!』ふぉ〜ゆ〜のみなさん!観にきてください
砂川脩弥
皆さん素敵なキャストさんで精一杯食らいついて、自分の持つ力を100%、精一杯出しきりたい。笑顔になってる自分がいます。しっかり演じて!
ストーリー
サンフランシスコのチャイナタウンに住む中国人のオペラ歌手ワン・チーヤン(石井一孝)の息子、ワン・ター(古屋敬多)。
今日も親子でゴールデン・パール・シアターにたつが観客はまばら。そこへ中国で父親が亡くなり、父親の友人であるチーヤンを頼って中国からサンフランシスコにやってきたメイ・リー(桜井玲香)。人手不足で娘役を演じていたターは、これ幸いとリーに役を引き継ぐ。
ターは、オペラハウスを西洋風のナイトクラブに変えようとしていた。ナイトクラブのショーを観たマダム・リャン(彩吹真央)はゴールデン・パール・シアターをテコ入れし、新たに「クラブ・チャプスイ」として生まれ変わらせる。「クラブ・チャプスイ」で満を持して上演されるショーの衣裳を全部タダでつくった代わりに主演の座を手にしたハーバード(泰江和明)があまりにも役に合っていなかったのをみたチーヤンは自分で舞台の上へ。大成功を収める。
リーは着飾ってターのもとへ行くが、ターは相変わらずナイトクラブのスターであるリンダ・ロウ(フランク莉奈)に夢中。
傷ついたリーはクラブを抜け出し、フォーチュン・クッキー・ファクトリーで働くことに。そこで出会ったチャオ(砂川脩弥)に「一緒に中国に帰ろう」と愛を告白される。父親からもらった形見のドラムを売り、旅費の足しにすることを決意する。
チーヤンの友人チン(八十田勇一)からリーの居場所をききだし、質屋にドラムが売られたことを知ったターは…。
概要
タイトル:ミュージカル「FLOWER DRUM SONG」
出演:古屋敬多(Lead) 桜井玲香/フランク莉奈 砂川脩弥 泰江和明/八十田勇一 彩吹真央/石井一孝 他
作曲:リチャード・ロジャース
作詞:オスカー・ハマースタイン2世
脚本:デビッド・ヘンリー・ファン
原案:オスカー・ハマースタイン2世 ジョセフ・フィールズ
原作:C.Y. リー
演出・振付:上島雪夫
日程・会場:
[東京] 2022年4月23日(土)~27日(水) 東京・日本青年館ホール
[大阪] 2022年4月29日(金)~30日(土) 大阪・森ノ宮ピロティホール
※初日・千穐楽SPカーテンコール:開幕・千穐楽を記念し、キャストよりご挨拶あり
企画・製作:エイベックス・エンタテインメント
東京公演問合: 0570-550-799 (平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
大阪公演問合: 0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)
公式HP:https://flowerdrumsong.jp/
公式Twitter:@flowerdrumsong