新国立劇場 開場25周年記念公演 『アイーダ』

豪華絢爛な古代エジプト世界が眼前に!ゼッフィレッリの『アイーダ』を開場25周年記念に上演。
新国立劇場開場記念公演として上演して以来絶大な人気を誇るオペラ『アイーダ』。
古代エジプトの戦士ラダメスと敵国エチオピアの 王女アイーダの悲恋を描いたヴェルディの祝祭的大作を、5年ぶりに上演。

映画史・舞台芸術史に燦然と輝く伝説的巨匠ゼッフィレッリによる『アイーダ』は粋を極めた演出で、古代エジプト世界が舞台に蘇り、 息を呑むばかりの豪華絢爛な舞台美術がダイナミックに展開。有名な第2幕“凱旋の場”は、総勢300名もの出演者が登場す る大スペクタクル。オペラファンならずとも人生で一度は観てみたい名舞台。また、2023年は奇しくも、作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901) 生誕 210 年にして、演出家フランコ・ゼッフィレッリ(1923-2019)生誕 100 年の記念年。

フランコ・ゼッフィレッリ

指揮にはメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座などの著名歌劇場で活躍するカルロ・リッツィが登場。特にヴェルディ作品では世界最高の知識とセンスを持つと絶賛される名指揮者登場。アイーダ役に日本のファンも多い名ソプラノのセレーナ・ファルノッキア、ラダメスに世界最高峰のテノール、ロベルト・アロニカが出演するのもオペラファンの話題の的。
アイーダの父アモナズロには、スケールの大きな歌唱で絶賛されるバリトン須藤慎吾、司祭長ランフィスに日本の誇るバス妻屋秀和、エジプト国王に実力派バス伊藤貴之、伝令に人気絶頂のテノール村上敏明と国内トップ歌手が揃うのも、祝祭にふさわしい顔ぶれ。巫女役には、新国立劇場 オペラ研修所を経てイタリアで研鑽を積んだ大型のメゾソプラノ十合翔子が新国立劇場のシーズン公演デビューを飾る。
オペラならではの声のスペクタクル、目にも耳にも贅沢極まる特別公演『アイーダ』。

<『アイーダ』ダイジェスト映像>

概要
公演日程:2023年4月5日(水)18:00/8日(土)14:00/11日(火)14:00/13日(木)14:00/16日(日)14:00 /19 日(水)18:00/21 日(金)14:00
会場:新国立劇場 オペラパレス
指揮:カルロ・リッツィ
演出・美術・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ
照明:奥畑康夫
振付:石井清子
再演演出:粟國 淳
舞台監督:斉藤美穂
出演
アイーダ:セレーナ・ファルノッキア
ラダメス:ロベルト・アロニカ
アムネリス:アイリーン・ロバーツ
アモナズロ:須藤慎吾
ランフィス:妻屋秀和
エジプト国王:伊藤貴之
伝令:村上敏明
巫女:十合翔子

芸術監督:大野和士
公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/aida/
新国立劇場「アイーダ」2018年公演より 撮影:寺司正彦