ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』、10月1日より東急シアターオーブにて開幕。
この作品は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーが、ドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場に再生する物語の同名映画(2005年公開)のミュージカル化。シンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な楽曲が大きな話題を集め、この夏にオフブロードウェイでの上演も決定している、今なお人気を集める大ヒット作品。
日本では、2016年に初演、2019年に再演、2022年秋、待望の2度目の再演!
出演陣には、経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役に小池徹平、ドラァグクイーンのローラ役には新たに城田優。また、他共演者には、初演、再演に引き続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢が、工場長ジョージ役をひのあらたが務める。
ジェリー・ミッチェルより
3回目のキンキブーツと共に東京に戻ってくることができて嬉しいです。
徹平、ソニン、成実、勝矢、あらた、そして今回は優が率いるカンパニーのステージを見てとても興奮していま す。
徹平演じるチャーリー・プライスとそれぞれの登場人物の関係性がキンキーブーツのストーリーの中で完成されていて、全てのエンジェルスとファクトリーワーカーがこの作品に魔法をかけています。そして城田優は美しく、背が高く、ローラとしてとても感動的な存在です。彼の歌声は一流で、そして素晴らしい俳優でもあります。彼のローラを日本の皆様に紹介できることを楽しみにしています。改めてまたこの東京で、特に私たちが一緒に耐え忍んだこの2年間の後に、皆様をこの作品で元気づけることができて(=Raise everybody up)とても嬉しいです。愛と共にみんなで前に進みましょう、素晴らしい公演になりますように。
STORY
イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(城田優)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…!
概要
ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』
東京公演:2022年10月1日(土)~11月3日(木・祝)東急シアターオーブ
大阪公演:2022年11月10日(木)~11月20日(日)オリックス劇場
配役:
CHARLIE PRICE(チャーリー・プライス):小池徹平
LOLA(ローラ):城田 優
LAUREN(ローレン):ソニン
NICOLA(ニコラ):玉置成実
DON(ドン):勝矢G
EORGE(ジョージ):ひのあらた
PAT(パット):飯野めぐみ
TRISH(トリッシュ):多岐川装子
HARRY(ハリー):施鐘泰(JONTE) etc.
脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力/上演台本:岸谷五朗訳詞:森 雪之丞
オフィシャルサイト:http://www.kinkyboots.jp
撮影:金丸雅代